パクパク日記5年11月2週

          秋らしいおだかな1週間でした。こうゆうのもたまにはいいねぇ。

       

11月 7日(月) 晴れ 今日は暖かい  立冬

朝 家食 北軽井沢「銀亭」のチョココルネ、激辛カレーパン、ひと口フレンチ、「リケン」のひじき

       スー プ、りんご

    懐かしいパンの味

昨日試合開始時から降り始めた雨は、夜になっても激しさは衰えず、それに風も加わった。しかし、今

朝は「風雨一過」なんて言葉は無いかもしれないが、見惚れるの青空である。おぉ!富士山が美しかぁ。

立冬というのに妙に暖かな日だ。朝飯はパン。昔懐かしいパンが揃って朝からごキゲン。スープ旨し。

昼 四谷三丁目 「尾張屋」 胡麻だれきしめん(大盛り) 820円+150

    胡麻だれきしめん激ウマです

午前中治療に行く。のっけから謝る。香港に行く前日予約していたのに、すっかり忘れてすっぽかして

しまったのだ。予約した日に先生が忘れてしまったこともあったからこれでオアイコね。えへへ。昨日の

勝利を叶えて下さった「勝つ丼様」に感謝する「お礼参り」ってあるなぁ、と思った。ただ連日勝つ丼もな

いだろうと胡麻だれきしめんを注文する。前回これを食べた時書いたが、国内産小麦粉を使った、ちょ

っと黒くて厚くてコシのあるきしめん。たっぷり食べるには大盛りじゃ。ツルツルシコシコ、あぁ美味しい。

夜−1 雑司が谷 「雑司が谷 寛」 コース:先附:柿ナマス、子持ち昆布、前菜:吹き寄せ、お碗、

       造 り:鮪・カンパチ・平目、焼物:金目鯛錦秋蒸し、食事:もずく雑炊、水菓子:二十世紀梨と巨峰、

       ビ ール、冷酒 「西の関」、「勝山」、「八海山」

  

  

  

  

雑司が谷の「寛」にお招き頂いた。三角寛をご存知だろうか。明治36年大分・竹田出身、朝日新聞記

者を経て山窩小説家となり、吉川英治、徳川夢声、井伏鱒ニなどに出資を仰いで池袋に「人生坐」、

「文芸坐」などを作った三角寛。彼が近所に住む菊池寛に勧められて購入したのが、この雑司ヶ谷の邸

宅である。その邸宅跡は今「寛」という料亭になっている。三角さんという方は趣味が変わっていたのか

5つある部屋は漆を塗った真紅な部屋とか、茶褐色の部屋なんてのがある。私達は、五の間で懐石コ

ースを頂いた。部屋の隅には、画家の宮本三郎が三角の小説に描いた挿絵が屏風に仕立てられてい

た。雑司ヶ谷の住宅地にある由緒ある建物の店なのに、大声で喋りまくっての宴会であった。アハハ。

夜―2 早稲田・リーガロイヤルホテル東京「セラーバー」 ネギ焼き、ジントニック、マルガリータ

2人は酔っぱらったようなので、Y子と2人で飲みに行く。ついでにネギ焼きも食べてしまって。

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11月 8日(火) 晴れ

朝 家食 チーズトースト、「日清」フォー 白湯海鮮

    このフォー優れもの

昨夜遅くにネギ焼きを食べたせいか、今朝は余りお腹が空かない。それならあれがあるじゃない。「日

清」で出しているフォーが。一度食べてとても気に入った。しかし、フォーだけでは寂しい。トーストもね。

昼 四谷三丁目 「無門」 おばんざい定食 1000

この店で何度かランチを摂っているが、いつも蕎麦と丼の組合せばかりだった。案内されたテーブルに

座ると隣の女性が食べている膳に目が行く。いいじゃないの、あれにしよう。おばんざい定食というらし

い。刺身、焼き魚、豆腐、煮物、カツとじ、漬物、味噌汁にご飯。お皿がいっぱいあっていいねぇ。写真

を撮ろうとバッグを見たら、カメラが無い!また忘れてきちまったよ。お見せできずに残念であります。

夜―1 舟町 「仙水」 付き出し:牡蠣と野菜の和風ラタトイユ、もみイカ、刺身盛り合わせ、揚げ物

      (ふ ぐの唐揚げ・舞茸と野菜の天麩羅)、鰯のつみれ小鍋、手造り湯豆腐、生ビール、冷酒 「伯

      楽仙」  1万2千円

  

