パクパク日記5年9月3週

       初秋の信州は、蕎麦・温泉・フレンチ・コスモス・松茸、そしてソースカツ丼

扉温泉・明神館 ガロのソースカツ丼

9月 12日(月) 晴れ しっかり残暑ザンス

朝 家食 山羊チーズ、トマト、トースト、ナポリタン、味噌汁(じゃが芋・玉葱・油揚げ・インゲン)、ジャー

ジーヨーグルト

  

選挙速報見過ぎてちょっと眠い。しかし食欲は旺盛。昨日の夕食の残りものでささっと朝飯。旨いなぁ。

自由民主党は勝ち過ぎとちゃうやろか。朝のニュースも、そのことに興奮し過ぎ。「過ぎる」が多い朝。

昼 四谷三丁目 「メーヤウ村」 ケーンペッガイ(チキンの辛いタイカレー)とクィティアオナーム(汁ビ

ーフン)のセット 1000

    竹の子ドッサリのタイカレー

ココナッツミルク入りというのがタイカレーの特徴だ。「メーヤウ村」には3種のカレーがあり、ココナッツ

ミルク入りの辛いの、辛くないの、そしてココナッツミルク無しのポークカレーも。タイの北部にココナッツ

ミルク無しのカレーが多いと聞いたことがある。それにしても、竹の子がギョーサン入っておりますタイ。

夜−1 荒木町 「おく谷」 付き出し:五目煮、厚焼き卵、だだ茶豆、ニラ水餃子、特製ポテトサラダ、

       め ごちの天麩羅、漬け物(サービス)、カレー大根、砂肝の香味揚げ、鮭の白子(サービス)、生ビ

       ー ル、冷酒 「八海山」×3杯 @5200円

  

  

6時からKさんと打ち合わせ。立派な決算書類も出来て来た。Kさんと次に会う時は「他人(ひと)の妻」

じゃなかった「他人(ひと)の夫」。10月1日が結婚式なのである。新郎もこの次期になると忙しいらしい

よ。「おく谷」で「あなたの好きなもの注文しなさい」と言ったら、卵焼とかポテサラなんてものばかり頼む。

「他人(ひと)の夫」ならさぁ、そんなね子供が好きな料理ばかりでなく、ちっとは大人の皿も頼んだら?

夜―2 荒木町 「Deep」 ジントニック 3杯  @2千円  

「おく谷」のご主人が親しいという「Deep」というバーに行く。Kさんにはジュース飲んでなさい、と言って

ジントニック。LPレコードがギッシリあってジャズが良い感じで流れるバー。近くにこんなバーがあった。

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9月 13日(火) 晴れ あぢーー!いつまであぢーんだ!!!

