パクパク日記8年5月4週

         首肩も癒え、門司港レトロと新緑の軽井沢をハシゴ旅したのだった

唐戸・海響館の鰯 軽井沢万平ホテル

5月 19日(月) 東京は曇り 門司港はドシャ降り

朝 家食 ふくさ焼きときゅうりのトーストサンド、しらたき麺のスープ、グレープフルーツ、アロエヨーグ

ルト、黒烏龍茶

    これなかなかイケマス

東京は朝から曇っていたが、これから向かう九州は激しい雨が降っているって。日本の場合、西から天

気が変わってくるから、やがて関東地方も雨が降るらしいが、私は飛行機で雨の中に飛び込みに行くと

いうことだな。京都のふくさ焼きをトーストに挟んで食べた。ゴミ出しと韓国写真を投函して、さて出発!

昼 羽田空港 「竹生」 鰻丼と蕎麦(山菜の温蕎麦)セット 1470

先週苦しんだ首と肩は、治癒率90%というところか。いつもなら、リュックを背負って、大きな一眼レフ

カメラを肩にかけて旅するのだが、今回はコロコロと小さなリコちゃんカメラスタイルだ。コロコロにはた

くさん荷物が入るから嬉しくなってウィスキーのボトルを1本入れた。羽田に着いて、ハタと気が付く。そ

れでは機内持込は出来んじゃないか!国内線では30年ぶりに荷物預け。昼メシは高くて不味かった。

夜―1 門司港・門司港ホテル 「ポルトーネ」 関門オリエンタルCコース(鯛のマリネ、パン、生ハ

      ムと 手長海老のサラダ、パルメザンチーズと春豆のリゾット 黒豚グリルとフォアグラ添え、あらか

      ぶの ポワレ、和牛ロース肉のグリル バルサミコソース、アイスクリームとケーキ) 1万1550円、

      生ビ  ール、赤ワイン「シャトー・ダルマイヤック ‘01ポイヤック 1万5015円 計27315円 

  

  

  

雨が降る北九州空港着。新しい空港だ。バスの便が少ないらしいし、煙草でも吸いながら優雅にホテ

ルに向かおうかとタクシーに乗った。ゲゲゲ、禁煙!「運転手さん、長距離だから煙草吸えるタクシーに

乗り換えたいんだけど」「お客さん、5月1日からこっちも全面禁煙になったんですよ」「・・・・・」。40分間

有名な美しい景色も雨で全く見えなかったタクシー代金は約1万円だった。今日から2泊する門司港ホ

テルは、お洒落なホテル。部屋から雨に煙る関門橋がバッチリ見える。外はどしゃ降りなので、夕食は

ホテルのメインダイニングで。店のど真ん中に大きなオープンキッチンがあり、気持ちの良い空間だ。

ならば、旨いワインでもハリコムか。コースは3種あって一番高いCコースにした。どれも美味しい料理

だったが、黒豚とフォアグラが乗っかったリゾットがめちゃんこ旨かった。門司港ってお洒落なんだね。

夜―2 門司港・門司港ホテル 「BAR テンポ」 ヴィクトリアンバットトニック 2杯 2655

部屋は最上階9階。エレベータを降りたところにまた雰囲気のあるバーがあるのが困ってしまう。素通

なんか出来ないじゃないか!この「BAR テンポ」は景色も素晴らしく、雰囲気もGOOD!!気に入る。

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5月 20日(火) 門司港と下関は快晴!

