パクパク日記233

         桜がぱ〜っと咲いて、ぱ〜っと散っています

    

318日(月)鹿児島は風が強く曇り時々晴れですたい

朝 鹿児島「妙見石原荘」 豪華な朝食(赤いグレープフルースジュース、自家製豆腐、自家

   製さつま揚げ、焼魚の醤油風味、厚焼き卵、モロコの佃煮、独活サラダ、コンニャクと若

   布の酢味噌和え、おから、梅干し、キャベツと黄ニラのお浸し、香の物、釜炊きご飯、ア

   サリの味噌汁、苺

   

   

早朝起きて天降川沿いの露天風呂を独り占め。あぁ気持ち良かぁ。お腹も空いたぞ。8時に予約

していたのに7時20分にして貰って石原荘自慢の朝食が始まる。自家製汲み上げ豆腐は大豆

の風味豊か。自家製さつま揚げは具だくさん。何よりのご馳走は部屋ごとにお釜で炊いたご飯。

オコゲは残念ながら出来ていなかったが、うまいねぇ。朝食を大事にする宿はよろしい。

昼−1 霧島神社「たかぎや」山菜ワカメ手打ちそば 700

      山菜ワカメになんで天カスがはいっているのだ?

「霧島名物手打ちそば」とあった。そば好きには嬉しい。早くに朝食を摂ったので腹ペコ。さ

ぁと食べ始めてびっくり。「切れ切れの蕎麦のモロサや白妙のツナギ何処や春は哀しき」と言っ

た具合で、箸で掬う度に短い蕎麦がポチャンと落ちる。底に溜まった蕎麦は哀しき。

昼―2 鹿児島空港「福ふく」 さつま汁うどん880

    

昼の蕎麦が食べたのかどうかわからないような代物だったので、午後3時半に「報復昼食」。子

供の頃、具たくさん汁が得意な母がよく作ってくれたさつま汁。大根や人参、こんにゃくなど

の具に豚肉とさつま芋を入れた味噌味だった。懐かしさの余りに注文。具たくさんな上、うど

んも透明でシコシコしていてとてもうまい。昼の蕎麦と180円しか違わないのに、この充実感

の違いは何だ!「福ふく」は鹿児島でうどん&そばの店やラーメン店などを手広くやっている

みたい。さっき行って来た霧島温泉郷のパライソにあった「寿庵」もこの店の姉妹店なんだぁ。

夜 家食 ほんのちょっとのご飯とさつま揚げ、ワカメスープ

    

内容に問題はあるとはいえ、一応3食は摂ったんだからイケナイヨネと思いながらちょっと一

口。買って来たさつま揚げが腐るともったいないしさ。石原荘の柚子胡椒が思いっきり辛い。

たっぷりさつま揚げに塗って食べた。                     無酒日

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3月19日(火)晴れ 家の裏の桜は5分咲き

昼 新橋・上海家庭料理「謝々」 野菜煮込み麺 750円 杏仁豆腐100

    

野菜煮込み麺をウンと辛くして、と頼んだ。唐辛子がたくさん入っているが、野菜を煮込んだ

甘さがあるので、それ程は辛くない。JR新橋駅から外壕通りを渡って1本数寄屋橋寄りのガー

ド下にある店だが、今は空いているのでゆっくり食事が出来る。

夜―1 築地「某」 ほうれん草と昆布のお浸し、空豆、蕗のとう、コハダの酢もの、ホタル

      イカ、ブロッコリーとポテトサラダ、平目のエンガワの刺身、厚焼き卵、シャコの刺

      身、若竹煮、生海苔の味噌汁、ビール、冷酒(立山、浦霞辛口)

   

   

   

いつ来ても酒呑みには嬉しい料理に溢れている。店の仕舞い時間が早いのも築地型か。

夜―2 築地「カフェ・カボ・サンルーカス」 ジントニック

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3月20日(水)晴れ 桜満開

昼 新橋・正宗中国四川料理「趙楊」 坦々麺 900

    

先週の「麻まー」を食べたくてまた「趙楊」へ。でも昼は本格麻の料理は無いのよね。残念。

夜 四ツ谷3丁目「某」 京菜の塩もみ、汲み出し豆腐、アンコウの肝、湯葉を入れた山芋の

   パンケーキ風、牛肉とキクラゲのオイスターソース炒め、漬物、さつま揚げ、タタミイワ

   シ、キムチチキンチャーハン、韓国海苔、ビール、凍結酒をしこたま

  

  

未だ見ぬ某国についてSブーちゃんからレクチャーを受ける。某国フェチの彼女の知識は凄

い!午前1時半には、もう行って帰って来たような気分になった。行く必要ない?

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321日(木) 曇り 満開の桜に強い南風が

朝 家食 讃岐うどん(さつま揚げ、絹さや、卵、細ネギ)、奥中山農協の洋梨のヨーグルト

     

おやつ ウェスティンホテルとクローバーのクッキー、千草28

     

珍しく人生のことなどを考えていたら夕方になってしまった。たまには私も真剣になるのだ。

夜 家食 笹八の穴子ちらし鮨、ブロッコリーとタラバ蟹のサラダ、青おさと豆腐のすまし汁、

   鹿児島のさつま揚げ 石原荘の柚子胡椒と大根おろし

 

青おさとは、天然ヒトエグサ。乾燥したものを鹿児島空港で買ったが、水に戻すと6倍に増え

る。プ~ンと磯臭くてうまい。これを味噌汁にしたら、築地「某」の生海苔の味噌汁と同じよう

な味になるかも。さつま揚げには生姜が普通だが、石原荘の柚子胡椒をつけて食べる。無酒日

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3月22日(金)曇り後雨 昨日強風に痛めつけられた桜に無情の雨・・・

