パクパク日記12年1月4週

             常夏のタヒチから帰って来たら、いきなり雪が降って震えた

        タヒチの花   我が家スカイデッキ

1月 23日(月) 曇りのち雨のち雪            

朝 エアタヒチ・ヌイ パペーテ=成田 ビジネスクラス機内食、持参のふすまパン

  

タヒチ&ボラボラ島の仏領ポリネシアからの帰国の便に乗っている。フツー10時間以上のロングフライ

トだと、機内食は第1食がメイン、第2食はどうでも良いようなものを出すが、週2回飛んでいるパペー

テからの成田直行便はそうではない。だって朝6時半出発だからねぇ、その1時間後メインの食事だっ

てビールやワインをガブ飲みする客少ないからね。ということで第1機内食はカンタン、第2食がメイン

になった。通路を隔てた隣席では、相変らず元プロ野球選手「大魔神」が大きなカラダで坐っている。早

朝の飛行場でも、機内でもカップラーメンを食べていた。よほど好きらしい。思い出せば、大魔神タヒチ

島でも同じホテルに泊まっていて夕食レストランでも居合わせたっけね。大勢の仲間で賑やかだった。

昼 存在しない

フライト時間12時間、時差は19時間で行きとは逆に一気に時間は進む。行く時は24時間+19時間

もあった一日が、帰りは24時間−19時間=5時間なんてチョー短時間になってしまう。1340分成

田着。皆さんお世話になりました〜!タクシーに乗るとスイスイ進んで1時間で帰宅することが出来た。

夜 荒木町 「羅無櫓」 付き出し3点セット:ブロッコリ・もやし・ピリ辛こんにゃく、焼き餃子、手羽先の

唐揚げ、ポテトサラダ(小)、五島うどん(小)、生ビール 2杯、芋焼酎お湯割り 3杯 @6300

  

  

成田に着くと雲行きが怪しかった。それでも帰宅するまでは雨は待っていてくれたが、夕方になると大

雨になる。こんな時買い物して夕飯を作るなんて気にならないから飲みに行く。(夢子さん、あなた買い

物して料理を作ったなんて何十年前のこと?え?記憶ないっしょ!台所が泣いてるぜ!) 大きな膝掛

け持参で「羅無櫓」に入って行くと、ご主人の官兵衛さんに「その寒がりじゃあ、もしかして暑い国から最

近帰って来たとか?」と聞かれた。「さっき、タヒチから帰って来た」と答えると皆さんに笑われた。そん

なに寒くても最初の1杯、2杯は生ビールがいい。帰る頃には帰り雪に変わっていた。これは積もるぞ。

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1月 24日(火) 雪のち晴れ        6年ぶりに都心で4センチの積雪

朝 家食 「アスザックフーズ」の飴色のたまねぎスープ2袋

未だ水上コテージにいる夢を見て目覚めたら真っ白な景色だった。23階の寝室から見下ろすと、どこ

の家の屋根にも雪が積っていて良い眺めだ。でもこんな日の通勤&通学はタイヘンだ。気をつけて!

昼 四谷三丁目 「サイゼリア」 ベジタブルセット(シーフードチャウダー、サイドサラダ) 280円、煮込

みハンバーグ 559円、ドリンクバー 180

    今日は煮込みハンバーグ

雪が止み太陽が顔を覗かせた。4センチの積雪だったが、陽が射せば溶けてくれる。1時半まで待って

本屋に行きがてらランチに。しまった!ふすまパン忘れて来たぞ。本屋でまたもやごっそりと本買った。

遅い夜 荒木町 「よつやこくている」 ポテトサラダ 480円、ミックスピッツァ 850円、オイルサーディ

ン 750円、生ビールジョッキ、麦焼酎 @3220

  

今年の6月からマンションの理事になった。順番が廻って来たということだ。「旅行で出席出来ないこと

が多いから理事長、副理事長は出来ません!」と必死でお願いし、監事になった。以来欠席してばかり

で、他の理事は私のことなんぞきっと忘れているに違いない。それが今月の理事会は出席出来る日の

開催となった。行かないとならんわなぁ。久々に出席してみるとどこのマンションでも抱えている管理費

会計の不足問題の他にも、インターネット接続サービスの変更とか、給排水設備の補修とか、大震災

に備えて備蓄品の検討とかいろいろありますなぁ。このマンションも完成から8年が経過するから、今後

設備の補修に金がかかる一方だ。7時に始まった理事会は10時過ぎまで続き、チョー遅い夕食は「よ

つやこくている」で。ピッツァは禁断フードだが、ここの薄いからいいよね。半分だけ食べるってことで。

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1月 25日(水) 晴れ

朝 家食 「よつやこくている」のピッツァ2片、スローフード玉ねぎスープ

昼 新宿ルミネ 「大かまど飯 寅福」 牡蠣フライ定食 1250

  

