パクパク日記5年10月4週

        日本シリーズもワールドシリーズもたった4戦であっけなく決着

             

10月 24日(月) 快晴

朝 家食 栗茸と下仁田葱の味噌雑炊、キュウリの浅漬け、種無し柿

    甘い巨峰です

遅くまでパクパク日記の作成をしていたので、起きてもお疲れ気味だ。1週間で3週分作るのはツライ。

昨夜の夕食は小諸の蕎麦屋「井泉庵」で蕎麦を買って来る手もあったが、峠の釜飯にしたのは味噌汁

を作って、今朝味噌雑炊にしたかったから。味噌汁を一晩おいたら、栗茸がヌメッとして旨さが増した。

キュウリの浅漬けも巨峰も全部軽井沢土産。巨峰がとても旨い。もっとたくさん買ってくれば良かった。

昼 家食 「北軽井沢 銀亭」のパン、ヒジキスープ、巨峰

  

軽井沢に向かう途中から胸の1箇所に痛みを感じ、それはずっと続いた。今朝治療に行った際、そのこ

とを告げると気管支に炎症が起こったのだと。標高の高いところに行ったり、台風が来たりすると気圧の

関係でそうゆう症状が出るらしい。軽井沢標高高いからねぇ。もしかして、いつも万平ホテルでヒドイ二

日酔になるのもそのせい?そうですよ、飛行機で酔い易いのと一緒ですって。そうだったのか・・・・・・。

何となく家でお昼を食べたくなり、銀亭のパン。熟した柿が旨い。もっとたくさん買ってくれば良かった。

夜―1 門前仲町 「はなぶさ」 厚焼卵、自家製さつま揚げ、蕎麦コロッケ、つまみ蕎麦(江戸前)、

    蠣ネギ炒め、穴子の白焼き、蕎麦味噌、ハラペーニョ焼き、カレー蕎麦(田舎)、ビール、冷酒 

   「は なぶさ」4合、天法 1合 @6千円

  

  

  

  

蕎麦を愛する「秋新の会」。先週金曜日から3日続けて蕎麦だったが、4日でも大歓迎。蕎麦って飽きな

いのだ。幹事の私が予約したのは門前仲町の「はなぶさ」。牡丹という粋な地名で、裏通りにひっそりと

ある小さな店。ツマミメニューが充実していて、酒が進んで困るぞ。蕎麦コロッケは、茹で蕎麦とじゃが

芋、挽肉を餡にしたコロッケでボリュームあって旨い。最後に仕舞い蕎麦も食べるが、ツマミの蕎麦も

頼む。蕎麦は、白い蕎麦の「更級」、「田舎」、中間の「江戸前」の3種類。牡蠣ネギ炒めは牡蠣がぷっく

りして旨そうだったが、7年の刑期明けとはいえ今晩は遠慮しよう。蕎麦味噌旨し。なぜか世界で一番

辛いハラペーニョ焼きがメニューにあり、恐い物見たさで注文。家庭的でなかなか良い店だ。W邉さん

から釧路のりみ子ママが昨日亡くなったことを聞いて愕然。ママの「石狩挽歌」の歌声が耳に聞こえる。

夜―2 荒木町 「Deep 」 ジントニック 3杯

門仲で飲んでもいい。だけど荒木町に行きますか。「Deep」は、キャッシュオンデリバリーのバーで、

LPレコードのジャズが流れる。ロンドンのパブなどでは当たり前の習慣も荒木町では刺激的であるよ。

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10月 25日(火) 晴れ

朝 家食 「はなぶさ」の蕎麦コロッケトースト、メカブスープ、ナタデココゼリー

  

昨夜食べ切れないツマミが幾つかあったが、蕎麦コロッケだけは「オミヤ」にしようと思っていた。思惑

通り、ボリュームたっぷりのコロッケが半分残ってウレピー。「銀亭」の山高パンのトーストに温めた蕎麦

コロッケをはさんで中濃ソースを回しかける。ガブッ。うんまいねー。イケルねー。ヤミツキになりそう。

昼 歌舞伎座 「おでん処やぐら」 おでん定食 1200

    茶飯の量が・・・・言うな!