  

神戸出張帰りのK岸君は5分、新横浜でアポイントをこなしたタカちゃんは45分遅れで「仙水」に到着

した。私は徒歩2分で来ることができるから怒らない。この3人は10年程前一緒に仕事をした。K

君はいくつも会社を経営する社長さんに、タカちゃんはハルちゃんという娘を育てながら骨太に働いて

いる。タカちゃんがいる場所はどんな時でも笑いが耐えない。10月にその趣旨で異動があったとか。新

しい上司は「天然ボケでやってください」って。タカちゃん天然ボケしか出来ないのになぁ。「一家に一

台タカちゃん」なのである。料理は私が勝手に頼み、どれもとても美味しかった。つみれ小鍋もいいね。

夜―2 夢子写真クラブ 

わが家に場所を移しK岸君はトルコのラクを私とタカちゃんは美味しい水を飲む。4月からの海外旅行

の写真を2人に見せながら、十数ケ国の解説をする。地名は半分位忘れてしまったけど。夜は更ける。

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11月 9日(水) 晴れ 札幌の町に初雪

朝 代々木 「ドトール」 何とかマフィン 160円、コーヒー 180

今朝も富士山が美しい。空がどんどん冬になって行くってことですな。朝飯抜きのつもりが、空腹で・・。

昼 四谷・しんみち通り 「洋食 エリーゼ」 メンカキ定食(ミニメンチカツと牡蠣フライ) 930

    71ヵ月ぶりの牡蠣

7年前に神戸で牡蠣(それも燻製1個ですぜ?)にアタッて以来、牡蠣断ちをして来た。ホントかどうか

知らぬが、7年間食べないと大丈夫というようなことを聞いたからだ。先月で「7年の刑」を無事果し終え

晴れて牡蠣再開しても良かったのだが、またアタッたらどうしよう、という恐怖感があって手が伸びなか

った。今日の昼、思い切って食すことにする。最初は熱の通った牡蠣フライにしよう。それも3つだけ。

「エリーゼ」には私の条件ピッタリのメンカキ定食なんてのがあるのだよ。恐る恐る牡蠣フライを食べる。

あぁ、おいちいー!忘れていたよ、この味。これで何でも無ければ数を増やしたり、生にも挑戦しよう。

夜 家食 香港干し海老と白菜・春雨チキンスープ仕立て、鯵のフライ、キャベツ、トマト、ネギ納豆、

      キ ャベツと豆腐の味噌汁、ご飯、りんご

  

  

今晩は久々にちゃんとした夕食を作ろう。香港で仕入れて来た干し海老。K岩から、お湯で戻して、ニ

ンニク、白菜、ビーフンで炒めたら激旨だったとメールが来た。私はその材料に生姜、赤唐辛子、椎茸、

を加え、ビーフンの代わりに緑豆春雨を入れることにした。そうそう、鶏の美味しいスープの缶詰も買っ

て来たんだった。それも入れよう。ジャー。あっ、このスープは濃いから水で薄めなくっちゃ、なんてやっ

ているうちに炒めもののハズがスープになってしまったよ。完成品はとても美味しかったが、海老と鶏

のどっちかの味にした方が良かった。赤唐辛子も余分であった。再チャレンジしなくっちゃなぁ。無酒日

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11月 10日(木) 快晴

朝 家食 味噌雑炊、香港干し海老と白菜・春雨チキンスープ仕立て、りんごと柿

  