代々木の整体に行く日だ。少し余裕を見て家を出て総武線に乗る。代々木駅ちょっと手前で電車は急

停車した。暫くして、車掌からのアナウンスがある。「四ツ谷駅付近で線路に降りた人がいるので安全

確認のため・・・・電車にお乗りになってお待ち下さい」。これを繰り返し、繰り返しアナウンスする。乗客

は電車に乗っている。閉じ込められていると言っていい。なのに「電車にお乗りになってお待ち下さい」

とアナウンスする意味がわからない。20分程で走り出したが、お陰で遅刻しそうになった。整体のT

先生にボラボラ島の写真を見せる。サーファーの彼は思いっきり羨ましがった。ランチは新宿ルミネの

「大かまど飯 寅福」、初めての店だ。惣菜食べ放題、ご飯3種(白飯、雑穀米、今日の炊き込みご飯)

からチョイスして食べ放題ということだ。隣に座った葬式帰りらしい年配女性は、ご飯3種類お替りして

全制覇していた。私なぞ炊き込みご飯を2、3口しか食べないのにさ。原価が倍やね、彼女と私では。

夜 四谷三丁目  (4人で)オリーブ盛り合わせ、増田農園の有機野菜サラダ、熟成プロシュート、オマ

ール海老とトマトのサラダ、鱸のカルパッチョ、前菜盛り合わせ、芽キャベツのフジッリ、生ウニの

スパゲッティ、プラチナポーク肩ロースの炭火焼、デザート4種、生ビール、白ワインボトル(1リット

ル)、赤ワインボトル @9300

  

  

  

  

「不美子の会」新年会。新年会としては遅い日程だが、全員の都合の良い日がここになった。いつも行

く荒木町界隈にもたくさん魅力的な飲食店はあるのだが、このところちょっと固定化しているかと反省気

味。そんなことで今夜は地下鉄四谷3丁目駅に近いイタリアン「ラ・ヴィータ」を予約した。町場のイタリ

アンっぽくたくさんの料理を注文して仲間でつつき合える店である。私がメニュー首っぴきで料理を注文

し、それを皆で「旨い、旨い」と食べる。ワインはR子が決め、皆で「旨い、旨い」と飲む。宴会だけでも

良かったのだが、「真面目不美子の会」はどんな時でも生産的な行為をしてしまう。今夜は7月の定例

旅会の祭り日程確認をしてから、宿泊ホテル、エア、観光について検討する。叩き台はR子と私が準備

して来た。真面目ミーティングをすれば、「そうね、そうしまよう!」とすぐ決ってフツーの飲み会となる。

4人いれば、たくさんの料理をちょこちょこつまめて美味しいし、楽しいよね。ワインもた〜くさん飲んだ。

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1月 26日(木) 晴れ

朝 家食 「アスザックフーズ」の飴色のたまねぎスープ2袋、ふすまパン

昼 麹町 「登龍」 坦々麺 1050円、焼売 840

  

夢子はん、あんたなぁ、パリに行かはると決まってラーメン屋に行ってましたなぁ。そうそうハンガリーの

ブダペストという町でも、何ちゃら店でスープヌードルと餃子食べてはりましたなぁ。炭水化物食べへん

よう指導されてんやろ!なのになんでうどんやらラーメンやら食べに行くんやろ。今日も麹町にある「登

龍」に行かれましたわなぁ。坦々麺どうどした?1個400円もする焼売美味しかったどすかぁ?失敗?

夜 舟町 「おちあい」 お任せ料理(醤油豆、玉こんにゃく、刺し身盛り合わせ、銀杏、和風しゅうまい、

ごぼうの天ぷら、油揚げネギ焼き、特製スープ餃子)、ビール(小)、麦焼酎 @4000

  

  

「おちあい」は奥座敷も小上がりもテーブル席もお客さんがたくさん入っていた。「去年は震災の後全く

ダメだったけど、お客さんが戻って来て良かったね」なんてご主人のお父さんと話した。今日は芋鍋は

要らないから蓬そば作って、とお願いしたのだが、「もっと美味しいもの作るよ」と具がギッシリ詰まった

特製スープ餃子を作ってくれた。これもカラダが温まって美味しいね。そこに奥座敷から出て来たのは

食いしん坊Tだった。あれまぁ、奥座敷の客はあなた達だったのね。共同経営者のM井君もM利さん

も最後に挨拶に来られた。香港、広島とメンバーが転勤になったため、開かれていない麻の会。5人中

3人が出席出来るなら今年からやろう、なんて前向きな話をした。帰宅して「平清盛」の第1回を観なが

ら、じゃなかった聴きながら寒中見舞い状にひと言コメントを書いて切手を貼る作業を黙々とこなした。

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1月 27日(金) 晴れ 今日も冷え冷え  全豪オープン錦織圭ベスト8ならず・・・