 門司港・門司港ホテル 「ポルトーネ」 朝食ヴュッフェ 1732

  

6時起床。昨日とは一転素晴らしい晴天だ!対岸は下関の唐戸。有名な魚市場が正面に見え、左側

にはユニークな形の水族館が見える。右側には関門橋の上を車が行き来し、海には大きな船から小さ

い船がちょこまかと動いている。朝食は「ポルトーネ」で和洋食のヴュッフェだ。修学旅行らしい小学生

が大勢いて賑やかなこと!料理を見てちと驚く。高価な明太子なんて、ドカーンと大皿に横たわってい

るし、魚はふぐだ。但しちっちゃい奴ね。和食料理もズラリ。味噌汁には、アサリがゴロゴロ。スープ好き

だから、コーンクリームスープも飲んじゃお。これで1732円は格安である、もうちょっと旨ければ・・・・。

  

        これが2泊した門司港ホテルだす  元門司税関の裏には高層マンション                  国際友好記念図書館

  

          懐かしい汽車の九州鉄道記念館    バナナの叩き売り発祥の地でもある          レトロな門司港駅 マイル0地点!

雨に洗われた門司港の街は美しく太陽に輝いていた。日差しが強い!歩いて2、3分の門司港に行っ

てみると、まぁ何ともレトロな。「切符賣場」、右から「場賣符切」と墨文字で書いてあるし、JRの駅員達

も昔の制服を着用し、レトロを地で行っているのだよ。ここにある自動改札機が浮いて見える。駅に刺

激されて近くの九州鉄道記念館に行ってみる。蒸気機関車が2台ピッカピカに磨かれて鎮座まします。

昔の車体の客車を覗いてみると青のビロードの椅子に、紐状の網棚、長い吊り輪があって、ウルウル

しそう。別棟に九州鉄道の歴史展示があり、早い時期から鉄道開発に取り組んで来た九州なのだ、と

ちょっと学ぶ。桟橋通りに小さな石碑があった。「バナナ叩き売りの発祥の地」。国内外の航路と九州鉄

道の発着の基地点だった門司港では、大正初期から集まる大勢の人々相手に叩き売りしていたのだ。

昼 門司港 「浜司」 スペシャルカレー 1050円、コーヒー 420

  

「浜司」は11時開店。11時20分には店に着いた。駅前の郵船ビルの2階にある。お目当ては、スペ

ャルカレー。運ばれて来たカレーを見てビックリ!土鍋の中でカレーがグツグツと煮えたぎっているで

はないか!海老、帆立貝などのシーフードと共に卵が。量が多くて、一口残した。7年越しの執念だ!

午後のお茶 門司港・榮町 「なか川」 チョコレートケーキとコーヒーセット 700

  