十月歌舞伎座大歌舞伎昼の部の演目は、『廓三番叟』、『加賀見山旧錦絵』の2つ。新造梅里の亀治

郎がほのかな色気でいい。『加賀見山旧錦絵』は、日本三大お家騒動の1つ加賀騒動を背景とした通

し狂言で、別名『女忠臣蔵』とも呼ばれている。意地悪な局・岩藤(尾上菊五郎)にイジメを受けて自害

した中老・尾上(坂東玉三郎)の仇を尾上の召使・お初(尾上菊之助)が討つという筋がき。菊五郎のふ

てぶてしさ、玉三郎の妖しいばかりの哀しさ、菊之助の健気さ。三者三様のコントラストがよく出ていた。

お昼は3階までゼーゼー上っておでん。茶飯の量が少ない!!なんて、言い飽きたからもう言わんよ。

夜 家食 下仁田葱入り煮麺、ラ・フランス、巨峰

    お腹にやさしいものをね

一旦家に帰り、夜再び出掛けるまでメールチェックをしていた。今夜は常任理事をしているNPOの理事

会があるのだ。ところが。何だか腸のあたりがシクシクと痛い。何だっけ?この痛さって。アッ!持病の

腸閉塞の前兆じゃないか!仕事を辞めてストレスゼロになってから全く出なかった腸閉塞。それが起こ

ろうとしている。考えてみれば、トルコ旅行中も帰国後も休日返上・昼夜兼行でカラダを攻め続けていた

ものなぁ。特に胃腸系。いつも睡眠不足だし。今無理しなければ大事に至らないことは長年の経験上

知っている。NPOには申し訳ないが、ドタキャン欠席にして貰おう。ファックスで委任状を送る。消化の

良いものでも食べよう。煮麺。温かいし胃腸に優しいしね。下仁田葱をたくさん入れて作った。 無酒日

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10月 26日(水) 曇のち雨  ロッテが31年ぶり日本一!

朝 家食 下仁田葱入り煮麺、おやき(野沢菜)、巨峰

    未だちょっとお腹はおかしい

朝起きてみると腸の具合は8割方良くなったようだ。大事をとって今朝も煮麺にする。おやきも食べた。

昼 四谷 「テート・ア・テート」 的鯛のソティ トビコ入りクリームソース ポテトと温野菜添え、サラ

  ダ、 バゲット 850

  

午前中代々木の整体治療に行く。偶然、カタカナ会社時代のメンバー2人に会う。四谷駅から5分程歩

いたところにある小さなフレンチレストランのことがずっと気になっている。大学時代の友人H田さんが、

随分前に紹介してくれた店だが、今まで行くと開店前だったり、満員だったりで入れたためしが無い。結

論から言うと、この店はいいね。バゲットをちゃんと温めて出す。ランチのメインは3種から選べる。的鯛

のソースがとても旨い。付け合せのポテトも絶品。その上850円と安い。今度はディナーに来ようっと。

夜−1 荒木町 「満まる」 付き出し:小芋のエゴマのタレ和え、きのこ煮、丹沢大山ざる豆腐、刺

   身盛 り合わせ(蛸・中トロ・香川のフッコ)、焼き茄子、焼き玉葱、柳カレイの一夜干し、漬け物、生

   ビー ル 2杯、冷酒「澤の井 大辛口」 3合 @7800

  

  