朝 家食 「コスモス食品」の生姜スープ、大船渡「さいとう製菓」の黄金カモメの玉子

昼 表参道 「まい泉」青山本店 本日のランチA(串カツ・クリームコロッケ・牡蠣フライ) 995円、豚汁

変更 +105

  

本来なら12月に行く必要があった甲状腺専門病院だが、忙しくて(遊びで)今日までズルズルと遅らせ

てしまった。午前11時に受付すると、何と715番!それほど広くない院内は、ラッシュ時の新宿駅のよ

うに人人人でごった返している。初めて来た人なら、ボーゼンとしてしまう光景と受付番号なのだが、な

ーに、I藤病院ならバサバサバサときれいに片づけてしまうのだ。11時受付、1125分血液検査終

了、1時間自由と告げられる。いつものように、「まい泉」本店に行く。ライスボウルも終わって、勝つモノ

を食べる必要がないのだから揚げモノでは無いメニューにすべきだ、と思って行くのだが、メニューを見

た途端に私の多重人格(ほんとか?)B子が「これにせよ」と串カツ・クリームコロッケ・牡蠣フライの盛り

合わせのランチAを指差す。ついでに「味噌汁は豚汁に替えろ!」とまで指示をする。B子は悪い子だ。

午後のお茶 表参道 「スターバックス」 アイスコーヒー 300

午後12時半に病院に戻ると、20分待っただけで診察の番が廻ってきた。715番なのに。早い。しかも

「血液検査の結果は全く問題ないですね。すべて正常値。半年後にいらっしゃい」と合格点を貰って嬉

しいぞ!自動会計機で精算を終え病院を出たのは1255分だった。I病院って凄い処理能力でしょ?

夜−1 銀座 「鮨からく」 お任せコース(イカのたらこ、牡蠣の卵とじ、まぐろ、毛蟹、いくらと生ウニの

鯛飯、刺身盛り合わせ(大トロ・〆鯖・さより・帆立貝・イカ・鯛など)、イワシのポン酢炊き、トロステ

ーキ、鯛の中落ち焼き、貝割れときゅうりのサラダ、鯛の潮汁、握り:鮪5貫と鯛皮握り、握り盛り合

わせ2皿、大トロ炙り、玉子焼きと大根漬け)、生ビール、シャンパン、焼酎 @2万5千円

  

  

  

  

  

今晩はアメフット2連覇の偉業に対し、チームの幹部4人をお祝いする会である。夢子主催です!7時

半、私含めて3人集合。2人は間に合わないらしい。ほな、1回目の乾杯練習しましょか!「かんぱー

い!」。8時25分4人目が駆けつけ、全員揃ったのは、8時50分!乾杯の練習は2度済ませたが、本

ちゃんはポンちゃんが差し入れてくれたシャンパンでね。「2連覇おめでとう!次はV3を!かんぱー

い!」。お腹はペコペコだ。どんどんじゃんじゃん料理が出て来る。毛蟹の量が凄かった。半分食べたと

ころで降参してOHC食べて貰った。たっぷりのいくらと生ウニの下には美味しい鯛鮨が隠れていた。

お刺し身盛り合わせがドカーン。ようやく握りとなり、赤身、中トロ、炙りなど鮪4貫と鯛皮の5貫。これだ

け料理を食べた後だから、これくらいがちょうどいいよね、なんて思ったのは大間違い。「鮨からく」のご

主人は、会の趣旨をよ〜く理解されて、それからも出てくる、出てくる。握りだけで19貫!5貫だけ食べ

た私の分を含めて皆凄い形相で握りをほうばった。ご挨拶に来られたご主人にご挨拶したくても「満腹

すぎてお辞儀できません!すんません!」とそっくり返って頭を下げる姿が面白かった。よく食べたね。

夜―2 銀座 「空とぶきつね」 ビール、ウィスキー濃い水割り

  