         武蔵VS小次郎の巌流島     「海響館」のイルカとオットセイのショー      可愛いでしょ?ネズミふぐ

唐戸行きのフェリーは20分おき。僅か5分で着いてしまうのだ。関門トンネルを歩いても早足なら20分

で対岸に出てしまうらしいからね。唐戸でフェリーを乗り換えて、巌流島に行く。正しい名前は船島なの

だが、宮本武蔵に切られて負けた佐々木小次郎の剣の流派「巌流」に因んで「巌流島」と呼ぶようにな

ったらしいよ。本来の船島の大きさの数倍もの大きさに人口島が追加され、観光客が出入りして良い

のは島の三分の一ほど。二刀流の武蔵は、約束の時間に2時間も遅刻して現われ、待たされた小次

郎はイライラで冷静さを失なっちゃったわけね。唐戸に戻る船左側には平家が滅亡した壇ノ浦がある。

水族館好き!土地柄ふぐの陳列が素晴らしい。ふぐってこんなに種類が多いのね。プールでは3頭の

イルカとオットセイのショーが始まった。小中学生に混じって拍手しながら観る。海響館楽しかったなぁ。

 門司港・門司港ホテル 「BAR テンポ」 オイルサーディン、チーズクラッカーとグリシーニ、チ

      ーズ 盛り合わせ、名物鉄板焼きカレー 924円、ハートランド生ビール 808円、タンカレートニック

     924円×3杯、チャージ @7968

夕食は門司港の店にしようと思っていた。空港から乗ったタクシーの運転手さんに勧められた鮨屋が

いいかもしれない。鮨屋なのに、〆はビルマうどんが良いのだとか。必ず白ご飯と一緒に食べよと。唐

戸からの帰りに商店街をぶらついて鮨屋を探したが、残念ながら閉店してしまったらしい。親父さんが

亡くなったと聞いたから。しかし、他に行きたい店が見つからない。じゃ、今晩は始めからバーに行って

バー飯にする?そうしよう。夕陽が真正面に見え、美しいぞ!門司港は、焼きカレーが名物とかで、昼

間も焼きカレーの看板を多く見かけた。〆はまたもやカレーだよ。店長とお喋りしながら、楽しい夕食。

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5月 21日(水) 門司港も東京も晴れ 軽井沢は曇り

 門司港・門司港ホテル 「ポルトーネ」 朝食ヴュッフェ 1732

6時起床。今日も良い天気だ。名残惜しいが荷物をまとめて門司港とお別れする日だ。7時オープンの

レストラン前で5分前から待機し、1番で入る。今日もズラリと並んだ料理をワシワシと食べたのだった。

朝のお茶 小倉 「ドトール」 アイスコーヒー 200

禁煙なら高い料金払って空港までタクシーで行くのはバカらしい。空港直行バスを調べて貰ったら、本

数が極端に少なく諦めた。電車で小倉まで行き、そこから空港行きバスに乗るのが賢いと案内場のお

姉さんが教えてくれた。でも小倉までタクシーで行ってしまおう。大きな街だね。小倉太鼓の像がある。

昼 浜松町 「PALATIN コーンクリームスープ(カップ) 280円、コールマンカレー 1030円、アイス

コーヒー +320

   か、か、辛くて旨い!

羽田空港から浜松町。駅構内にある「PALATIN」で、大好きなコールマンカレーを食べるというのが当

初からの計画であった。揚げた茄子とチキンが入った激辛のカレー。素晴らしい!マイベストカレーの

2位にしてしまおう。ランチを済ませたら家に帰るんでしょ?ううん、東京駅まで行って新幹線乗るのよ。

夜 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「The BAR 中華オードブル、焼売、五目あんかけ焼きそば、

      生ビ ール、ジントニック 3杯 @8900

  

旅のハシゴして軽井沢に着いた。門司港→タクシー・小倉→バス・北九州空港→飛行機・羽田空港→

モノレール・浜松町→山手線・東京駅→新幹線・軽井沢→タクシー・軽井沢万平ホテル。朝9時に出て、

これだけの交通機関を利用して移動して来たわけだ。住んでいる東京を素通りしてアホちゃうか?と思

う人もいるかもしれないが、これでいいのだ。昨夜に続いて、バー飯。「萬山楼」の中華料理の出前をい

ろいろ取って、O澤さん相手にグビグビ飲む。ぷわーっと煙草を吸いながら、「やっぱり疲れたわ・・・」。

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5月 22日(木) 軽井沢は晴れ

 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「ダイニング」 サラダブレックファースト(桃ジュース、ヨーグルトと蜂

蜜、サラダ、トースト、コーヒー) 2780

  

朝食は7時半から。以前ヘルシーブレックファーストだったのに、サラダブレックファーストと名前が変わ

っていた。本当のことを言えば、私は生野菜が苦手だ。食べにくいし、噛むのがメンドーで。なるべく避

けている。しかし、このサラダは旨い!レタスの代わりに大きなキャベツが入っていたが、パリパリして

甘い。今日は昼間休みのO澤さんと一緒にドライブ。「新緑の季節の軽井沢は美しい」からと誘ってく

れた。9時45分出発。ぐんぐん高度を増して、志賀高原、白根山の方まで行く。確かに新緑の薄緑が

柔らかに美しい。白根山には、未だ雪がたっぷり残っていた。このヘンは1ヶ月以上季節が遅いのね。

昼 長野県飯綱町 「菊寿司」 お任せ握り(マコカレイ、ソイ、金目鯛、甘海老と味噌、鯵、春子、赤

      身 ヅケ、小ハダ、本鮪、スミイカ、ウニ、蒸し鮑、卵焼き、穴子、鯵アンコール、鉄火巻)、あらの味

噌汁×2杯 @4900

  