昼のような遅――い朝  特製カレーラーメン、パイナップル、「オハヨー」のジャージーヨーグルト

    突如食べたくなってカレーラーメン

早起き運動をしているが、今朝6時に起きた!やったぞ。と思ったのだが、9時頃新聞を読んでいたら

そのままうたた寝をしてしまう。ダメじゃん。うたた寝から目覚めてから今月の「danchu」を読んだ。特

集の一つがカレーラーメン。サッポロスープカレーの次はカレーラーメンを売ろうというのか。でも、カレ

ーラーメンなら、釧路の「娘娘」(にゃんにゃん)という中華屋さんで何度も食べたことがあるぞ。火事で

一度全焼したが、再建したと聞いた。読んでいるうちに今すぐカレーラーメンを食べたくなる。で、作った。

野菜ドッサリ、トッピング三つ葉をドンと散らして和風。突然思いついて作ったので味が練れておらん。

午後のお茶 お茶の水 「マクドナルド」 マックシェーク 100円、コーヒー 100円

午後からお茶の水にある団体を訪問。カンボジアのある地方に中学校を寄付するためだ。打ち合わせ

より早く着いたので、ビルの隣のマックへ。マックシェークとコーヒー注文したら200円だった。びっくり。

夕方のおやつ 羽二重団子(餡と醤油味)、日本茶

    餡の方が美味しい

お茶の水から神田へ。この半年間来よう来ようと思い続けて、ようやくその気になったのがこんな暑い

日になっちまった。神田駅に近いという以外場所はわからない。汗びっしょりで30分も探し回り、諦め

た時そのビルは目の前にあった。なーんだ。新宿伊勢丹のバーゲンに行く予定だったが、着ているも

のが汗で濡れてしまったので着替え帰宅。神田駅構内に羽二重団子が売っていた。餡が美味しいね。

夜 赤坂 「タートヴァン」 生帆立のタルタルソースとメルバトースト、ジャーマンポテト、フォアグラ

      ペー ストとメルバトースト、スパイシーカツサンド、ヱビスビール、ジントニック 3杯 @4千円

  

    オペレッタは人々を幸せにする

着替えてお団子食べたら、次はオペレッタだ。年末年始に毎年来日しているブダペスト・オペレッタ歌劇

団の男女主役歌手のコンサートが紀尾井ホールである。オケではなく伴奏がピアノというのは寂しいが

歌手が二人じゃしょうがないか。カールマン、レハールといったオペレッタ名作曲家の曲を中心に歌姫

カロチャ・ジュジャさんと「高祖クン」ことニャーリ・ゾルターンが熱唱。スンバラシイ!ジュジャさんは、毎

回日本の歌を美しい日本語で歌うが、今日は「さとうきび畑」。彼女は歌詞の意味がわかっている。次

はニューイヤーコンサートでお会いしましょう!幸せな気分で、4人は赤坂に飲みに行く。「タートヴァ

ン」に行ったら、大昔一緒に歌ったことがあるイシバシクンにバッタリ会った。オペレッタの夜は楽しい。

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9月 14日(水) 晴れ(松本) 最後の残暑?あぢぢぢ

朝 新宿 「サンマルクカフェ」 胡麻チーズパン、卵パン、アイスコーヒー

念のため小S子さんにウェークアップコールをお願いして良かった。自分で起きたのに再び夢の中にい

たから。ありがとねー。最後の荷作りして出発。朝ご飯は新宿駅でパンとコーヒー。家食の方がいい。

昼 松本・開智 「そば処 もとき」 天ざる蕎麦(蕎麦二枚) 2200

  

  

あずさ号に乗る。新宿駅大改装のせいかどうか、中央本線に乗るには地下鉄降りてから10分もかか

る。遠い!東京駅で京葉線に乗るようだよ。これから中央線に乗る人はその分時間みていた方がいい

ですよ。昼過ぎ松本到着。ピーカン。ムッチャ暑いぞ。3系統のミニバスがあって便利だ。まずは腹ごし

らえと「もとき」に行く。ここの蕎麦、エラク短くて「蕎麦を手繰る」ということが出来ない。蕎麦業界のショ

ートパスタのようだ。数本箸で摘んで、薄めの蕎麦ツユにつけようとしているうちに、蕎麦はツユの中に

落下。ツユごと蕎麦を食べざるを得ないから、ツユは薄くていいのかも。希望者には長くしますと張り紙

にはあったが。「野麦」にすればよかった?そこから歩いて7分程の開智学校に行く。ここは最も古い小

学校の1つで今は博物館になっている。松本から大糸線で1時間位の信濃大町で育ったから、松本は

子供の頃から何度も来ている。それでも観光するなど、数十年ぶりか。松本城は写真を撮っただけだ。

夜―1 扉温泉・明神館 「オーガニックフレンチダイニング」 フレンチコース:鱧・活蛸・糸瓜・ジュ

       ンサ イを梅肉とやさいのジュレで、ブリオッシュとバター、畑からの贈り物(カボチャ・オクラ・人参・

       ヤン グコーン・トマト・昆布〆平目 赤ピーマンのムースとビーツとディルのソース添え、パスティヤ

       ージ ュ、スズキのグリエ フルーツトマトとハーブのソース、グラニテ:山葵とグレープフルーツの氷

      菓子、仔羊のロースト 燻製ソース 甘酢付け無花果と茄子のピューレ添え、甘い誘惑:桃とメロン

      のス ープ ミュスカのジュレで アカシアと蜂蜜のアイスクリームを添えて、ハーブティ、ヱビスビール

 750円、赤ワイン 6930

  

