パクパク日記242

    お芝居を3つも観た。人間は、人生という舞台で自分を演じる役者?

    

4月8日(月) 晴れ

昼 銀座「MELL’S KITCEN 本日のパスタランチ(サラダ、小海老とレタスの軽いクリーム

   ソーススパゲティ、バゲット、ミルクティ)1050円、デザート(黒胡麻ソースのアホガッ

   ト) 315

  

場所柄を考えれば、このランチはお得。デザート無しなら、お茶までついて1050円。ゴルゴン

ゾーラらしいチーズを入れたソースで和えたサラダは上等。バゲットは温めてあり、バルサミ

コ酢を入れたオリーブオイルにつけて食べる。スパゲティも塩味が全く尖っていない優しい味。

いいな、ここ。肉や魚料理のランチ、クラブハウスサンドも魅力的だった。こんど食べよっと。

夜−1 新橋・正宗中国四川料理「趙楊」 お任せコース(五色四川攅盆(きゅうり・腸詰め・

      生海老・生ホタルイカ、骨ツキスペアリブ)、フカヒレの酸辛姿煮、豆花(四川料理の

      特別スタイルの辛い豆腐料理)、香辣仔鶏(朝天椒の風味で食べる鶏肉のフライ)、お

      こげ料理、陳麻婆豆腐、汁無し坦々麺、魚の浮き袋とクコのスープ、カスタードの揚

         げ菓子、ビール、紹興酒ロック

   

    五色四川攅盆              謎の辛さ・フカヒレの酸辛姿煮        香辣仔鶏

   

          豆花(四川料理の特別スタイルの辛い豆腐料理)

   

    サクサクっとおこげ料理      陳麻婆豆腐 ご飯にかけると辣と麻がたまらない!

   

今日も不思議な魅力の汁無し坦々麺  魚の浮き袋とクコのスープ    カスタードの揚げ菓子

「紫禁城の4人」でMさんの送別会。5年前北京の人民大会堂で中国語入りのスピーチをして

冷や汗百斗流した恥かき経験を又思い出してしまった。大汗かく私の横で「随行員」然と涼し

い顔していたMさん、今日は「趙楊」の料理で滝のような大汗を流した。ザマーミロ。送別会

と言っても、会社が別になった位で友情が途切れる訳ではないし、次回の開催時期まで決めて

しまう。今日初体験だったフカヒレの酸辛姿煮(正式な料理名は知らない)は、透明のトロミのあ

るソースだったので淡白な味かと思いきや、酸っぱくて辛くびっくりした。辛味の正体を趙楊

さんに聞くと「唐辛子」だけど、何故赤くならないかは企業秘密だって。おこげもうまい。

夜―2 銀座「MONDE バー」 フローズンダイキリ、チェリーブロッサム、ジントニック

   

夜―3 銀座「スランジーバ」 ビール、あとは・・・?

「深酒はもうしません!」と誓ってから、未だ4日だと言うのに・・・・。ダメな私・・・。

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4月9日(火) 曇りのち雨 風強し

昼 横浜「ホテルインターコンチネンタル」 和風弁当

   

2日酔いでも、しっかり食べる。2200人分のお弁当作るって大変なんだろうな。冷めることを

考慮したのだろう、吸い物は「冷製野菜の清し汁」だった。横浜で大会議がありました。

夜−1 横浜「横浜ロイヤルパークホテル」 鉄板焼「よこはま」 近江牛のタタキ、生野菜

       のサラダ 和風ドレッシング、フレッシュフォアグラ 蜂蜜とフォンドボーピンクペ

       ッパーソース、野菜の盛り合わせ焼 胡麻と大根おろしのソース、銚子沖の小鯛のソ

       ティ カリカリジャコ添え スペシャルグリーンソース(ブロッコリー、にんにく、

       アンチョビ、胡麻)、ガーリックチップ、ガーリックライス、味噌汁、生ビール、赤ワ

       イン(シャトーエルミタージュ)、酔鯨

   

       絶品!近江牛のタタキ    生野菜のサラダ        甘く濃厚なソースのフレッシュフォアグラ 

       

       野菜の盛り合わせ焼 胡麻と大根おろしソース   小鯛のソティ      ガーリックライスと味噌汁 

みなとみらい21には3つのホテルがあるが、「横浜ロイヤルパークホテル」だけ泊まったこと

がなかった。折角行くのだからと宿泊することに。たくさんのレストランから選んだのは、や

っぱり鉄板焼。結論を先に言えば、「よこはま」はいいわ、うん。いつもコースを選ぶが、今日

はアラカルトから自分用のコースを組み立てた。量が多すぎた反省はあるものの、とても良い

選択をした。近江牛のタタキは軽く炙った周りがほんのり香ばしく、1頭でほんの少ししか取れ

ない、業界用語で言う「かぶり」の肉の旨いこと!野菜の盛り合わせ焼は、茄子、シメジ、玉

葱、小松菜、じゃが芋の5種を2種類のソース食べる。丁寧な仕事。小鯛のブロッコリーソー

スもオリジナリティ溢れるが、月毎にソースを変えるのだそうだ。次に泊まる時もここにしよ。

夜―2 横浜「横浜ロイヤルパークホテル」 メインバー「ロイヤルアスコット」ジンベース

       のオリジナルカクテル、ジンフィズ、ザ・マッカラン18年 ジーガー

   

