121週パクパク日記

    敗戦で余ったエネルギーはすべて飲食に注ぐぞ!

   平戸・最教寺 松浦資料博物館

123日(月)晴れ

昼 新橋「尾道ラーメン柿岡や」尾道ラーメン650円、丸餃子350

     

興味津々だった尾道ラーメン。食べてみました。うっ!甘い。味は薄いのに甘い。煮干の匂い

もある? この味は私の好みではない。甘くても、徳島ラーメンのすき焼き味の濃さだったら、

それはそれでいいんだけどね。固めの中太麺。丸餃子は、にんにく無しジューシーでうまい。4

種類ある餃子は魅力的だけど、ラーメン食べないで餃子だけじゃ失礼だしねぇ。友人にはここ

の尾道ラーメンが好きな人もいるしラーメンって個人の好みの問題なのだろう。

夜−1 築地「某」鱈の白子ポン酢、〆鯖、鱈の白子焼き、平目の薄作り、ブロッコリーとポ

           テトサラダ、ハタハタ塩焼き、卵焼き、生海苔の味噌汁、ビール、〆張鶴、浦霞辛口、

            酔鯨

           

           

           

夢子の「最後の晩餐・最有力候補」はとらふぐの白子だが、真鱈の白子もうまい。北海道では

「タチ」、栃木県では「クモコ」と言うようだ。私は魚系に、同行者はポテサラ、卵焼きに集中。

ポテサラはお替りした。ハタハタも良い味。最後の生海苔の味噌汁を食べる間は2人とも一切

口をきかないで夢中で飲み干した。あぁ、この磯の匂いがたまらない!

夜―2 築地 某2 名前は忘れたつまみ、ジントニック2

何度も行っているのに、一度も店の名前を聞いたことがない。上の「某」は内緒の意味だが、

ここはわからないので「某」。でも、いい店なんですよ。

         __________________________

124日(火)曇り

昼 新橋・駅前ビル1号館「シンガポール海鮮料理」 スープセンミー 1000

センミーは極細ビーフン。平なビーフンのセンレクの方がうまいかなぁ。ナシゴレンを食べたS

子さんは、カライカライと残したので、2口貰った。辛くないよ〜。

      極細の麺でしょ?        2口貰ったナシゴレン

夜−1 本郷「中村屋」 日本酒とおまかせ料理のコース

            生うに、刺し身盛合わせ、ざる豆腐、タラバ蟹、鮪のカマ焼き、帆立と牡蠣のジンギ

            スカン風、りんご、そば、ビール、日本酒(出雲冨士(島根)、石田屋(福井)、東一(佐賀)

            磯自慢(静岡)、天法(長野)、喜正(東京)、土居教治 ノンラベル(高知)、開運(静岡)、

            鷹来屋(大分)、松の司(滋賀)、醸○九平次(愛知)、男山(新潟)、伏見男山 4年も

            の(宮城)、竹林(岡山)、雑賀(和歌山)、久保田万寿(新潟)、東一大吟醸(佐賀)、

            亀泉(高知)、月の輪(岩手)以上18種類  (醸○九平次)の1字は忘れた)

       

            

            

信じられないかもしれませんが、中村屋はそば屋さんです。外観も店内もそばのメニューも、

ごく普通の街のそば屋さん。でも夜は「準備中」の札をかけて店内は一変する。こんな酒がど

んどんがんがん出て来るのですよ。品評会出品のための勝負ものとか皇室がお金をお支払いに

なられてお買い求めになられるお酒とか全国蔵元の最高級品の数々。全18種類!! 2番目の

石田屋は黒龍の最高級品だが、720mlのボトルを買うと65千円で売っている飲み屋がある

と聞いてタマゲタ。それを料理も全部併せてジャスト15千円なんだから、かなりお特です。

ご主人の日本酒ウンチクがまた物凄くて勉強させて貰った。余程日本酒が好きで強くないとツ

イテいけませんよ。このグラス3杯で1合。ってことは6合なんだけど、1升飲んだ気分。写

真は酒の全種類撮ったが、どれも絵柄が同じようなので割愛。料理も豪快でしょ? 全部食べ

ましたよ、3人で。又ここに来てしまいそうだ。但し、体調の良い時に。

夜―2 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」 デュベル、ジントニック、オレンジピ

            ールチョコ、枝付き干し葡萄

こんなに飲んだのに、2軒目に行ってしまう自分がコワイ。

       ______________________________

125日(水)曇り

朝 「ドトール」アイスココアSサイズ240

昼 代々木「BOO DOOAランチ 白身魚のフライタルタルソース、アイスコーヒー950

    

二日酔いもせず、昼もモリモリ。カロリーを考えて、マヨネーズは極力食べないようにしてい

るのだが、既にフライにはたっぷりタルタルソースがかかっている。付け合わせのマカロニサ

ラダにもたっぷり。え〜い!いいや、マヨネーズまとめ喰いだ〜。

夜 早稲田「花月」 タンメン550円、餃子450

    