飯山線沿線の飯綱という町に旨い鮨屋があると連れて行って貰った。O澤さんは昨夜昼食の予約をし

ていた。山深い町の鮨屋、しかも平日の昼に予約なんか要るのか?と不思議に思ったが、行ってみる

とカウンターは地元の人で一杯。お任せで鮨をお願いしたら、珍しい魚がどんどん出て来て、しかも仕

事が細かい。金目鯛は皮目をさっと炙ってあるし、甘海老の上には海老の味噌が乗っている。ウニは

グンカン巻じゃないし、相当腕の良い鮨職人の仕事だ。アラの味噌汁が旨くてお替り!満腹であるぞ!

午後のお茶 軽井沢 「珈琲歌劇」 スペシャルブレンドコーヒー 840

帰り道、旧軽銀座の手前にある「珈琲歌劇」の前で車から降ろして貰った。ちょっと腹ごなしをしないと

夕飯が食べられない。この店には、軽井沢訪問時は必ず来る。もうご主人のご夫婦とも顔馴染みだ。

ぶらぶら歩いて帰る途中、いろんな店に引っ掛かってインド綿のシャツ6枚、ズボンを2本買っていた。

夜―1 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「たん熊北店」 鉄板焼きコーナー 高雄コース(前菜盛り

      合わせ、野菜サラダ、山菜焼きとアイナメ、ニンニクチップ、野菜焼き、常磐牛の鉄板と網焼き、ガ

      ーリックラ  イス、漬け物、赤出汁、デザート) 13860円、生ビール 1097円、冷酒 「熊魚庵」

     4合  4389

  

    

    

今夜は1人で鉄板焼きだ。鉄板焼きのシェフは、1週ごとに東京のドームホテルから交代でやって来る

が、何度も焼いて頂いた人だった。「どうも、お久しぶりで」。この店ではいつも、きっちり生ビール1杯と

冷酒4合を飲む。その後バーでジントニックを2杯ほど飲むと、翌日必ず二日酔になる。これくらいの酒

量では、普段二日酔にはならない。オカシイ。そうか、いつも1晩目に来るから、標高差にカラダが馴染

んでいなくて酔うのだ、という仮説を立てた。だから今回は2晩目に予約した。さて、結果はどうでしょ。

夜―2 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「The BAR ジントニック

禁煙に耐えられず、デザートはバーに運んで貰う。鉄板焼きは別棟にあるのに申し訳ないっす。二日

酔になるか否かは明朝までわからんが、この時点で結構酔った。「ラストフレンズ」途中まで観て寝た。

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5月 23日(金) 軽井沢 晴れ&暑い!

 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「熊魚庵」 和朝食 3003

  