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4月10日(水)曇り やっと平年並みの気温

朝 横浜「横浜ロイヤルパークホテル」 日本料理「四季亭」 和朝食(カマスの焼物、山海漬

け    烏賊素麺、茶碗蒸し、野菜の炊き合わせ、海苔、漬物、浅蜊の味噌汁、ご飯)、常備菜

(    梅干、こんにゃく煮、ちり緬山椒)

   

昼 代々木「BOO DOOAランチ(回鍋肉、マカロニ、レタスサラダ、ご飯 コーヒー)950

    

夜 赤坂「タート・ヴァン」 フォアグラムースとメルバトースト、フルーツトマトのサラダ、

ジ   ジャーマンポテト、スパイシーカツサンド、筍と独活のピクルス、ギネス、ジントニック  

   

  大好き!フォアグラムースとメルバトースト フルーツトマトのサラダ  変わったジャーマンポテト

    

        スパイシーカツサンド         筍と独活のピクルス

赤坂ACTシアターに韓国ミュージカル「NANTA」を見に行く。いやはや5人の出演者の体力

に圧倒される。これを12回公演もやるの?! 野菜を激しく切り刻む場面は何度かテレビ

で見たことがあったが、Mさんがプレゼントして下さった席は最前列。玉葱やキュウリが飛ん

で来たら洋服台無しだなぁ、と本気で心配する。舞台に撒き散らした野菜はかなり臭かった。

赤坂では一番お気に入りのバー「タート・ヴァン」で食事。ここの料理は、バーとは思えない

本格的かつオリジナルな料理ばかり。美味しかったぁ。反省モードなので1軒だけで帰った。

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4月11日(木)曇り夜半より雨

昼 新橋「焼売 太楼」 酸辣麺 1050円、焼売2320

ここの一番の売りは、その名の通り焼売。美味しいですよ。そのわりに、いつも麺ばかりだが。

夜 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 茹で立て空豆、揚げ春巻きのアジアン

  テースト、オイルサーディン、オカキ、ギネス、デュベル、ジントニック、ルミエール、

  ギムレット、ドライマティーニ

  

   

「新しい光」の意のルミエール           ギムレット       ちょっぴりおまけ付きのドライマティーニ

11日というのに今月2回目のプール。後半頑張らねば。シェフが変わったのだそうで、その関

係か今月の料理に揚げ春巻きのアジアンテーストなんて変わった料理。この甘辛のソースが美

味しくて美味しくて、春巻きが無くなってもオカキを頼んで全部舐めてしまった。「ルミエール」

は、ブルーキュラソーをベースに敷きヨーグルトとピーチのリキュール。キレイだし、優しい

魅力的な味。ドライマティーニは久々だが、おまけを付けて貰って、嬉しいな。

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4月12日(金)雨のち曇り夜半雨

朝 家食 マカロニ海老グラタン、海草サラダ、ワカメスープ

      私には珍しいコンビニグラタン

昼 歌舞伎座「カレーコーナー」 カレー700円、コーヒー300

    

4月の歌舞伎座は、六世中村歌右衛門一年祭とその子息二代魁春の襲名披露。六世歌右衛門の

専売の役で琴、三味線、胡弓の3つの楽器を、それも見事に弾きこなさなければならない「壇

浦兜軍記 阿古屋」は玉三郎が引き継いだ恰好だが、それを観るために昼の部に行く。私も琴

も三味線(こちらはちょっとだけど)も習っていたが、あまりに上手なのでびっくり。重量十

数キロの傾城の衣装で、手元も見ずに歌いながら琴を弾くことは、スジの良い人が長年じっく

り稽古を続けていなければ出来ない芸当。スンバラシイ!しかも演奏すること自体芸ではない

んだから奥が深いよね。しっとりした演目の中で「人形ぶり」で岩永を演じる勘九郎が笑わせ

る。「鴛鴦襖恋睦」の雌鴛鴦の精の福助、「忍夜恋曲者 将門」で傾城如月を演じたニ代目魁春

も良かった。歌舞伎座内で食事をする場合、3階おでん屋で販売している600円の赤飯弁当が

一番安いが、次のグループが、700円のサンドイッチとこのカレー。辛くもないし、特に味が

どうのこうのというものではないが、手早いのがいい。お弁当を持参すればもっと安いけど。

午後のおやつ 新橋演舞場にて 「新杵」焼豆大福、お茶  

歌舞伎座の次は新橋演舞場ですかぁ? え、え〜。近所なのでちょっとハシゴしましたの。何

と言っても猿之助さんの「スーパー歌舞伎」ですしね。しかも、最前列の花道横の席が4つ取

れましたのよ。ビニールシートが配られましたけど、盛大に水を被ってしまいましたの。ドラ

イアイスのモクモクにムセましてね。昨年は大阪の松竹座まで観に行ったが、ホント面白い。

夜−1 銀座「寓」 いつもの前菜、自家製豆腐、レバーテースト、鯛とアボガド、生マッシ

    ュルームとクレソンのサラダ、蛸のやわらか桜煮、フォアグラのポワレ、天麩羅の盛

    り合わせ、鰆の押し鮨、ドライトマトのガーリックオイルスパゲティ、生ビール黒ラ

    ベル、ヱビスビール、ジントニック

  