    満腹でございまするー

長年横浜の鶴見に住み、鶴見駅前の「太陽」で飲み続けていたU村君から連絡があった。「四谷に引っ

越して来たので、四谷界隈の店で飲みたい」。そういうことで、荒木町の粋な店「満まる」で待ち合わせ

た。「満まる」は小唄名取りの美人ママが気のきいた料理を作ってくれる。丹沢大山ざる豆腐。昔大山

詣に行ったなぁ。石段をどんどん登って行くと、両端に湯豆腐屋さんがずらっと並んでいた。大山詣をす

ればお伊勢参りに行ったのと同じ効力があると言われていたのだったか。関八州の伊勢神宮の支社

みたいなものね。ボリュームがあってかなりお腹にたまる。蛸の刺身も柳カレイの一夜干しも旨かった。

夜―2 荒木町 「DEEP ジントニック 2杯

38歳になった?いい年になったのだから、身固めたら?なんて自分のことを棚に上げて説教する私。

帰宅してテレビをつけると、ロッテが今日も勝って日本一になっていた。今夜は1点差だったらしいが、

これまで3戦続けてロッテに10点取られた阪神。せっかくリーグ優勝してもこれじゃあ暗いオフやなぁ。

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10月 27日(木) 雨のち晴れ ホワイトソックス88年ぶり世界一!?

朝 無し!

今日は朝から作業に没頭している。トルコの旅行でご一緒した方々に写真を送る作業をしているのだ。

昨日依頼したプリントを受け取りに行ったら、4万円も取られてしもた。一ご家族づつミニアルバムに写

真を入れ、封筒に筆ペンで住所とお名前を書き、レターを入れて封をする。自分の住所ゴム印を押して

乾きを待つ。アクラサライというところのお土産屋さんで曙そっくりの赤ちゃんの写真を撮ったら、送って

くれと言われたのでそれも準備。軽井沢の分も入れて25人分の写真だ。袋に入れ郵便局に行く。切

手代は2800円。ようやく終った。海外から帰って来たら毎回こんな作業をしている。朝飯食べ損なう。

昼 新橋 「末げん」 かま定食 1050

    オツユもシミてとても旨い。

空腹を抱えて新橋に急ぐ。「末げん」は、お昼の営業は午後1時半までなのだ。5分前に滑り込む。前

回来た時、念願の竜田揚げ定食(鶏肉のメンチカツと思えばよい)を食べたが、カメラを忘れ、しかも想

像していたほどは美味しくなかった。やっぱりここでは、かま定食だね。「末げん」流の親子丼ですだ。

夜―1 荒木町 「三櫂屋」 豚しゃぶ入りおまかせコース(焼き銀杏、掬い豆腐、カツオの刺身、ハ

   タハ タの一夜干し、カマ焼、トマト、群馬の黒豚しゃぶしゃぶ、稲庭うどん、生ビール 2杯、冷酒

   「神亀」 3合

  

  

  

2時から美容院。今晩A先生&マキコ夫婦と飲む約束をしている。美容院に行くので、店は銀座か新橋

でもいいよ、と伝えた。「謝謝」に行きたいな、と思っていたのだ。ところが来た返事は「2人のイメージは

四谷あたりで美味しいものを食べて、2次会は夢子邸で「冬ソナ」の続きを観ることです」。アッチャー。

ということで「三櫂屋」を予約した。店に行くと、ボーダーシャツをいつも着ている派手派手な料理研究

家がカウンターに座っていた。この店は豚しゃぶが名物で、しゃぶしゃぶを入れたお任せコースを頼む。

料理を見て思い出したが、お任せと言いながらいつも料理は同じだね。食べているうちに、今日は遅い

私の誕生日宴会だと聞かされる。え?今日は27日よ。10月だからいいんですって。そういうワケで1

個がケーキと同じ位の値段というスペイン「Oriol Balaquer」の高級チョコレートを誕生祝いに、ここの

飲み代もご馳走して頂くことに。まぁ何と律儀なんでしょ。おありがとうございまする。ご馳走さまです。

夜―2 韓流ドラマシアター・夢子クラブ 「Oriol Balaquer」のチョコレート、「たちばな」のさえだ・

   かり んとう、トルコのラク

  

自宅では決して酒を飲まない私だが、禁を破って今晩はトルコ土産の「ラク」を飲むことにした。頂いた

チョコレートと銀座「たちばな」のかりんとうがツマミ。「チャングム」の最終回を一緒に観る。54回の長

丁場のドラマもようやく終った。初めて観た二人なのに「これでチャングムを語れる」。「冬ソナ」は何話

まで観た?5話。じゃ6話を入れましょう。5話は3月だったというから、この分では10年かかっちまう。

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10月 28日(金) 晴れ

朝 無し!