昨夜の「二日酔実験」の結果を発表しまーす。結構ギモヂワリーです・・・・。どうしようも無い程ではな

いけど。それでも、敢然と朝食を食べに行く私。「あいにく満席で。7時半開店と共に30人のお客さんが

いらっしゃいまして・・・」。この時期、軽井沢もホテルも混んでいないのにね。15分程待って和朝食。た

くさんのおかずを全部食べご飯もお替りする自分が恐ろしい。飲み過ぎから食べ過ぎでギモヂワリー。

午前のお茶 軽井沢 「ぱいつぼおる」 アイスコーヒー 540

夜まで特に予定は無いが、散歩でもしないとお腹がこなれない。樹木の美しい別荘街を歩いていても、

あぢぢぢ。今日軽井沢は24度だった。私以外誰も客のいない喫茶店で、読書しながら空腹を待った。

昼 軽井沢 「川上庵」 二段せいろ 1500

    一段で良かった・・・

ようやく食べる気になり蕎麦屋へ。「せいろ蕎麦」を注文するつもりが、つい「二段せいろ」と言っている

自分がいた。食べ物を前にすると人格が変わるのか?いいえ、食べ物のことしか考えていない人格。

午後のお茶 軽井沢 「珈琲歌劇」 スペシャルブレンドコーヒー 840

二段せいろが、ズシリと来た。蕎麦は消化が良いと言う人が多い中、自分の経験では蕎麦は腹持ちが

よく、なかなか満腹感が薄れない。夕刻ホテルに帰って、大相撲中継を観る。今週はずっと旅をしてい

るが、毎日大相撲を観ているのだ。今場所は、まさに「琴欧洲場所」と名付けたい程、活躍してただ一

人の全勝だ。2年以上、横綱の朝青龍と白鵬以外優勝者がいなかったのに、2横綱は共に怪我をして

精彩が無い。今日琴欧洲が勝って、白鵬が負ければ13日目で優勝が決まる。相手は、クセモノの安

美錦。ところが、2回待ったをされ、あっさりと琴欧洲は負けてしまった。その後、2横綱も揃って●だ。

夜―1 軽井沢・長倉 「無限」 たたき海老の春巻 520円、エリンギ茸のガーリック焼き 730円、

     筍と アスパラのハマグリ蒸し 1260円、蛸のパルパッチョトマトソース 730円、アボガドとチーズの

     冷 奴 730円、カツオのたたき ガーリック醤油 840円、仔牛すね肉と野菜の煮込み 1260円、厚 

     切りフォアグラと大根のソティ 2730円、牛フィレ肉と大根のステーキ 1890円、野澤菜とジャコの 

      焼き飯 840円、生ビール、赤ワイン ボトル 2100円 @5千円

  

  

  

今晩はO澤さん一家と一緒に夕食。奥様のS恵さんはスポーティな美人で、U君は5歳。「エルミター

ジュ・ド・タムラ」の近くの「無限」に連れて行って貰った。洋風居酒屋だそうだ。店の前に駐車している

車は、首都圏のナンバーが多い。注文は全部O澤さんがやってくれた。彼は飲めないが、S恵さんはイ

ケル口。女2人でビールをグビグビ、ワインをグビグビ。どの料理も工夫された美味しい料理であった。

夜−2 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「The BAR ジントニック 3杯

ホテルまで送って貰う。S恵さん「私もバーで飲んで行こうかしら」ってことで、女2人の宴会は無限から

バーに移動して続いた。こういう出会いって面白い。2時間後O澤さんが迎えに来られた。ご馳走様。

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5月 24日(土) 軽井沢も東京も曇り 夕方から雨

 軽井沢・軽井沢万平ホテル 「ダイニング」 グレープフルーツジュース トマトサラダ、トースト、

      コ ーヒー @2660円

    今朝はアルカルトメニュー 

レストランの開店前に朝刊でも読もうと早めにロビーに行ってみると、何とレストランが開いているじゃ

ないか。Y田支配人に聞いてみると「土日の週末は7時オープンで」。あぁ、そうだったね。今日は「ダイ

ニング」でアラカルトメニューにしよう。トマトサラダ。冷えていてとても美味しい。さて、チェックアウトだ。

昼 家食 「おぎのや」の峠の釜飯、ワカメスープ

    牛蒡と漬け物が好き!