旅支度もあるので、今日はオトナシイ夕食。毎日こんなだったら貯金できるのにね。タンメン

にはたっぷりとラー油を回しかけて食べるのが好き。隣の席では、推定80台後半の爺ちゃん、

婆ちゃんを囲んで、3世代の家族9人が盛大な宴会をやっていた。爺ちゃん婆ちゃん始め、全

員ビールや老酒をガンガン飲んでいて楽しそう。                 無酒日

        ___________________________

12月6日(木)東京は雨、九州は晴れ

朝 羽田空港「味の時計台」カレーそば580

         

日本そば屋さんのカレーそばは、普通こうゆうのではないよね。ゆうべの賄い料理のカレーの

残りをそばの上にかけたようなカレーそばなんだよな。じゃがいもやにんじんも入っているし。

でも、それはそれでマズクも無いのだった。

昼 列車の中で 万世「万かつサンド」600円      

もう勝つモノは不要になったとお思いかもしれぬが、実は3部のアメフトチームの市民オーナ

ーもやっているのである。そのチームは2日後の土曜日に入れ替え戦(昇格戦)。勝利を祈って

空港で勝つモノを購入。まい泉のカツサンドは柔らか過ぎて頼りないが、万世のはしっかり「カ

ツ!」している。試合には応援に行けないが、頑張れよ〜。勝って2部昇格してね〜。

          

夜 長崎・松浦「あじ彩」旬鯖(ときさば)のおまかせコース

           生の旬鯖刺し身、旬鯖の〆鯖、旬鯖燻製刺し身、旬鯖燻製のカルパッチョ、炙り旬鯖、豚

           の角煮、豆腐の肉味噌焼、3種のバッテラ鮨、あご(飛び魚の干物)、ビール、日本酒(松

           浦星)

      

                             生の旬鯖刺し身      旬鯖の〆鯖

           

                    旬鯖燻製刺し身       旬鯖燻製のカルパッチョ              炙り旬鯖

           

                              豚の角煮                        豆腐の肉味噌焼       3種のバッテラ鮨、

「九州のある地方では生の鯖を食べる」という記事を日経新聞で読んだ。食べたいと思った。

で、7時間かけて松浦市のあじ彩に来た。五島列島沖で捕れるこの時期の鯖を旬鯖(ときさば)

というのだそうだが、思ったより身は軟らかく、しかし皮と、皮と身の間の脂に歯応えがあっ

てうまい。脂はすっきりしている。鯖好きなのに〆鯖は苦手なのだが、この日の〆鯖は絶品。

そのままでもいいし、独特の付けタレをつけると味が深くなる。鯖を堪能した。角煮も肉味噌

も良い。安くてうまいので、地元のお客さんで店は満員。地酒の松浦星も飲みやすい酒だった。

         _________________________

12月7日(金)晴れ

朝 松浦シティホテル「和定食」900

      

昼 平戸市「市山」 平戸牛ランプミニステーキセット2700

   

平戸牛の肉屋と焼肉レストランを経営する市山。ホントはフィレの180グラム食べたかったん

だけどね。でも昼間から5000円はイケナイよね。我慢した。肉も150グラムにしたし。

夜 生月島「くらた別館」鯨のフルコース

            酢牡蛎(食べなかった)、焼さざえ、さらし鯨のぬた、刺し身盛合わせ、鯨の刺し身盛合わ

            せ(さえずり、百尋、うね、皮鯨、赤身、ベーコン)鰈の唐揚げ、茶碗蒸し、ぶりのアラ

            煮、鯨の水炊き、ビール、冷酒(天吹)

      

        

        

                        鯨の水炊き         鯨の脂がうまい!      参考)すき焼き

これも旅の目的の1つ。生月島(いきつきじま)は、江戸時代捕鯨が盛んだった島。今鯨料理

を食べさせる宿が2軒あるのだとか。鯨の刺し身なんて贅沢だねぇ。うねも皮鯨もうまいねぇ。

鯨の水炊きは熱を加えると鯨の赤身と皮くじらの脂がダシに溶けて、濃厚なうまさを醸し出す。

ほら、鯨の脂を纏った白菜がじわ〜っと。福岡からの合流組は鯨のすき焼きを選んだが、少し

貰って食べたら、ちょっと味が濃すぎるか。宿は食事しながらの宴会に来た生月島地元の人で

一杯。この島の人は忘年会を10回位やるのだそうだ。このコースを食べて1泊2食で1万円!