  

  

松本から車で30分程の扉温泉。山間の2軒宿だ。その一つ「明神館」に今晩から2泊する。今年の4月

からフレンチが加わったので、今日はフレンチ、明日は懐石を予約していた。6時から8時の間、いつ行

っても良い。ゆっくり温泉に浸かってから、コーススタート。オーガニックフレンチを標榜するだけあって、

野菜も自家栽培しているそうだが、2品目の畑からの贈り物は、まさにそれを証明するような一皿だっ

た。野菜がどれも甘く、本来その野菜が持つ味がする。これだけでも、このレストランに来て良かったと

思わせる。6月末にザ・ウィンザーホテル洞爺湖の「ミシェル・ブラス」でも、このような野菜の旨味を凝

縮したような料理が出たことを思い出した。パスティヤージュもカリカリシットリで旨い!後半での秀逸

はデザート。桃とメロンの冷たいスープ。これがドエリャー旨いズラ。2ヶ月程度でメニューは替わる由。

夜―2 扉温泉・明神館 「ナイトバーロマン亭」 ジントニック 2杯

2時間でビール、赤ワイン1本を飲み干して・・・・もっと飲みたい!美味しいフレンチでキゲンもいいし。

2階にバーがあったわねぇ。他の客は未だ食事中。バーの客は私1人で、オネーサン相手にクダ巻く。

夜―3 扉温泉・明神館 部屋にて 夜食 焼きおにぎり、漬け物

いい気分で部屋に帰ると、夜食が用意されていた。人の親切を無に出来ない性分なので食べました。

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9月 15日(木) 晴れ(松本) 随分涼しいぞーー

朝 扉温泉・明神館 「ダイニング四季」 朝食セット(レモンミルク、温泉卵サラダ、手造り豆腐、モ

      ロッ コ隠元の胡麻和え、鶏のゲンコツと野菜煮、焼き太刀魚・蒲鉾・山葵漬け、漬け物:野沢菜と

      梅干 し、麦入りご飯、味噌汁)、ブドウ、コーヒー

  

「明神館」では、食事の最後に次の食事の会場を告げられる。昨夜フレンチを食べた後 「明日のご朝

食は4階のダイニング四季でございます。朝8時から10時までお好きな時間に」と言われた。牛乳にレ

モンと蜂蜜を入れたというレモンミルクが旨いぞ。手造り豆腐も塩で食べると甘味が増す。温泉卵サラ

ダも煮物もいい。麦入りご飯はもちろんお替り。デザートのブドウ甘くていい。コーヒーがついていい。

昼 扉温泉・明神館 「観望」 ざる蕎麦 1155円

  

  

松本=宿間のシャトルバスが1日2便ある。松本からは午後3時と午後4時半。「明神館」からは午前9

時半と午前11時。チェックアウトは12時だが、大半の客はシャトルバスで帰る。今日の客が到着する

までは連泊する客が宿を堪能できるというワケだ。一人で大人気の立ち湯(表紙の写真)でぼーっとし

たり、寝湯に入ったり。昨夜注文しておいた蕎麦を食べてからは、渓流添いの小道を散歩。コスモスが

美しかった。散歩から帰ると談話室でコーヒー飲みながら「アンデルセン童話」などを読む。リラックス。

夜 扉温泉・明神館 「観望」 夕食懐石コース(梅酒、萩豆腐、前菜:秋刀魚小袖鮨・柿サーモン・

     錦秋 和え・衣かつぎ・冬瓜海老、松茸と鱧の土瓶蒸し、造り:鮪・鯛・紋甲イカ・ヒラマサ・帆立、(特

     別注 文料理:焼き松茸 2900円)、落ち鮎の塩焼き、揚げ物:舞茸の箕揚げ、蒸し物:男爵芋吹き

     寄せ、強肴:信州牛ロース網焼き、松茸ご飯、香の物、味噌汁、デザート:芋羊羹とメロン、コーヒー)、

     生 ビール 700円、冷酒 「宿の舞」(岡谷) 3000

  