あら、何とも無しや昨日の牡蠣。7年間の牡蠣禁断を解いた今朝は目覚めからキンチョーした。昨夜腹

痛も起こさず、吐きもしなかった。ワーイ!嬉ぴい!これで牡蠣の土手鍋も生牡蠣も大丈V。嬉しいぞ。

38歳の若さで亡くなった本田美奈子さんの告別式のニュースを昨日見た。あんなに才能があったのに

38歳では早過ぎるよ、と残念でならない。今朝お香典返しの品が2件届く。食欲を有り難いと思おう。

昼 上野公園 「音音」 奥久慈の卵を使った大山地鶏の親子丼セット(鶏入り切り干し大根、漬物、

       味 噌汁、飲み物) 1100円、北海道白寿蕎麦の半せいろ 生山葵付き 600円、アイスコーヒー

      + 100

  

上野の文化会館でのコンサート後、毎度飲む店が無いことが長年の悩みの種であった。しかし、7月の

ABT公演の時この店を教えて貰った。文化会館からも近いし、和・中・韓から店を選べるというのもとて

も便利。今日は昼食に。ヤケにお腹が空くので2つ頼む。ちゃーんと親子丼はご飯少な目にしましたよ。

丼のカエシがちょっと甘いな。蕎麦は2種あるが、白寿はグルテンのせいかゴムのようでどうなのよ?

夕方のお茶 上野公園 「上野グリーン倶楽部」 カプチーノ 350

  

  

3月末で仕事を辞めた際、平日やりたいことリストに「秋の好日動物園」と書いた。多摩動物園には何

度も行った(うち1回はダブルデート!キャッ)のに、どうしたことか上野動物園は一度も来たことがない。

暑くも寒くもない晴天の秋の日にその動物園を写真を撮りながら楽しもうと待ち詫びていた。今日がそ

の日。1972年日中国交再開の記念としてプレゼントされたジャイアントパンダのカンカンとランランは

日本中にパンダブームを巻き起こしたっけね。期限付きでメキシコから借りたシュワンシュワンも帰って

しまって今はリンリン1匹が檻の中をグルグルと寂しげに歩いていた。オオタカは良い顔しているわ。ゴ

リラの森も興味深い。ボロ布を頭に被って歩くゴリラを見て、隣のオバサンが「夜鷹みたい」と呟いた。

当たり前だが動物は動くから写真を撮るのは至難のワザだ。パンダで20分、虎で15分、ゴリラで20

分なんて撮影しているうちに夕方になっちまった。見損なった半分は今度にしょう。この後、上野博物館

の「葛飾北斎展」を観る予定だったが、もう疲れてしまったのでヤメタ。お茶飲んでタクシーで帰宅する。

夜 家食 メンチカツトーストキャベツ入り、アボガドとトマトのサラダ、香港干し海老と白菜・春雨チキン

スープ仕立て

  