        ______________________

12月8日(土)晴れ

1食 7時半 生月島「くらた別館」の朝食

生月の麦味噌は甘くてやさしい味

第2食 1110分 佐世保「ヒカリ ハンバーガーショップ」チーズバーガー340円、ポテト

フライ170円、アイスコーヒー300

   

長崎に行く予定を、佐世保のある店の汁ビーフンを食べるために変更した。バスを乗り継いで

来てみると無情にも店は休み。がくっ。気を取り直してヒカリまでタクシーを飛ばす。佐世保

がハンバーガーの名店が終結している街だと知らなかった。混む日はテイクアウトだけで1

間待ちというこの店だが、確かにうまい。パテも薄いし見たところは貧弱な感じもするのに、

特別に焼き上げたパンの端がカリカリで、自家製マヨネーズがほんのり甘く、レタス・トマト・

玉葱がしっかり自分の仕事をしてカリッとジューシーに焼かれた薄いパテを引き立てている。

あぁうまい! もっと食べたいが後の事を考慮してここで断念。アイスコーヒーは1杯づつ氷

を入れたグラスにドリップで淹れてくれる。丁寧な仕事だ。ブルースカイも行きたかったが。

第3食 14時半 佐世保「笑ちゃん亭」皿うどん 700

              

味はまぁまぁだが、量が少ない。元ノラ猫のミーちゃんが店猫となって悠然と寝ていた。

4食 17時半 長崎空港「五島うどん つばき」若布うどん

昔は幻のうどんと呼ばれた上五島の手延べうどん。そうめんとうどんの間ほどの細麺。「つばき」

の店名は、椿油を使って細く延ばしたということからつけたのだろう。

       

21時に帰宅してやっぱりお腹が減った。が、第5食は止めよう。食べたいがヤメヨウ。夜遅く

3部チームのヘッドコーチから電話。延長戦の末1点差で勝ったとか。よっしゃ〜!! 思え

ば4回の挑戦で勝ち取った2部昇格である。良かった。勝つモノ万世さんありがとう。無酒日

        _________________________

12月9日(日)晴れ

朝 納島落花生55粒(くらい)

         

平戸で購入した「おぢか特産 納島落花生」。上五島列島の1つで島ごと西海国立公園に指定さ

れている小値賀島(おぢかじま)の隣の納島の産。1袋600円もするが、食べ出すとヤメラレ

ナイ。皮ごと食べられて豊かにうまい。

昼 極吟豆腐のあごダシ仕立て、平戸島・川内(かわち)かまぼこ

       

鳥取の極吟豆腐を生月島で買って来た焼あごのダシでことこと煮る。川内かまぼこは、ストロ

ー形の「すぼ」というもので巻かれている。昔包丁を使わず働きながら食べるために、麦わら

に巻いたのが原型とか。だから、こんな風にお上品に食べるものではないらしい。食の細いお

姫さまの昼食のようであった。おっほほほ。ごきげんよう。

おやつ 湖月堂老舗のカスドース、牛蒡餅(平戸島の名物お菓子)

       

夜 リーガロイヤルホテル早稲田「セラーバー」ねぎトロ巻、シェフサラダ(ハーフ)、デュベ

            ル、ヒューガルデン・ホワイト、ジントニッ

           

ヘルスクラブには11日ぶり、水泳は8日ぶり。久々で足がつった。それほど太ってはいないこ

とに気を良くした。日曜日は飲まないことにしているんだけど、たまにはいーじゃないですか。

          __________________________

【今週の振り返り】

旅に出かける前日、1通の封書が届いた。差出人は、中央競馬会。来年のレース日程のカレン

ダーかなと思い開封してみると、電話投票会員の解約通知だった。規約の第○○条にある「1

年間勝ち馬投票券を購入しなかったからクビ! 手続きは完了した。債権の担保で預かってい

た定期預金の証書も同封するかんな」という内容。ガッビ〜ン!!私は昭和62年に電話投票

会員になった。15年の長いつきあいだ。これまでも、たまたま馬券を買わない年があっても

「いつまでに買わないと失格だよ」というお手紙が来た。男と女が「1年間1度も会わなかっ

たら永遠に別れよう」という約束で付き合い出した。女が忙しくてご無沙汰が長くなると、男

の方がやさしく「僕達、これで別れちゃうのかなぁ」と電話をかけてくるように。それが今回

はイキナリだ。確かに悪いのは私の方。秋のクラッシックレースシーズンになっても、菊花賞

もジャパンカップも「え〜と、どうしよう。まとまらんなぁ」などと迷っているうちに馬券を

買いそこねていた。買わなかった私が悪い。でも・・・・今までは言ってくれたじゃない。そ

れをいきなり「さいなら。君に貰ったプレゼント全部送り返すから。バイバイ」では・・・。

長崎県に魚を食べる旅をしている間も、15年つきあって冷たく振られた彼を時々思い出して

は寂しい思いをした。33年前から損をし続けても楽しんだ競馬はきっぱりヤメヨウ。

          馬が何よ! 私たち猫がいるにゃない!!

        

バックナンバートップに戻る     夢子倶楽部のトップに戻る