腹ごなしには歌が一番!と銀座を歩く。私が長年行っていたあの店は・・・コールしても誰も出ない・・・・

潰れてしまったのか・・・・じゃ、Nケンがよく行くという店に行きましょうや。カウンターの正面に巨大なス

クリーンがあって何とライスボウルの録画を流してくれた。5人で試合を振り返って大いに盛り上がる。

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1月 28日(土) 晴れ

朝 家食 「アスザックフーズ」の飴色のたまねぎスープ2袋、ふすまパン、ラ・フランスの缶詰

7時に起きた。大欠伸。そういえば、昨夜寝たのは午前3時前だったと思い出す。道理で眠い。朝刊読

みながら点けっぱなしにしていたテレビをふと観る。河口湖に富士山が美しく映えている風景だった。

実況中継らしい。その時、「おぉッ!!地震です!揺れてます!河口湖で地震です!!」とレポーター

が慌てている。こっちは揺れてないよ。暫くしてガタガタと来た。何と震源地は河口湖で震度5弱だった

らしい。生中継中の震源地が揺れているのを見たのは初めてだ。東大地震研が「4年以内に首都圏で

震度7クラスの巨大地震が起きる可能性は40%」と発表してから、何かみんなナーバスになったよね。

昼 乃木坂 「ラ・リングア・オチアイ」 生ウニのクリームスパゲティ 1300円、持参のふすまパン

    生ウニスパ

年に2度の歯科検診に行く。検診してもらった後は、歯石取り。レーザーなどを駆使するようになったか

ら以前に較べれば楽だが、それでも痛いというか、不快というかね。でもガマンの甲斐あり、ピッカピカ

の歯になった。予定より少し早く終わったので、急げば次の予定までにランチを摂れる。プチランチコー

スをやっている近くのイタリアンレストランで「パスタだけでもいい?」と断って入る。生ウニのクリームス

パゲティにした。ウニはイタリア語でリッチデマーレね。海の栗。ジャニーズ事務所の真ん前の店だよ。

夜 舟町 「無門」 付き出し:数の子の粕漬け、ポテトサラダ 550円、大粒牡蠣フライ 900円、黒豚

の豚炎(ぶーひー)鍋 1680円、生ビール 650円×2杯、麦焼酎「佐藤」ボトル 4800円 

@1万2300

  

  

パスタランチの次はO本先生治療院。それが終わって新橋の美容院。今日は「院」とつく所に3ヶ所も

行ってしまったよ。カット&ダイの後、美容院で肩を揉んで貰うのが何よりの楽しみだ。「夢子さんはどこ

の美容院に行っているの?」と聞かれ「新橋の美容院。オーナーが凄く巧いの。肩もみ」と言って笑わ

れたことがある。帰宅してから「無門」に行った。ここの牡蠣フライは本当に大きい。一個を三口で食べ

るのだ。それが4個!これを1人で食べてしまうと、豚炎(ブーヒー)鍋のお替りはムリ。やっと食べた。

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1月 29日(日) 晴れ 風強し

ブランチ 家食 「ファミマ」のスンドウブチゲ、ふすまパン、ラ・フランスの缶詰

   スンドウブチゲ旨い!

昨夜は「無門」から帰って寒中見舞い書きをし、その後ライスボウルの録画(またですか?)を遅くまで

観ていたので寝坊した。試合が3時間を超えてしまい完全録画に失敗してしまったが、事務局のM

さんが完全なものをDVDに焼いて送ってくれたのだ。今日は風が強い。スンドウブチゲ豆腐が旨い!

夜 舟町「やくみや」 付き出し、トマトお塩こうじマリネ 500円、ピータン豆腐 600円、白子ポン酢 

600円、(芹根のきんぴら)、牡蠣あおさ揚げ 800円、牡蠣とほうれん草のグラタン 800円、いわ

しのコンフィ 600円、温めん 600円、生ビール2杯、麦焼酎「知心剣」 2合 @8300

  

  

  