  

  

  

上田市近郊の別所温泉あたりも松茸の産地だが、扉温泉の山々でも松茸が採れる。いや今既に採れ

ている。部屋に松茸の特別料理の案内が来ていた。焼き松茸か天麩羅か茶わん蒸し?モチ焼き松茸

よ!ただでさえ料理数の多い懐石コースに、焼き松茸が加わった。大きな七輪には真っ赤な炭。そこに

マップタツにされた大きな松茸が焼かれて。シャキシャキ・・・うめー!ちょっと醤油つけて焼いてみっ

か?ぷーんといい香りがするぞ!シャキシャキ・・・うめー!!その他にも土瓶蒸しや松茸ご飯が出て、

今年分の松茸は今晩で頂いてしまいましたです。松茸ご飯のお替り?もうお腹ははちきれそうですー。

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9月 16日(金) 晴れ(松本と駒ヶ根)

朝のおめざ 部屋にて 稲荷寿司、漬け物、ほうじ茶

昨夜妊娠3ヶ月くらいのお腹で部屋に帰ると夜食の稲荷寿司があった。食べられんぞー。そこで今朝5

時半に起きておめざ代わりにパクリ。自分の消化力、回復力に感謝。立ち湯に浸かって腹ごなしする。

朝 扉温泉・明神館 「観望」  朝食セット(レモンミルク、焼き鮭ときゃら蕗、揚げ出汁豆腐、トマト

     とス モークサーモンサラダ、鶏のゲンコツと野菜煮、エノキ茸おろし、山芋タラコ、焼き海苔、玄米ご

     飯、味噌汁、漬物)、柿と黄桃、コーヒー

  

  

シャトルバスでは松本発の特急に間に合わない。9時にタクシーを予約した。こういう時朝食が8時から

って遅いよなーと思う。昨日と同じものはレモンミルクと煮物だけで、他はご飯でさえ玄米入りで変えて

ある。エライ。ゆっくり食べたいのに、セカセカ済ませてチェックアウト。お世話になりました。満足の宿。

昼 駒ヶ根市・赤尾 「軽食&喫茶 ガロ」 ソースカツ丼 1160

  

