パクパク日記15年3月2週

       水曜日スペイン・アンダルシアから帰国。日曜日から熱海へ

 

スペイン・ロンダs_RIMG8106.jpgs_RIMG8365.jpg熱海の桜 

 

3月 9日(月)スペインのロンダは快晴   1ユーロ=約140円

朝 スペイン・ロンダ パラドール・デ・ロンダ 朝食ヴュッフェ

 

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                    旧市街と新市街を結ぶニエボ橋  宿泊したパラドールは橋のたもとにある

 

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    ニエボ橋の高さは約100b!ロンダの町は深い渓谷の上にある     ロンダは花盛り!

 

先週からスペインのアンダルシア地方を旅している。アンダルシア地方はスペインの一番

南にあってアフリカ大陸に近い。先週はフェリーでジブラルタル海峡を渡り、ちょっとだ

けアフリカ大陸のモロッコにも行ってみた。3月初旬なのに、毎日太陽は燦々と輝いて日焼

けが心配だ。昨日から旅最後の宿泊地ロンダに来ている。9時半からロンダ観光。ロンダ山

地を流れるグアダレビン川によって長い間侵食され続けて出来た深い渓谷。その上にロン

ダの町があるのだが、旧市街と新市街を繋ぐニエボ橋は一番深い谷を結ぶ100bの石橋だ。

18世紀43年かけて造られたと聞くが、その向こうにはアラブ時代かけられたビエホ橋も見

えるのだった。ムーア人って建築技術に長けた人たちではある。日本語勉強中というガイ

ドオジさんの日本語が怪しくて、説明を聞くともっとわからなくなる(笑)。途中で帰る。

昼 ロンダ 「JEREZ (自由食)野菜のクリームスープ 59ユーロ、パスタボロネー

  ゼ、975ユーロ、ビール(小)18ユーロ

 

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        ロンダは近代闘牛術の創始者フランシスコ・ロメロを輩出した町でもある

 

ロンダが輩出した人物に近代闘牛術の創始者フランシスコ・ロメロがいる。18世紀ロンダ

で生まれたロメロは、赤い布(ムレータ)を考案して近代闘牛術を確立した。今もスペイ

ン最古の闘牛場があるが、闘牛が行われるのは一年でたったの2日。普段は乗馬学校とし

て使用されている。その闘牛場の隣のレストランでランチ。自由食だから集まったのは7

名。野菜のクリームスープとパスタボロネーゼがとても美味しかった。午後は一人で散策。

夜ロンダ パラドール・デ・ロンダ アミューズ、生野菜メロン巻 海老乗せ、鱸のソテ

ィ スミイカのリゾット添え、アーモンドとシナモンのケーキ、シェリー、ビール、

白ワイン、赤ワイン(アルコール飲み放題!)

 

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午後の独り歩きから戻り、ホテル前のお菓子屋から出て来たところでAさんとバッタリ会

った。「ホテルどこだか知っている?」と聞かれた。ホテルの前で・・・。11人の参加者だ

が、なかなかにユニークな方々が揃っていらっしゃる。そんな方々との旅も今夜がサヨナ

ラパーティ。ホテルのレストランで昨夜に引き続き飲み放題だからグビグビと飲んだのだ。

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3月 10日(火)ロンダもマラガも快晴

朝 ロンダ パラドール・デ・ロンダ 朝食ヴュッフェ

 

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マラガはコスタ・デル・ソル(太陽の海岸)の玄関口。「片腕の貴婦人」の大聖堂  ピカソ美術館の中庭

 

起床してシャワーを浴び、髪を洗う。髪を乾かしてから着替える。ふと時計を見る!!!