午前中白山の病院に行く。デジタル一眼レフのペンタ君を持っていたので、診察室で先生を激写。何で

僕が写真撮られないといけないのよー、と先生は戸惑っていた。アハハ。腹は減るが我慢して谷中へ。

昼 谷中 「花へんろ」 野菜いっぱいヘルシーカレー(ミニサラダ付き)、レアチーズケーキとコーヒー

   の セット、りんご (ご馳走になってしまいましたー)

R日暮里駅から坂を上り、朝倉彫塑館を通り過ぎて暫く歩くと左手に品の良い「花へんろ」の店が見え

て来る。ここは、北欧でご一緒した3人組「さそり座の会」のお一人F枝さんのお店だ。N橋さんも金曜

日ならお店にお手伝いに来ていると聞いていたが、2ヶ月近く経った今日ようやく金曜日に時間が取れ

たのだ。入ってみると、世界、日本各地のお人形や絵画などが賑やかで、なのにとても落ち着く空間だ

った。「まぁ夢子さん、お久しぶり!」とエプロン姿のF枝さんが迎えてくれた。外国人のお客さんが下町

ツァーの途中でランチやお茶によく寄られるそうで、自慢の「花へんろご膳」は売り切れたところだと言う。

それではヘルシー野菜カレーをお願い。カボチャ、茄子、じゃが芋、ズッキーニなど野菜がゴロゴロで美

味しかった。N橋さんも交え、暫し懐かしい旅の話に花が咲く。谷中にいかれたら是非「花へんろ」へ。

夕方のお茶 銀座 「ギャラリーカフェ」 コーヒー

    ささめや画伯と作品

「花へんろ」を失礼してから、地図を頼りに谷中界隈をのんびり散策。でも目は猫を探している。声が

聞こえる。2匹が背中の毛を逆立てて睨み合っている。「ねんねこ屋」で昼寝中の猫を起こす。オッと、

もう時間が無い、急ごう。K田さんと銀座の「ギャラリーカフェ」で待ち合わせをしている。ギャラリーでは

今ささめやゆきさんの個展を開催中。K田さんとささめやさんは高校時代の同級生なのだ。ささめやさ

んの作品はどれも純真な心があって好きだ。2点買わせて頂く。さすがにここは知り合いがいっぱい。

夜―1 舟町 「割烹 おちあい」 お任せコース(数の子豆、ヌタ、トロロだし汁、刺身盛り合わせ、

   蟹シ ュウマイ、揚げ銀杏、銀鱈の西京焼、芋鍋、雑炊、ビール、冷酒

  

  

  

今晩はひらがな会社時代のメンバーと3人で飲む。場所はどこにしようと相談すると「荒木町辺りで」と

またもや近所で飲むことに。3日連続だ。3月末の退社から7ヶ月ぶりだ。あの企画は売れたの?あれ

は?なんて当時の仕事の話になってしまうのは当然か。後の席から声をかけられたので振り返ってみ

ると、カタカナ会社時代の元部下2人N本君とM本君がニカニカ笑って座っていた。M本君とひらがな

会社のO澤君は同じ年とわかり、M本君の上のお子さんは高2なのに、O澤君は未だ独身でなんて話

にもなって・・・・。あとはご想像通りの話の展開になりまし。え?今日私の送別会?ご馳走になるの?