松本から特急で2つ目岡谷駅で下車。25分の待ち合わせ後、天竜峡行きの飯田線に乗る。飯田線は

駅と駅の間隔は長くはないのだが、2つ進むと「ここで8分停車」、1つ進むと「ここで10分停車。煙草を

吸いたい方は、ご自分でドアを開けてホームの喫煙所でどーぞ」なんてアナウンス。8つ目の駅まで行

くのに1時間。さらに目的地の駒ヶ根には30分かかる。タクシーに乗って「喫茶店ガロ」と言うだけで

OK。「お客さん、ソースかつ丼?あそこは盛りいいしねー人気だわー」。駒ケ岳の登山口近くのにあっ

てタクシーで1600円以上かかる不便な店だ。行列。名前と人数を言えと命令される。「夢子1人」。暫し

待ち指定された席に座る。メニューを見る。ソースかつ丼、海老かつ丼、ミックス丼。それぞれの料理と

ライスのセット、それをカレーにしたもの。あっ、ラーメンもあった。待っている間に、この店の料理がど

れほど巨大かはマジマジと見て理解した。一番少なそうなソースかつ丼注文。長く待たされているうち

に不安になる。あれは食べきれんぞ。残した人は器を貰ってオミヤにして持ち帰る。そうそう、どうして

私が駒ヶ根市まで来てソースかつ丼を食べているか説明しようね。子供の頃からカツ丼と言えばソース

カツ丼を食べて来たので美味しいソースかつ丼を探していたのね。福井とか会津若松とか他にも候補

地はあったけど、千切りキャベツが入っていないというのね。だから駒ヶ根にしたのね。駒ヶ根市は、中

央アルプスと南アルプスが両方見える街ってことで売っていたけど、今はソースかつ丼の街で売り出し

中なのね。「駒ヶ根ソースかつ丼会」なんてのもあって、品質向上に務めたり、ポスター作成してPR

しているのね。ホームページもあるのね。http://www.komacci.or.jp/katsu/index.html 扉温泉のつ

いでに来た?ううん、こっちが主目的で温泉がついで。時間的順序が逆になっただけなのね。目の前

にソースかつ丼が来た。1枚百グラムは超えそうなカツが4枚。山のようなキャベツ。食べられんかった

とですよー。半分オミヤにしたとですよー。情けなかですよー。私決して大喰いなんかじゃなかとです。

夜 家食 リベンジソースかつ丼、もずく酢、キャベツと豆腐の味噌汁、パイナップル

  

食後はタクシーを呼び、ソースかつ丼のたれというものを土産に買ってすぐ帰路に着いたのだが、家に

帰ったのは6時半過ぎ。今日一日何をしたかと問われれば「信州の駒ヶ根にソースかつ丼食べに行き

ました」としか答えられない。それでも後悔なんかゼーンゼンしていないけど。洗濯しながらご飯を炊く。

「ガロ」のカツが半分残っている。これを使って自宅でもソースかつ丼を食べるのだよ。ふふふ。無酒日

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9月 17日(土) 晴れ 今日はちっと暑い 仲秋の名月

朝 家食 反省地味朝食(味噌雑炊、もずく酢)

6時半起床。煙草を吹かし、朝刊読みながら考えた。この数日、私は食べ過ぎではなかったかと。改め

て写真を見た。ゲロゲロ!これみんな私が食べたもの?お、オソロシー!じゃ今朝は地味食にすっか。

昼 白金台 「シェ・イグチ」 お任せランチコース(淡路島の真鯵 無農薬大根とキャビアを添えて 小

松菜のソース、岡山の平貝とフランス産セップ茸のソティ シェリービネガーソース、天然酵母のパ

ンとバター、新潟産ノドグロとセルバチコのサラダ仕立て、天然真鯛のポワレ 落花生とトマトのソ

ース、フランス産鴨のロースト 丸オクラと茄子・玉葱とポテトを添えて マスタードソース、ココナッ

ツのブラマンジュ 洋梨と杏、エスプレッソ、白ワイン、赤ワイン) @1万円

  

  

  

午前中代々木整体を経由して白金台に急ぐ。5分遅刻しちまった。パンクチャル夢子は、遅刻するなど

4年に1度位しかないのでチト落ち込む。今日のランチは啄木鳥会。昼1組、夜1組というゼータクなフ

レンチレストランの「シェ・イグチ」でコース料理を頂く。白金台の高級住宅地の一角に、ご自宅を改装さ

れたらしいガラス張りのゆったりした部屋が「シェ・イグチ」のダイニングである。こちらの店は、鮮魚は

産地と鮮度に、野菜は無農薬にコダワリをお持ちのようだ。それだけに、丁寧に処理された魚介類は

サッパリと旨く、野菜類は甘く香り高い。それにソースが旨いんだね。ワインもついて1万円は安いよ。

夜―1 荒木町 「二○家」 別々付き出し、あつあつ薩摩揚げ、シャキシャキ二○家サラダ、らっきょ、

玄海灘の一夜干し炭火焼き 5品、サーモンのカルパッチョ、博多名物鉄鍋餃子 1、5人前、生ビ

ール2杯、冷酒 「東一」純米酒×3杯

    

   