ギリシャのエクストラバージンオイルにレモン汁、黒胡椒と塩、晒し玉葱と大葉を入れたドレッシングでト

マトとアボガドを和えたサラダがバカ旨。2日続けて酒も飲まずに家食する感心な夢子である。無酒日

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11月 11日(金) 曇り

 歌舞伎座の座席にて 「プロント」のクラッシックドーナッツとお茶

昼 東銀座 「歌舞伎そば」 かき揚げ蕎麦 390円 +大盛り 60

    茹で立て揚げ立てだからまぁ旨い

毎月2回歌舞伎座に行くから、観劇日の食事はだんだんどーでも良くなる。ところが今日はかなりお腹

が空いた。3階までハーハー上って蕎麦屋に行くと「都合により昼の部はお休み」。ふん!じゃ叉おでん

定食だ。「今日は予約のお客さまでいっぱいでございます」。ゲゲゲ。それなら・・・カレーだ。自動販売

機の前には長蛇の列。こうなったら1階「欅」のサンドイッチだ。「サンドイッチが売り切れでして・・」。な

んと言う日だろうか。一旦外に出て隣接する「歌舞伎そば」に行くとここも9人待ち。立ち喰いでも良い

がカタチばかりの椅子があって8席しか無い。390円のかき揚げ蕎麦だけでは寂しいから大盛りに。10

分待って3分で食べたが、もう舞台は始まっていた。昼の部の演目は、『息子』、『熊谷陣屋』、『雨の五

郎』、『うかれ坊主』、『人情噺文七元結』と盛りだくさん。私の目当ては『息子』で金次郎を演じた染五郎、

『熊谷陣屋』の熊谷次郎直実を演じた仁左衛門、『雨の五郎』を踊った吉右衛門、『人情噺文七元結』の

文七役染ちゃん。いつも4列以降は座ったことが無いのに今日は15列目。舞台から遠いということも

あったせいか、いつの間にかうつらうつら。それとも盛りだくさんのわりに盛り上がりに欠けたからか?

夜―1 平河町 「赤坂 四川飯店」 麻の会特別コース:劉師父菜譜 5種類の前菜、フカヒレの酸

       辛 スープ、牛肉の野山椒炒め、紋甲イカの生唐辛子炒め、車海老とじゃが芋の辛し炒め、桂魚の

       鍋、青唐辛子と豆板醤の和えそば、デザート2種、生ビール、紹興酒:8年もの×3本、5年もの

1本 @12000

  

  

  

  

  

7時から赤坂の「四川飯店」で「麻の会」。またもや欠席のMMサッカー小僧の代わりにH本さん参加

された。店に入る時予約をして下さったグルマンTさんの名前を告げるとわからん、と。一緒に予約リス

トを見ると「麻の会」ご一行様とあった。それまで四川の最高峰は「趙楊」と決めていた「麻の会」だが、

同店が新橋から銀座に移転を機に敷居の高い店に変身したことから今は様子見。ガゼン株を上げた

のが、ここ赤坂「四川飯店」である。それもフツーのオーダーじゃない。日頃は調理場の指導に当ってい

る特級調理師の劉さんに自ら作って貰う四川料理メニューである。「麻の会」のためにね。前菜は5品。

それぞれの前にある料理を食べて感想を言う。5人全部違う料理を食べているから、話は合わんわな。

どれも素晴らしい料理だが、特に日本蕎麦を敷いた上に蒸した鶏、その上に赤と青の生唐辛子のソー

スをかけたものと、痺れる辛さのマコモ茸に賞賛の声高し。フカヒレの酸辛スープは黒酢の旨さがいい。

牛肉の野山椒炒めは皇族の方々にもオススメしたいような上品な辛さ。紋甲イカの生唐辛子炒めには

揚げた枝付き中国山椒がこれでもか、と乗っかっていて舌と唇のシビレは最高潮。水煮牛肉に似た桂

魚の土鍋が来たところで各自白飯を注文して、一緒に食べる。食事の青唐辛子と豆板醤の和えそばが

素晴らしい痺れ辛さで一同カンドー。最後に劉特級調理師と鈴木料理長がわざわざ席にご挨拶にみえ

た。これと同じメニューを食べたい人は、かなり早めに「麻の会」メニューでと予約してね。覚悟が必要。

夜―2 荒木町 「バー Deep ジントニック 2杯 1000円+500円

まっすぐ帰っても良かったが、久々なので食いしん坊TK介の3人で荒木町に飲みに行く。最初から

500円で飲めるハッピーアワー(20時から21時)は終っていた。LPのジャズを聞きながら2杯飲んだ。

夜―3 夢子ラクバー

旅行の話をしているうちに、「じゃウチで写真見る?」ということになった。トルコの酒らくをご馳走した。

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11月 12日(土) 激しい雨の後晴れ  木枯らし一号吹く

朝 家食 玉葱・ソーセージ・ピーマンのトマト炒め、トースト、「日清」フォー 白湯海鮮

    これ、ナポぬき?