午前1時半だった・・・またやってしまった。年に数回私はこうして寝ぼける。パジャマ

を着直してもう一度寝る。起きてメールをチェックすると・・・残念な結果だった(涙)。

最後のパッキングをしてマラガに移動。コスタ・デル・ソルと呼ばれる太陽の海岸の玄関

口となるマラガだが、この町は何と言ってもパブロ・ピカソの生まれ故郷なのだ。ピカソ

美術館に行く。各地にピカソ美術館はあるが、ここは遺族の寄付により2003年オープン。

昼 マラガ「La Bovganvillaシーフードパスタ 8ユーロ

 

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今日の昼も自由食だった。時間も無いし、そのへんでテキトーにということになって入っ

た店が大失敗で。さんざん待たされて出て来たシーフードパスタはぬるかった。ゲロゲロ。

夕 エアヨーロッパ マラガ=パリ ビジネスクラス機内食

夜 JAL パリ=成田ビジネスクラス機内食

 

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マラガからパリへ。パリから搭乗したエアフランスはJALとの共同運航便でJAL機材

だった。JALパリ線のビジネス席も2・3.2でツマラナイ並びだ。しかも和食機内食

の小鉢9つセットは相変わらず旨くない。JALとANAでは機内食でも随分差がついた。

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3月 11日(水)晴れ

昼 JAL パリ=成田ビジネスクラス機内食(味噌ラーメン、フルーツ、ウーロン茶)

 

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映画「マエストロ」を観た。松坂桃季、西田敏行、miaなどが演じるコミック原作の映

画化。音楽モノ(クラッシック)は好きな私だが、どうもラストでもカンドーということ

にはならなかった。松坂桃季クン一年間ヴァイオリンを猛特訓したそうだ。そこはエライ!

機内食をけなしたJALだが、ラーメンはANA一風堂とんこつより、こちらの味噌が好き!

夜 舟町「おあちあい」お任せ(大根のそぼろ餡かけ、玉こんにゃく、刺身盛り合わせ、

カンパチの塩焼き、和風しゅうまい、ごぼうとイカの唐揚げ、白菜漬け、芋鍋)、ビー

ル、麦焼酎 @4500

 

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夕刻成田空港到着。皆さんお世話になりましたぁ〜!タクシーでぴゅっと帰宅して、洗濯、

写真の取り込み、お土産整理。もう帰国後の片づけ終わっちゃったよ。スーツケースはま

たすぐどこかに行くので、玄関に置いたままだ。寝不足で疲れている夜は、一番ほっこり

出来る店がいい。「今帰りました〜」とお父さんに挨拶して「おちあい」に腰を落ち着ける。

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3月 12日(木)晴れ

朝 無し!

昼 舟町「大陸」 カレーラーメン 780

 

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昨夜「おちあい」からほろ酔い気分で戻り、旅の間に録り溜めた番組を遅くまで観ていて

寝たのは午前2時近かった。寝不足っていいながら、いつもこれではダメじゃんね。昼に

野菜をどっさり入れたスープを作ろうと買い物に出る。歩いているうちに急にメンドーに

なる。買い物して作ったのでは時間がかかる。今ここでお店に入ればすぐ食べることが出

来る。どっちがいいのだ!今がいいに決まっているだろ!でカレーラーメンを食べた。食

べ終わって手帳を開き今日の予定を見る。「11時半:プラズマ治療院」。ゲッ!また忘れた!

夜 荒木町「松庵」 2人で)1万2千円のお任せ(子持ち昆布とうるい、焼き白子と湯

葉の飯蒸し、若竹椀、あん肝とふぐの煮こごり、子持ちヤリイカと蛍イカ、ふぐ刺身、

宮崎牛A5もも肉ロースト、山葵菜酢漬け、手打ち蕎麦、蕎麦団子(蕎麦がき餡子入り)、

真っ茶)、生ビール 2杯、麦焼酎ボトル 2人で3万4560

 

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A先生来宅。パソコン環境大改革計画がいよいよスタートする。ホントは2年前実施するハ