  

  

演舞場からてくてく歩いて9時20分到着。金曜日だけあって店は満席。賑やかな客ばかりだ

なぁ、と少し呆れて周囲を見渡すと、8割は弊社関係者だった。あちこちのテーブルに挨拶さ

れる。感動新たな「新・三国志U諸葛孔明編」の話題で盛り上がる。来年はパートVらしい。

夜―2 銀座「MONDE バー」 ロングアイランドアイスティ、ジントニック

弊社関係者がもう1人加わりバーに5人でなだれ込む。ここも満席で奥の個室へ。ラッキー。

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413日(土) 曇りのち晴れ

朝 家食 鳥取米子「米吾」の昆布巻さば寿し、めかぶ、青おさと豆腐の味噌汁

   

海草3点セット朝食。米吾のさば寿しは、鯖の身が厚く、特製の醤油をつけて食べると旨みが

増す。他にも鱒、鯛、蟹、鯵のお寿しがあるらしい。「海草類」マイブームが続いている。

おやつ 黄粉とウグイス黄粉のわらび餅、千草28

    

夜―1 恵比寿「イーストギャラリー」 結婚披露パーティ料理、ウーロン茶

  

41歳になってしまったI・Mリンがメデタク結婚。良かったねぇ、Mリン。合計75歳の新郎

新婦が初々しい。こんなお料理を少しずつ、ウーロン茶と一緒に。パーティでも酒飲まず。

夜―2 家食 鳥取米子「米吾」の昆布巻さば寿し、青おさと豆腐の味噌汁

パーティで食べた小皿2皿が料理の部、いわゆる食事は帰宅してから。朝の残りで。 無酒日

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414日(日)晴れ

朝 家食 簡単トムヤムクンスープ、アボガドと生野菜のレモンドレッシング、トースト 

  レモンジャム

  

酸っぱい3点セット朝食。こんなに酸っぱいと歯が浮く。レモンジャムは谷井農園製。

おやつ 黄粉とウグイス黄粉のわらび餅、千草28

プールで1,3キロも歩いて泳いだら、お腹がぺこぺこ。わらび餅をた〜っぷり頂きました。

夜 家食 中華風豆腐のふわふわ炒飯、ノルウェイのオイルサーディン、和風野菜サラダ、タイ

  のトムヤムクンスープ 

  

4カ国の料理を揃えた夕食、でもないか。豆腐のふわふわ炒飯の余りの旨さに、食べている間ず

っと「うまい!」と叫んだ。ほ〜〜んとにうまいのよ! 我が家の定番料理に決定。 無酒日

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【今週の振り返り】

「スーパー歌舞伎」が大好きである。1986年「ヤマトタケル」から始まった「スーパー歌舞伎」

は「リューオー」「里見八犬伝」「オグリ」「カグヤ」「オオクニヌシ」「新・三国志」「新

三国志パートU 諸葛孔明編」と8作の作品が上演されてきた。もちろん全作品観ているし、

何度も観たものもある。じゃ、「スーパー歌舞伎」って何なんだということで、主宰者の猿之助

さんはこう言っている。「・・・近代の新歌舞伎があまり顧みようとしんなかった古典(江戸)

歌舞伎の演技・演出上の諸要素(省略 注:夢子)を意識的に採り入れ、なおかつ現代人に感

動を与え得る、テーマ性のある物語を目標に始めた・・・」。「スピード、スペクタクル、スト

ーリーを旨とする」と表現していた時もあった記憶がある。台詞は現代語、オーケストラの音

楽も入る、30トンもの水を使っての大立ち回りや屋台崩しなどの大仕掛けも多彩、早変わり、

煌びやかな豪華な衣装、京劇団との競演作もあり、お約束の宙乗り・・・。もう、大向こうを

楽しませるために「これでもか、これでもか」と繰り出される超一級のエンターテイメントで

ある。大歌舞伎ファンには「あれはケレンでしょ?」などと知ったような言葉で軽く見る人も

いる。オペラファンがオペレッタを一段見下した言い方と同じだ。ラグビーファンがアメフッ

トを評する時のようでもある。ちゃうやん!どれもそれぞれの魅力があるんだ。私は歌舞伎も

オペラもラグビーも好き。でもスーパー歌舞伎、オペレッタ、アメフットがもっと好き。劇場

を出て来る人々の目を見てよ、別世界を深く味わった感動でみんなピカピカ光っているよ。

    「私もスーパー歌舞伎好き」「一度も観てないのに嘘つくな!」

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