起きると激しい雨が降っていた。天気予報ではこれも止むという。ほんまかいな。玉葱とソーセージ、ピ

ーマンを炒め、ケチャップで味つけしたものを数日前から食べたかった。つまり、ナポリタンのスパゲッ

ィ抜きね。日本蕎麦業界では、天麩羅蕎麦の蕎麦抜きを「天ぬき」とか「ぬき」と言うが、これは何と言

うのだろう。「ナポぬき」?シャキシャキモグモグ。うん、うんまいわ。最近お気に入りのフォーも食べる。

昼 四谷3丁目 喜多方ラーメン「小法師」 ねぎラーメン 690

    これからはスープ薄めと頼もう

天気予報通り、昼近くなると雨は止んで晴天になった。しかし風が強くて自転車が何台も倒れていた。

後から知ったが木枯らし1号だそうだ。喜多方ラーメンは、平麺ちぢれが気に入っているが、ちょっとス

ープが濃い。ガマンして飲んでいたが、隣に座った女性が「スープ薄めね」と。次からはそうしようっと。

夜―1 愛住町 「鶴兆」 キムチ盛り合わせ、ちぢみ、(ユッケ)、(石焼きビビンバ)焼き肉:カルビ・

        タン 塩・ネギタン塩・ロース、サンチェ、(私は名前を知らない臓物)など(梅茶漬け)、ビール×2

        杯、日 本酒 2本 @6千円

  

    

姪のカオルとタツヤ君が来る。初めまして。タツヤ君は1滴も酒を飲まない代わりに健啖家と聞いたの

で「鶴兆」を予約している。「鶴兆」は、関西焼肉のメッカ鶴橋の店で四谷店は関東で最初の出店とか。

パクパク日記に登場しないからご存知だろうが、私は普段焼肉屋に行かない。キライというわけではな

いのだが、全身髪の毛から靴まで臭くなるのがイヤなのだ。同じ理由でもんじゃもお好み焼屋にも行か

ない。カオル焼く人、タツヤ君食べる人、夢子飲む人の配役。酒は常温のみで冷酒は無いという。不満

気な顔をしたら、冷麺の器に氷を入れて酒の徳利が・・・。創意工夫は有り難いが笑っちゃいますよね。

夜―2 愛住町 カラオケ ジントニック 2杯

どういう経緯で行くことになったのか記憶がないのだが、1時間だけということでカラオケに。声でない。

夜―3 夢子麩まんじゅう喫茶

ご馳走する代わりに労働奉仕してね、とちゃっかり段ボールの山を片づけて貰ったり、暖房器具を取り

付けて貰ったり。助かった。私はこうして力の要ること、技術的に難しいこと、ややこしいことは全部誰

かにやって貰うのですだ。ずるい?だって私、もうおバーさんですきに。ガハハ。都合の良い時だけね。

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11月 13日(日) 晴れ 小春日和で暖かい

朝 家食 野菜たっぷりサッポロ塩ラーメン、「京都正法院」の穴子茶漬け、りんご

  

朝京都から荷物が届いた。ステキな竹の籠に入った包みが6個。Kから?きっと奥さんだな、ありがと

ねー。早速穴子の包みを開いて塩ラーメンと一緒に食べる。あら、これお茶漬けだったわ。まいいか。

午後のおやつ 小金井 「三陽」の麩まんじゅう、焼き大福、焼き栗大福、日本茶

    麩まんじゅうひえひえ、大福あちち

昨夜カオルが土産に小金井「三陽」の麩まんじゅうと大福を持って来てくれた。麩まんじゅうは林望先生

が贔屓にしていることで人気を呼び予約しないと買いそこなうこともあるらしい。大福と栗大福は皮が硬

くなったのでオーブンで焼く。ひえひえの麩まんじゅうと対照的で美味しい。日の影が長くなったものだ。

夜 家食 関西風おでん(大根、白滝、じゃこ天、がんもどき、鰯つみれボール、魚摺り身揚げボール、

茹で卵、水菜)、「加島屋」の銀むつの粕漬け焼、「「京都正法院」のややととおゆば、キャベツ・え

のき茸・豆腐の味噌汁、ご飯

  