啄木鳥会は、ランチの後A先生&マキちゃん邸に流れたが、私はひとりで帰宅。自宅の掃除をするた

め。普段からキレイにしていればこんなことしなくていいんのだけどねぇ。それが出来ないのよね。夜は

ゼモン夫妻と「二○家」で食事。博多料理が中心で、看板料理は博多名物鉄鍋餃子。いつも1人1、5

人前を注文する。ワイン好きのタク先生とミーちゃんは白ワイン、私はビールと冷酒。玄海灘で獲れた

というカワハギやサヨリなどを炭火で炙って食べる。美味しいね。ご夫妻が餃子好きで良かったバイ。

話題はご夫婦が先週過したワイハ話。毎朝4時に起きて、ゴルフとサーフィンの日々ですか。ミーちゃ

んはフラダンスのレッスンも?私の海外とはエラク違いまんな。タク先生の著書、今大ベストセラー中。

夜―2 夢子月見茶屋

既に夢路に入りかけているタク先生を励ましつつ、我が家のスカイデッキに。今晩は仲秋の名月。幸い

雲ひとつない空に真ん丸のお月様が煌々と照っておいでだ。一眼レフのレンズを望遠に換えてカシャ。

            _________________________

9月 17日(日) 晴れ

朝 家食 ふわふわパンの卵サンドイッチ、ソーセージ、キュウリ、ワカメスープ

   コンビニサンドよりこっちが旨い!

残暑が一服してから、スカイデッキで朝刊を読むのが快適になって来た。ハイライト吸いながら。日経

新聞の連載小説も終わりに近づいたようでホッとしている。淳ちゃん、もういい加減にせい!と毎朝怒

っていたしね。アハハ。ふわふわパンがある。これに挟むのは茹で卵がいいね。茹で卵に少量のみじ

ん切り玉葱とキュウリをマヨネーズで混ぜて。旨いぞ。自民党の比例代表で、早稲田の近所のスーパ

ー社長が当選していたことを知る。26歳のサラリーマンも?うーむ。民主党新代表も若手がなったね。

昼 家食 野菜たっぷりサッポロ塩ラーメン

そのヘンの中華屋で600円位の旨くも無いタンメンを食べるなら、野菜をたっぷり入れたサッポロ塩ラ

ーメンの方がずっと美味しいと思う。ざく切りキャベツ、ピーマン、茗荷等を入れてさ。うーん旨いっす。

夜 家食 じゃが芋ゴロゴロ切り干し大根煮、「加島屋」のサーモントラウト、スカラップ(帆立貝)・チャウ

ダー、ご飯、岡山のU十世紀梨

  