ズだったのだが、私が古いパソコン・ナナちゃんにしがみついて離れなかったので、せっ

かく買ったパソコンも2年落ちになってしまった。ナナちゃんとサヨナラし、2年前購入し

たパソコンは誰かにあげて最新型のパソコンを購入し、その繋ぎにバイオ君を働かせる。

かつサーバーの限度が一杯らしいので5倍の容量に借り換えってのがざっとした計画。今

夜はナナちゃんのデーターをバイオ君に移す作業だった。作業後の夕食は「松庵」でお任

せコース。ご主人の松波さん張り切ってご馳走を作ってくれた。どれも美味しかったが、

焼き白子と湯葉の飯蒸しとあん肝とふぐの煮こごりは特筆ものの旨さだった。蕎麦もね。

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3月 13日(金)晴れ

朝 家食 メンチカツふすまパンドッグ、実だくさん味噌汁

昼 恵比寿「マトリョーシュカ」 ボルシチスープ、ハト麦サラダ、コラーゲンピロシキ、

小海老ときのこの壺焼きスープ、持参のふすまパン、アイスコーヒー 1330円+税

 

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月1アーユルベーダ前の月1恵比寿ランチ。もう何年にもなるのに、恵比寿アトレに入っている

レストラン以外はガンとして行かない。ナゼ?メンドーだから。アトレの中でも主に4軒

のレストランをグルグル。ナゼ?他は行きたくないから。そんな1軒「マトリョーシュカ」

ではシェフのお勧めランチばかり食べていたが、今日はちとメニューを変えた。やっぱり

元に戻そう。S戸さんのアーユルベーダ施術のお陰でリンパの流れが良くなり、靴がブカブカ。

夜  三田 「晴山」(4人で)1万5千円コース(芹と車海老の白和え、アイナメと蕨の

吸い物、初カツオのタタキ ちり酢がけ、蛤と生うにの冷製うどん、タラの目と蛍イカ

の天ぷら、太刀魚の焼きものと自家製バチコ、穴子と蕪煮、竹の子と天豆、食事: 

タラコと天豆の炊き込みご飯、赤出汁、香の物、フルーツ(いちご、でこぽん、フラ

ンボワーズ、ブルーベリーなど)とゼリーのデザート)、生ビール 2杯、麦焼酎「鳥 

飼」ボトル 4人で7万8890円

 

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  s_RIMG8224.jpgs_RIMG8227.jpg このデザートも旨い!

 

明朝の「ホテルオークラ勝手にフレンチトースト祭り」の前夜祭。香港からそれも目的の

一つにやって来たK岩は今夜仕事仲間と飲み会で欠席だが、岐阜大垣から駆けつけたタカ

ミちゃん、オジョー、そしてR子が前夜揃って三田で食事。岐阜の「八祥」でも活躍され

たオーナーシェフ山本氏が31歳で独立し、ミシュラン2つ星を獲得した「日本料理晴山」

である。上品な味付けで器も楽しいコースであった。では明日の朝食でお会いしましょう。

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3月 14日(土)晴れ

朝 ホテルオークラ本館 「オーキッドルーム」 オーキッドサラダ 1840円、チーズオ

ムレツ ソーセージ添え 2810円、コーヒー 1050

 

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午前9時集合だったが、8時35分に到着してみるとR子が既にロビーに座っていた。こ

うゆう時って遠くからの人ほど早く着くのよね。オークラに宿泊しているK岩、タカミが

登場。何だかK岩の顔が腫れぼったい。ナヌ?二日酔いじゃなくてまだ酔っているぅ?昨

夜ホテルロビーで大騒ぎ?何てことだ!タカミもやって来て全員集合。ロビー階の「オー

キッドルーム」でフレンチトースト朝食会が始まった。私は2月宿泊した時に食べたから

サラダとオムレツ。タカミとK岩は2ピース、自称少食派オジョーとR子は1ピース。ま

だ酔いが残るK岩はサラダとフレンチトースト2ピースを平らげた私が残したオムレツも

ペロっと食べた。私は二日酔いの時なんぞ何も食べたくないが。朝食堪能(?)して解散。

昼 無し! 