9時半前にホテルを出たのに、11時半には家に着いていた。軽井沢は近くていい!月曜日の朝出発

したから6日ぶりの帰宅。先々週行った韓国より長い国内旅行であった。昼飯はいつもの「峠の釜飯」。

夜 舟町 「仙水」 お任せコース(蟹入り卵豆腐、お造り盛り合わせ:ゴマハタ・金目鯛・赤烏賊、茄子

       と 小芋の炊き合わせ、稚魚のフライ・白貝の天麩羅・焼き太刀魚、アワビのステーキ肝ソース 生野

菜添え、尾崎牛(宮崎)の炙り焼きともずく酢、稲庭うどん 9000円)、もみいか 900円、ごんぐり

(鮪の胃袋)の燻製(サービス)、生ビール、冷酒 「白岳仙」 @1万4千円

   

    

午後3時、A先生が来てくれる。8台目のパソコン(オックンから馬胃男君に名前変更)の移行作業の続

きと、私への技術指導。ナナちゃんには膨大なデータが入っているから、なかなかすべては終わらない

のだ。雨が降って来た。作業をしながらテレビでは大相撲14日目。「A先生、手を止めてこの取組み観

なくっちゃ!琴欧洲が勝てば、初のヨーロッパ出身力士の優勝よ!」。勝った!急遽ブルガリアから駆

けつけたお父さんが、小さな国旗を持って喜ばれていた。おめでとう!去年、私は彼の出身地ヴェリコ・

タルノヴォに行った。古い都があったしっとりした町だった。但し、ホテルは共産主義時代の忘れモノの

ようなヒドさであったが。7時、A先生夫人のマキコ登場。3末でカタナカ会社を卒業したお祝いをしよう

と誘った。N原先生経営のステーキハウスは満員だったので、「仙水」へ。今晩の「仙水」のお任せコー

スは素晴らしかった。前菜も旨ければ、稚鮎のフライもし白貝の揚げ物もいい。太刀魚も旨いねぇ。ア

ワビステーキは柔らかく、肝ソースが素晴らしい!ごんぐりって鮪の胃なんですって。3人満足&満腹。

             ____________________

5月 25日(日) 雨のち曇り

朝 家食 「おぎのや」の野澤菜のおやき 2個、春雨スープ

昨日夕方からの雨が未だ降っている。沖縄ではもう梅雨入りしたそうだ。ミャンマー、四川省の犠牲者

がどんどん増えている。朝ご飯はおやき2つでカンタンに済ませ洗濯、今週のパクパク作成を始める。

昼 新宿・紀伊国屋ビル 「庄屋」 てんぷら蕎麦御膳 880円、アイスコーヒー 150円

    居酒屋ランチは炭水化物がいっぱい!

昼ようやく雨が止んだ。新宿で「中村屋」に行きかけて足を止める。新宿東口ランチは、いつも中村屋

のインドカリーじゃないか!たまには、違う店で違うモノ食べなさいよ!はい、わかりました。紀伊国屋

ビルの地下を一通り歩いて店を物色。2軒あるカレー屋は口に合わない。スパゲティでは物足りない。

結局、ニユー・トーキョー経営の居酒屋「庄屋」にした。ボリュームが一番多かったからよ。アッハハハ。

夜 家食 山口市の昭ちゃんコロッケとメンチカツ、千切りキャベツ、30品目の野菜サラダ、ネギ納豆、

もずく酢、ご飯、味噌汁、でこぽん、黒烏龍茶

    このメンチとコロッケ旨いです!