15年前にイチローが活躍しているシアトルで1週間過した。毎日ランチはボウルのクラムチャウダー。

カップじゃ小さいからね。NFLのシアトル・シーホークスのサマーキャンプを見学に行ったのだが最後

の夜コーチ陣の奥さま方が、高級なレストランでご馳走してくれた。その時出たのがスカラップ・チャウ

ダー。つまり、クラム(ハマグリ)の代わりにスカラップ(帆立貝)が入ったチャウダーだった。夕方買い物

に行くとお買い得な帆立貝が売っていた。即今晩の献立はスカラップチャウダーに決定。鍋にたーーっ

ぷり作った。帆立貝の味が上品な美味しいチャウダーが出来上がった。明日も楽しめる。ひひ。無酒日

             ________________________

【今週の振り返り】

レハールが作曲したオペレッタの名曲「メリー・ウィドウ」が作曲されてから、今年で100年になる。オー

ストリアとハンガリーの国境近くにあるノイジードラー湖で毎年7月から8月に開催されるメルビッシュ

湖上音楽祭は、今年その「メリー・ウィドウ」が上演された。いつかメルビッシュ湖上音楽祭を生で聞い

てみたい、観てみたいと思っていた私は、春からこの音楽祭に行く手立てを考えた。あった!しかし、そ

のツァー主催旅行社の対応が余りにヒドイので結局諦めた。グヤジー!「メリー・ウィドウ」は、ポンテヴ

ェドロ公国という経済破綻寸前の架空の国が、国一番の富豪の若き未亡人ハンナが、他国の男と再婚

すると財産が国外に流失してしまうことを恐れて右往左往する愉快な物語である。

初めて本格的なオペレッタを観たのは、平成が始まって間もなくのこと。ウィーンのフォルクス・オーパ

の「メリー・ウィドウ」だった。ハンナとかつては恋仲だったダニロが歌う「ダニロ登場の歌」から、すっか

り心を奪われ、ハンナの「ヴィリアの歌」でシビレ、メラニー・ホリディ扮するヴァランシェンヌがフレンチカ

ンカンを歌い踊る場面で場内は大盛り上がり、そしてダニロとハンナが結局は結ばれる「唇は語らずと

も」でうっとり・・・・。世の中にこんな楽しいものがあったのか!と目からウロコが数十枚ボタボタと落ち

た。ずーーーーっとこの時間が続いて欲しい、物語が終わったらもう1回始めからやって!!!と願っ

た。興奮覚めやらず、その夜は日曜日だったにも関わらず、午前4時までオペレッタ談義で飲み明かし

た。お陰で月曜日は会社休みました・・・・・二日酔で・・・・。

以来、オペレッタの公演というと時間が許す限りガンガン観に行く。やがて1996年ハンガリー国立ブダ

ペスト・オペレッタ歌劇団の公演を観ることになる。ウィーン・フォルクス・オーパの洗練された美しいオ

ペレッタに対して、ブダペストは土臭くて親しみがあって、何と言ってもメッチャ楽しい。拍手があれば何

度もアンコールをやる。日本語のリフもバンバン出てくる。アクロバティックなダンスも唸らせる。最後は

出演者全員が会場に下りて来て、歌いながら客と握手する。観客をもっと愉しませるにはどうするか、

それを考え実行しているのがブダペスト・オペレッタ歌劇団である。「メリー・ウィドウ」が最もポピュラー

ではあるが、他にも「チャールダーシュの女王」、「こうもり」、「マリッツァ伯爵令嬢」、「微笑みの国」など

名曲もズラリ。ブダペスト・オペレッタ歌劇団にすっかり魅了された私達は「オレタチトモダチそーだよな

クラブ」を作って、公演には十数人でオペレッタを楽しんでいる。公演後の賑やかな宴会もオキマリの行

事だ。

こんな楽しく美しいオペレッタなのに、日本ではどうもその魅力を知らない人が多いことが気になる。オ

ペレッタ公演の観客は中高年が圧倒的に多い。芝居見物の観客層に似ている。しかし、オペレッタは

若い人が観ても絶対楽しめる。今オペレッタを楽しんでいる観客が劇場に来られなくなったら、死に絶

えてしまったらオペレッタは誰が観るのだ!それが心配だ。一度観たらこの魅力に絶対取り込まれる。

それ程楽しく酔わせる。オペラは難しそうで、という人心配なーい。オペレッタは難しいのありませーん。

台詞のあるお芝居の間に、美しいアリア、デュエット、合唱、バレエがたっぷり。ここまで読んで、そんな

に勧めるなら一度行こうかしら?その調子です!ちょうど良い具合に、ブダペスト・オペレッタ歌劇団の

大晦日のジルヴェスターコンサートとニューイヤーコンサートがあるのですよ。ニューイヤーは、12

日川崎市を皮切りに、14日まで各地を回る。私らは1月6日の東京オペラシティの公演に大勢で行き

ますだ。コンサート・エージェンシー・ムジカで今買うと2人でS2万円(@1万円)のところ1万7千

円だそうですよ。決して安い値段では無いかもしれないけど、アータ観れば絶対「安い!!」と思うよ。

夢子さんがそういうなら行ってみる、という人以下にアクセスしてね。

http://www.musica.co.jp/artist/artist051231_noframe.html

念のため申し上げますが、私はブダペスト・オペレッタ歌劇団、コンサート・エージェンシー・ムジカとは

何のカンケーもありません。ただのオペレッタの一ファンでありまして。

今週の火曜日オペレッタコンサートが終わった夜、全員隠居したらハンガリーをゆっくり旅行しよう、ブ

ダペスト・オペレッタ歌劇団の劇場でオペレッタの公演を観よう、と誓い合った4人でありました。

        にゃあねー、私もオペレッタS1枚くだしゃいニャー  「よしよし」

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