    こんなに作ってしまって・・・

銀座松屋のバーゲンに行くか、伊勢丹のバーゲンにするか。それとも4ヶ月行っていないヘルスクラブ

に今日こそ行こうか。新宿御苑に撮影に行くのもいいなぁ・・・・なんて朝から考えていたのに、どこにも

行かなかった。じゃ何していたか?おでん作っとりましたー。大根は面取りして米の研ぎ汁に赤唐辛子

1本入れて下茹で。白滝も下茹でし、がんもどきなどの種ものは熱湯で油抜き。昆布とかつおぶしで濃

い目の出汁をとって関西風の上品なおでんつゆを作る。ここに材料を投入してあとはコトコト煮る。何て

丁寧なおでんざんしょ。煮ている間、テレビをつけるとチアリーディングの世界大会をやっていた。チア

はアメフットチームにもあるから、昔から馴染み深いが、スポーツとしてのチアリーディングのことはよく

知らない。びっくりした。北欧の国々って揃って強豪なんですな。もっとびっくりしたのは、優勝したのは

日本で、それも3連勝とのことだった。本場アメリカは不参加。さて、おでんも煮えましたか。最後に水菜

をさっと入れて、茹で卵を半分に切って盛り付け。おぉ!何たる美味しさ。これなら「夢子おでん茶屋」を

開いても繁昌するかもよ。アハハ、ジョーダンです。薄味にするとおでんのツユも飲めるしね。  無酒日

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【今週の振り返り】

11月中旬である。2005年、平成17年はあと1ヶ月半しか無いということだ。仕事を辞めてから、海外

で過す時間が多くなったので、日本の季節と関係なく寒い、暑い、涼しい、暖かいを繰り返しているから

例年のような季節感が失われている。気温が30度もあって汗びしょりかいた2日後にトルコに行き、2

週間後に帰って来たら、既に日本は秋も深まっている、という状態で、春夏秋冬をカラダで感じるリズム

がちょっとずれてしまったということか。それでも11月中旬になると、年の瀬も迫りつつあることを感じる。

年の瀬は忙しい。金曜日に観た歌舞伎、『人情噺文七元結』は、そんな年の瀬が迫った頃の話だ。江

戸時代は米代、魚代、酒代何でもツケで回っていて、その支払いは大晦日。宵越しの銭は持たないと

その日の稼ぎはパーっと使ってしまう庶民は、そのツケの支払いをどう工面するかで毎年汲々とする。

店側は取りっぱぐれの無いようにと手ぐすねを引いている。餅代が無い、年が越せないというのは大袈

裟な話では無かったらしい。歌舞伎座の解説で聞いたのだが、当時の川柳に「元旦や今年も来るぞ大

晦日」というのがあったそうで、年の始めから大晦日が来るのを恐れていたという泣くに泣けない話な

のである。

気が早い私は毎年10月中に年賀状を入稿する。今年もギリギリ10月31日に頼んだが、デキは今3

で失敗した。銀座の「福屋」で来年用のダイヤリー手帖を買った。長い間高橋手帖の47番を使用して

いる。家にはカレンダーは貼らない主義だったが、デンマークで見つけたアンデルセンカレンダーが小

さくて使い易そうだったので、既に壁に掛けてある。香港のK岩が毎年猫写真の日めくりカレンダーを

プレゼントしてくれる。来年用も香港で貰って来た。数年前から、料亭のおせち料理を買い始めたが、

年々おせちが人気となり、昨今では人気店の予約は相当早くしないと売り切れてしまう。しかし、2年

から年越しはホテルで過すようになり、今年の大晦日もホテルを予約したからおせちは買わない。お

掃除サービス会社から年末の大掃除の予約ハガキが来た。丸ごとコースを頼むとこのマンションだった

ら20万円はかかってしまうではないか!姪のカオルが私の留守中に多分やってくれるから(アハハ、

ヤラナイ?)掃除会社には頼まないことにする。お歳暮の案内もボチボチ来始めた。仕事も辞めたこと

だし、今までより数は減らそう。もう少し経ったらリストを作って注文する。あとは年賀状を書くだけだ。

今年から枚数を減らす代わりに毛筆手書きで宛名を書こうと思っている。これで年の瀬の準備は万全

だ。ほな、良いお年を!ってか?

               気が早いのもたいがいにしニャさい!

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