終わるまでは食べない、飲まないと決め寒中見舞い書きに集中した。すぐ飽きる私には珍しいことに一

心不乱に集中してやったのだ。早く逃れたくて。早く食べたくて。早く飲みたくて(笑)。5時半終了!約6

00枚のコメント書きと切手貼りが終わったぞ。あとは、これをポストに投函すれば、本年の寒中見舞い

作業すべてが終わる。お疲れ様!と自分に言って、夕食は「やくみや」へ。牡蠣好きだから、牡蠣あお

さ揚げと牡蠣とほうれん草のグラタンと牡蠣モノ2品食べる。隣に香水の強い女性が来たので帰った。

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【今週の振り返り&2011年振り返りU】

気温30度以上の蒸し暑いタヒチを日曜日朝飛び立って、直行便で月曜日の午後成田に帰って来た。

すると、ほどなく冷たい雨が降って来て、夜にはそれが雪に変わった。翌朝になると、東京の都心でさ

え、6年ぶりに4センチの積雪・・・・何ちゅうこっちゃい。でもまぁ、毎月毎月、世界のあっちこっちに行っ

ていると、こんなことはよくあることでしてね。北半球があって、赤道直下があって、南半球があれば、

同時にいろんな気象があるのは当たり前だしさ。1年前の1月は2度目の南極とパタゴニアに行った。

冬の日本を発ち、真夏のアルゼンチンへ。そこから船に乗って南極へ。南極では一番気温が高い季節

ではあるが、もちろんマイナス気温だ。そこからいろんな気温のパタゴニアを通過して、チリの首都リマ

は30度を超える真夏。ペルー、アメリカ経由で日本に帰ってくれば、また真冬という目が回るように、

22日間の1つの旅だけで冬、夏、冬、夏、冬を通り抜けたのである。そんな気温差が極端だとカラダど

うなのよ、と聞かれるが、「脱ぐ&着る」をちゃんとやればどうということはない。ただし、ちゃんとやるこ

と。どこで脱ぐか、どこで着るか、だ。

年を取るに従って、牡蠣好きに拍車がかかっている。子供の頃は「牡蠣は気味が悪い」と敬遠していた

が、だんだん好きになった。ある時、牡蠣に当った。とんでもない下痢と腹痛だった。こともあろうに、そ

の後も2度当って、3度目は神戸のホテルで七転八倒。その苦しみが忘れられずに、7年間「牡蠣断

ち」をした。何かに「7年で牡蠣に当らなくなる」と書いてあったような記憶があるのだ。本当かどうかは

知らぬが、とにかく7年間牡蠣断ちをした。長い7年が経過したので、先ずは牡蠣フライを恐る恐る2個

食べてみた・・・何でも無かった。よし、牡蠣食べるぞ!牡蠣喰い再開するぞ!年を取るほどどんどん

好きになっている。生が一番好きだが、最近は牡蠣フライに嵌まっている。今週も水曜、金曜、土曜、

日曜と4回牡蠣を食べた。一年中というワケには行かないが、暫く牡蠣の季節を楽しみたい。

金曜日のアメフットチーム首脳陣のお祝い会。集まった幹部は、20年以上チームを率いて来た。この

間、「必ず日本一になる!」というチーム目標を、「そんなこと有り得ない」と捨て台詞を残して去って行

った選手、コーチ、スタッフが少なからずいたことも確かである。そう言って他チームに移って行った彼

らを見送ったメンバーが中心となって日本一になった。それも5回も!連覇した嬉しさの中にも、そんな

ほろ苦い思い出がよぎるのも、このメンバーで飲むからだろう。

2月も下旬になるという今頃、2011年の振り返りというのも何とも間の抜けた話ではあるが、一応「そ

のU」として、読書と芝居関係をちょっとだけ。読書は作家主義である。好きな作家の作品を集中して

読むのが昔からのクセ。しかし、お気に入りの作家がどんどん亡くなって(キミは年寄り作家が好きって

ことか?)行く中、新しい作家を探さねばならない。一昨年は伊坂幸太郎作品に出会って夢中で読んだ

が、新作が出るまでもう読むものがない。昨年はジェフリー・ディーヴァーと米澤穂信と出会った。ディ

ーヴァーのリンカーン・ライムシリーズにいつもハラハラドキドキさせられながら楽しんでいる。米澤穂

信も独得な世界を描く作家。彼の作品を読んでいると自分も高校生気分になってしまうから怖い(笑)。

寡作な作家で、もう読むものが無いのが難だ。どなたかお奨め作家教えてくんちゃ〜い!

芝居関係は、やっぱりほとんどが歌舞伎だった。37回。新橋演舞場が主だが、浅草公会堂、テアトル

銀座、明治座、大阪・松竹座、京都・南座、国立劇場、シアターコクーン、浅草・平成中村座、日生劇場

などでも歌舞伎を観た。特に印象に残っている舞台は、6月演舞場の仁左衛門丈が孫の千之助君と踊

った「連獅子」、やはり6月のコクーン歌舞伎「盟三五大切」。串田和美氏の演出と橋之助を始めとする

出演者の好演で、勘三郎の病気欠場を補って余る素晴らしい芝居だった。7月には大阪松竹座で仁左

衛門の「三味線やくざ」を観た。松嶋屋贔屓のファンなら手に汗握る程の舞台だった。歌舞伎ではない

が、市川亀治郎が新国立劇場中劇場で永作博美と演じた井上ひさしの「雨」を観ている間、ずっと心臓

が高鳴っていた。

 バレエの発表会来て欲しかったニャ  嘘つき猫め!

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