朝 家食 ボンゴレ・ビアンコスパゲティ、茹で豆とキュウリの人参サラダ 胡麻タレ、青お

   さと豆腐のすまし汁

  

自分で作ってこう言うのも何だが、今まで食べた中で一番うまいボンゴレスパゲティだった。

おやつ 大和屋のブランデーケーキ、クッキー、千草28

夜 家食 春キャベツと豆のスープ、時鮭、ネギジャコ納豆、海ぶどう、中華春餅、ご飯

  

昨日強風に痛めつけられた桜が散り始め、花びらを浮かべた神田川は白くなった。夕方には無

情の雨・・・。今年の桜は散々だねぇ。桜も夢子も「春の愁い」って感じですな。そんな時は

いっぱい食べましょう、ということで鍋いっぱい春キャベツと豆のスープを作る。海ぶどうは、

本郷の中村屋で初めて食べたが、鹿児島空港に売っていた。「グリーンキャビア」と呼ばれ別

名は「長命草」。宮古島以南でしか採れないんだって。プチプチとした歯ざわり。  無酒日

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3月23日(土) 曇り一時雨のち晴れ

昼 家食 野菜たっぷり焼き大門素麺、凌ぎ素麺、春キャベツと豆のスープ

  

大門素麺はオオカドソウメンと読む。富山は砺波の名物である。寒い上に湿気の高い砺波の冬

に手間ヒマかけて作られた素麺。だから素麺なのにコシがある。3〜4人分をクルクルっと巻い

て紙で丁寧に包装されている。以前富山に行った時買って来て以来ファンなのだが、今回T

んが送って下さった。嬉しい。今日はコシの強さを考えて、焼きビーフン風にしてみた。でも

素麺のままも食べたいから、少しだけ「凌ぎ素麺」なんて言ってね、食べちゃった。

おやつ 奥中山農協のジャージーヨーグルト きな粉と擦り胡麻ブルーベリー蜂蜜かけ、大和

       屋のブランデーケーキ、千草28

    

奥中山農協のジャージーヨーグルトは実にうまい。滑らかでコクがある。その上にきな粉と擦

り胡麻をかけてしかもブルーベリー蜂蜜をかけるのだから、栄養的にもスバラシイおやつ。

夜 家食 ブロッコリーのタラバ蟹あんかけ、ニラ饅頭と野菜炒め、沖縄のもずく、ネギジャ

コ     納豆、春キャベツと豆のスープ、ご飯、鹿児島のたんかん          無酒日

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3月24日(日)晴れ

朝 家食 チューダーチーズ・トースト、春キャベツと豆のスープ、トマトとキュウリのサラ

   ダ 胡麻ドレッシング、鹿児島のたんかん

 

桜島でたんかんのジュースを飲んでびっくり。酸味より甘味が強い。うまいなぁ。柑橘類はた

くさんあるけれど、このたんかんはタダモノではない。日銀「短観」と覚えよう。

おやつ リーガロイヤルホテル早稲田「カフェ コルベイユ」 スープ仕立ての季節の果物と

       バニラ風味のアイスクリーム 1200円、コーヒー 600

  

「コーヒーショップ コルベイユ」が3月21日より「カフェ コルベイユ」として大幅なリ-

ニューアル。床の半分をフローリングにし、入り口はパリのカフェ風に緑の日除けも。4月1

日から「リーガロイヤルホテル早稲田」から「リーガロイヤルホテル東京」にホテル名が変わ

るのでオシャレにしたのね、きっと。プールで水中歩行&水泳を1,3キロやったのでご褒美に大

きなデザートを注文。これでは運動の効果も水の泡でしょうか。

夜 家食 薩摩地鶏の炭火焼丼、沖縄のもずく、プチトマト、春キャベツと豆のスープ

    

旅に行くと「買出し」かと思われる程、その地の食材を買って来る。この薩摩地鶏の炭火焼も

そう。どうやって食べるか考えた末、丼にすることに決定。少なめのご飯を丼に入れ、煎り胡

麻、焼海苔を散らして、その上に味付けされた薩摩地鶏の炭火焼をのせる。トッピングに細ネ

ギと海苔を散らして出来上がり。香ばしい鶏がうまい! 鹿児島、宮崎、大分、熊本と九州は

どうして鶏が美味しいんだろ。作り過ぎた春キャベツと豆のスープもやっと終わり。 無酒日

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【今週の振り返り】

水が温み始めると空が何となく春めき、桜の蕾の膨らみが少しずつ大きくなる。「♪梅は咲い

たかぁ 桜は未だかいな ♪」なんて端唄を口ずさんでいるうちに、気の早い一輪がポッと咲

き始め、2分咲、5分咲、やがて満開に・・・・。これが正しい桜の咲き方であった。人々は十

分に待たされ痺れを切らす頃「お待たせ〜!」とオオトリの大スターのようにお出ましになる

桜。それがどうだ、今年の桜は。4月〜5月頃のような暖かい日が続いたら、アッという間に満

開になってしまった。待つ楽しみもあったものではない。すると強い南風は吹くわ、雨は降る

わで、今度はアッという間に散り始めて。花を見るのは好きだが、所謂「お花見宴会」は苦手

だ。敷物があっても地べたに座って、昼日中から紙コップで酒を飲み、カラオケ歌って酔っ払

うなんてやだもんね。「花より団子」でなくて「団子より花」。食い意地張ってる私でもそん

な面がある。それに自宅の裏は桜並木の名所だしね。花見は自宅で。下の写真は自宅の裏の桜。

  

           私は断然「花より団子」ダス!

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