夜―2 荒木町 「Deep ジントニック 4杯

昨夜も、今日の昼も、そして今晩もご馳走になった。しかも、本人はそんなつもりでなかったからびっくり

の連続だ。じゃ、2次会は私が。と、「Deep」へ。今週は月水金と3回通ってしまった。あぁ飲み過ぎた。

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10月 29日(土) 曇り午後から雨

朝 家食 彩り野菜のサッポロ味噌ラーメン、完熟りんご(北斗)

  

信州からりんごの箱が届いた。完熟りんごとある。今週は珍しく朝食抜きの日が多かった。彩りの良い

野菜をたくさん入れてインスタントラーメンを作ろう。あら?塩ラーメンの在庫が切れたわ、じゃ味噌ね。

昼 四谷三丁目 「高田屋」 カツ丼と蕎麦のランチセット 890

  

1人でりんごは食べ切れないので、マンションのコンシェルジェ室にお裾分けしてからランチ&買い物に

出かける。なんでカツ丼食べているの?今日か明日、試合があるの?ううん。試合は11月6日。じゃな

んで? 食べたかったから。でもご飯少な目だから。どっさり買い物をして店を出ると雨が降って来た。

夜 家食 肉豆腐、マカロニとハムのサラダ、もずく酢、キャベツと豆腐の味噌汁、ご飯

  

あぁ、休日っていいなー!約1ヵ月ぶりの休日だ。旅の準備も治療のアポイントも飲み会の約束も無い

完全自由の休日ってこんなにのんびりしていたのだな。台所をちょこっと片付けたり、年賀状の文案作

ったり、北海道の釧路の奥様を失った方にお手紙書いたり、トルコの写真を整理したり・・・・フツーの生

活が淡々と過ぎていく。夕飯の支度。ご飯を炊くのも1ヵ月ぶりだ。おかずは肉豆腐とマカロニサラダ。

フツーの食事って旨いねぇ。食後はNHKのディープインパクトの番組を観る。テレビの前にちゃんと座

ったのも久しぶり。この馬は知れば知る程スゴイ馬だということがわかる。次は天皇賞春秋連覇と有馬

記念か?無敗記録がどこまで伸びるのか興味は尽きない。ついでに、海外に行っていて見損なったア

メフットの試合のビデオ。胸のすくような試合展開で拍手をしながら観た。深夜になっちまった。無酒日

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10月 30日(日) 曇り

朝 家食 肉豆腐丼、マカロニとハムのサラダ、トマト、キャベツと豆腐の味噌汁、りんご(北斗)

    オツユもシミてとても旨い2

宅配便が来たことを告げるチャイムで起こされた。小豆島から注文していたものが届いた。イカンイカン、

9時過ぎじゃないか。昨夜3時過ぎまでビデオ観ていたから寝坊してしまったよ。明後日は早朝の飛行

機で出かけるから早起きしなくてはならん。朝ご飯は昨夜の変形バージョンで楽チン。肉豆腐は温めて

丼ご飯に載せれば立派な1品になる。オツユが適度にご飯にしみてとても美味しい。朝から満腹じゃ。

昼 家食  マカロニサラダトースト、トルコのさくらんぼの茎茶

  

イスタンブールのグランドバザールで買い物をした時、ある店のおじさんが執拗に私に勧める商品があ

った。「お客さん、これムクミにいいよ。ムクミにいいよ。これムクミにいいよ・・・・・」。ウルセー!!!!

っと言いたくなる位追って来ては勧めるのである。さくらんぼの茎茶?みれば、さくらんぼの身が取れた

小さな茎だけ、乾燥されてビッシリと袋に入っている。いったいこの1袋は、いくつ分のさくらんぼなのか。

ムクミにいいだけでなくよく眠れるんだと。買いましたよ、3個。2個は人気があってアッという間に貰わ

れて行った。ハーブティーのように普通にお湯で煎れる。ほのかにさくらんぼの香りがし、味は酸味と甘

味まで感じられてさくらんぼだってわかる。なかなか美味しいじゃん。ホントにムクミに効くのね?全身。

夜 家食 生きゅうりのせケチャップご飯、「加島屋」のサーモントラウトの味噌漬け焼、肉豆腐、キャベ

ツと豆腐の味噌汁、巨峰

  