伊勢丹のバーゲン。東京中のデブ女が集結するバーゲンだが、今日は何かお客が少ないみたい。2、

3枚気に入ったものがあれば、といつものように考え、帰る時は23点買っていつものように配送の手続

きをした。普通なら3月には姿を消すでこぽんがまだ店に並んでいる。但し、どんどん高くなる。無酒日

               ______________________

【今週の振り返り】

九州が好きである。が、毎年必ず九州を訪れる私も、北九州と門司には行ったことが無かった。まして

や門司港と言われても、あぁ関門橋のある・・・くらいしかイメージが浮ばず。それが、「門司港に行こ

う!是非行こう!絶対行くぞ!」となったのは、2004年の夏。H井さんに「門司港までカレー食べに行く

べし」と勧められたからだ。それは古いビルの2階にある喫茶店のような「浜司」。そこで出される皿数

限定のスペシャルカレー。冬場は牡蠣と海老、夏場は帆立貝と海老。午後1時には売り切れるから、

午前11時台には店に入れ、と教えられた。よし、行くぞ!と思ったものの大問題に気がつく。私はその

3度目の牡蠣アタリで、牡蠣断ちをしていた。冬シーズンは行けない。そして、当時は働いていたか

ら、11時台に門司港に着くためには、土曜日の朝一番の飛行機で行かねばならない、というプレッシャ

ーもあった。しかし、私は行くと決めたら、行くのである。例え何年かかっても。特に食べ物が絡んでい

たら、ゼッタイ行くのだ。去年の夏は、ウニ丼を食べるために礼文島まで行った。ソースカツ丼を食べる

ために、信州駒ヶ根に行った。生の鯖を食べるために、長崎県松浦市まで行ったこともある。味噌ラー

メン食べに札幌に1泊したこともあったし。今回は2泊の予定だが、門司港の「浜司」のスペシャルカレ

ーを食べる以外、他に目的はなーも無い。

しかし、行ってみると門司港レトロは見所たくさんの素敵な場所であった。13年前から大正レトロ調に

街整備を開始し、国土交通省の都市景観100選に選ばれるなどして観光客を順調に集めて来た。10

年前オープンした門司港ホテルは、故アルド・ロッシ氏が設計し、内田繁氏がインテリアデザインを担

当したお洒落なホテル。このホテルの存在も門司港観光の魅力に寄与しているように思う。門司港駅と

旧門司三井倶楽部は国の重要文化財。三井倶楽部には、アインシュタイン夫妻も宿泊されたことがあ

る。そういえば、先月泊まった日光金谷ホテルにもアインシュタイン夫妻は泊まられた。あちこち行って

いたんだね。旧大阪商船、旧門司税関、国際友好記念図書館など、明治、大正時代を生き抜いて来た

レトロな建物が街のあちこちに建っている。大正ロマン溢れる街だけかと言うと、そうでもない。故黒川

紀章氏が設計した高層マンション「レトロハイマート」が聳え、日本唯一の歩行者用はね橋・ブルーウィ

ングもじなんて新しいモノもある。その上、関門橋の眺めと共に、フェリーで僅か5分で渡れる下関市の

唐戸まで足を伸ばす魅力も大きい。壇ノ浦、巌流島といった歴史的な場所に加え、魚市場での買物や

海響館で過すのも楽しいしね。

さて、本来の目的の「浜司」のスペシャルカレーである。4月始め牡蠣の季節は終わり、帆立貝と海老、

そして卵が煮えたぎるカレーに入っていた。土鍋で煮えたぎるカレー。美味しいが、私には辛味が足り

ない。4年待って食べた甲斐があったかと問われれば、答えずらいが、でもわざわざ行って食べたこと

に後悔は全く無い。支払いをする時、店の奥さんに「このカレーを食べるために東京から来た」とお話し

たら、恐縮された。営業時間がナゼ午前11時から午後2時までの3時間かという謎も氷解した。店は

古い郵船ビルに入っている。午後5時にビルの入り口が閉まる。よって、2時に閉店しないと、後片付け

が間に合わないのだそうだ。同じ理由で、日曜・祝日も休みなのだ。しかし、「浜司」以外、入居している

のは企業だ。午後5時に入り口が閉まるビルで仕事に支障が無いのだろうか。

門司港は、バナナの叩き売りだけでなく、焼きカレー発祥の地と聞いた。次は焼きカレーの食べ比べも

いいかもしれない。電車やバスで15分の小倉は焼きうどんの発祥の地なのだそうだ。お勧めの店をホ

テルバーの店長から教えて貰った。「浜司」の冬バージョン、牡蠣入りのスペシャルカレーも試してみた

方がいいかもしれない。とすると・・・・いったい何泊すればいいんだ!      

 YUMEKOおばちゃん、ちょっとバカみたいだニャ

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