夏物の寝具を洗濯して片付ける。もうすっかり秋の東京だが、明後日から出かける国の気候を問い合

わせると最低気温23度、最高気温28度!また夏物の洋服出さなくっちゃ。こうして、海外旅行をして

いると、いつも一年中の洋服を出しておかねばならない。夕食は、残り物中心でカンタンにね。無酒日

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【今週の振り返り】

前回の下町散歩は、西日暮里から始めたから、今日は日暮里駅からにしよう。北口からユルイ御殿坂

を上り始めると、左手の谷中霊園から出て来た墓参りの人達と擦れ違う。長谷川一夫、獅子文六、横

山大観、川上音二郎などの墓がある。暫く歩いて真っ直ぐ行けば、夕焼けだんだん。階段の上には猫

達がいるが、今日は左に曲がって小道に入る。左手に朝倉彫塑館。明治生まれの朝倉文夫氏の元住

居であり、作品を展示する台東区立の美術館だ。作品もさることながら、中庭のあるお住まいがとても

ステキで滞在時間がつい長くなる。舞台装置家の朝倉摂さんのご実家でもある。今日は金曜日だから

彫塑館はお休みだ。その斜め前には、薬膳カレーの「自然薯」があるが、ランチやお茶をするなら、もう

ちょっと歩いた「花へんろ」。その先を右に折れると観奇寺のついじ塀が続く。右に曲がったり、左に行

ったり、谷中の街を楽しく彷徨う。知ってはいたが、谷中のお寺の多さには驚くばかり。ヒマラヤ杉が忽

然とあるかと思うと、大名時計博物館はオバケ屋敷のようで通り過ぎただけ。寺の中から猫の声が聞こ

えるので覗いてみると、2匹のオス猫がケンカの真っ最中。気の弱い茶毛の猫が目を逸らして逃げた。

三浦坂界隈は、「ねんねこ屋」もあるせいか猫好きが集まるようだ。その坂をぶらぶら下りていくと、根

津の街に入る・・・・・・。

街歩きが好き、というより街に興味がある。だから、あまり観ないテレビでも、『アド街っく天国』や『ぶら

り途中下車の旅』は大好き。家にいればほとんど観る。興味のある街なら、メモを準備して。長く東京に

住んでいるとはいえ、たくさんの街を知っているわけではない。そんな時、新しい街に通うことになるの

が嬉しい。紹介された歯医者や治療院に通うことになると、可能な限り昼メシ時に予約を入れる。三田

の歯医者に通った時も、随分あちこちで昼飯を摂った。代々木はもう5年以上通っているが、制覇した

ランチ屋は20店では足りない。しかし、それ程美味しいランチを見つけられなかったことは残念だ。赤

坂に通った頃は、「ベトナム・アリス」でよくフォーを食べていた。今年の4月から目黒に通うことになった。

目黒駅周辺が、あれほど本格的なインド料理、カレーの街であることを初めて知った。これからも毎週

毎週カレーを楽しもうと楽しみにしていた矢先、先生が亡くなってしまい、目黒通いは突然中断してしま

う。先生のご逝去と共に、目黒という街を失ったようで、とても淋しかった。

勤務先の所在地は自宅近辺に次いで密接な街になる。高田馬場生活は数ヶ月で終わり、次は神田だ

った。駅前の中華屋によく行ったが火事で焼けた。1年で引越し、以来新橋・銀座あたりのビルをあっち

ゃこっちゃ。どちらも飲食店が溢れていて天国だった。しかし、大手町の5年間は食の孤島で苦労した。

休日出勤すると、隣のホテル以外空いている店は無かった。兼務していた会社が勝鬨橋にあったが、

あそこもランチとお茶には困る街だった。

こうして書いていて、街が好きと言いながら、私はその街で食べることにしか興味が無いということがよ

くわかった。アハハハハ。火曜日から、海外の街を歩き回り、パクパクしてまいりまーす。

          アンタ、食べ物にしか興味ニャイんだぁ・・・・

           バックナンバーのトップへ    夢子倶楽部のトップに戻る

   そんなわけで、海外の街を時々はぶらつき、もっぱらパクパクしてまいります。

次回のパクパク日記の更新は、11月9日(水)となりますので、よろぴくね。

気温が不安定だから、風邪引かないようにねーー。