夜 四谷三丁目 「鮨処 のがみ」 お通し:壱岐のアスパラ、射水の茹でほたるイカ 860

円、桑名の白魚 650円、愛媛の生とり貝 650円、釧路のきんき塩焼き 1570円、愛

媛のタイラギ炙り 650円、佐島のスミイカ 970円、焼き立て卵焼き、握り:煮浅利、

紫ウニ、スミイカ、穴子、生ビール 2杯、麦焼酎 @1万2450

 

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ホテルオークラから一旦帰宅して、午後からプラズマ治療院へ。今週の木曜日、うっかり

予約を忘れてしまって再予約をお願いしたのだよ。恥ずかしいぞ。オークラのお総菜とパ

ンをお詫びにね。「度々申し訳ありませんでした」。そんなことで昼を抜いたから夜になっ

たら空腹でヘロヘロ。「鮨処 のがみ」であれもこれもと食べてしまった。鮨も4貫ね! 

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3月 15日(日) 曇ったり晴れたり

朝 家食 ツナサラダ、味噌雑炊、メンチカツ

 

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昼 東京駅「何とかいうカレー屋」カレーとミニサラダとアイスコーヒー

 

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今日から熱海に行くのだった。2泊3日だから旅支度もちょこちょこっとすれば終わり。昼

食も東京駅のテキトーな店でちょこちょこっと食べればいいか、と入ったところが大失敗。

「ホンマにこれがカレーかい!!」ってなシロモノで、さすがの私も残した。1食損した。

夜 熱海・東急ハーヴェスト熱海伊豆山「㐂らく」 懐(いだき)コース9100円(先付:

納豆味噌と大根、前皿7品、エンドウ豆の摺り流し汁、お造り:マグロ・サワラ焼き

霜・福子洗い、和牛の炭焼き 黒ゴマソースと飯蛸の木の芽和え、甘鯛の桜蒸し、食

事:しらすの焼き飯、赤出汁、香の物、甘味:蓮のココナツプリン、桜餅)、静岡地ビ

ール 810円、麦焼酎「銀座のすずめ琥珀」ボトル4860

 

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新幹線こだまの自由席で熱海に行った。自由席なんて数年ぶりに乗ったので、結構キンチ

ョールであった。会員になったのは昨年末だったのに、なんと今回初めて来るのだよ。と

いうことは一度も来ないで会員になってしまったということ。ナゼ?下見したりするのは

メンドーだから。オープンは一昨年の夏。「これオープン記念にオーナー会員の方々にお配

りした記念品です」と箱を貰った。部屋で開けてみると団扇だった・・・。「冷蔵庫に入れ

てお使いになるとより涼しく感じられます」とコメントも・・・。部屋からの眺め抜群。

大風呂も露天が2つあって広々。3つあるレストランから今夜は和食を。酔っ払いました。

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【今週の振り返り】

スペインには17州の自治体がある。首都マドリッドがあるマドリッドを始め、オリンピ

ックで有名になったバルセロナが州都のバルセロナ州、オレンジが名産のバレンシア州、

美食の地方として人気のあるバスク国、5年前に行ったカナリア諸島、昨年3月行ったマ

ヨルカ島やメノルカ島があるバレアレス諸島などなど。その中で、私個人にとって一番チ

リンとココロに響く地方といえば、今回旅したアンダルシア州である。

アンダルシア州にはロッシーニのオペラの題名でも知られるセビリア、最後までイスラム

の砦となったグラナダ、メスキータがあるコルドバ、そして今回行った「銀の小匙」と呼

ばれるカディス、ピカソを輩出したマラガ、シェリー酒の産地ヘレス・デ・ラ・フロンテ

ーラなどの魅力的な町が溢れている。そしてアンダルシアといえば、アルハンブラ宮殿と

フラメンコ、闘牛である。

急に私の過去の話などして恐縮だが、大学時代所属した部活(昔はクラブ活動と言ってい

たけどね)は「スペインギタークラブ」だった。年に何度も大きな演奏会があり、演奏す

るジャンルもクラッシック、タンゴ、フラメンコ、ラテンコーラスなどに分かれていたが、

「禁じられた遊び」を初級編としてギターで極める曲と言えば、「アルハンブラ宮殿の思い

出」やアルベニス「スペイン舞曲」のアストィリアスやグラナダ、カタルーニャ地方民謡

の「鳥の歌」、ヴィラ・ロボスの「ショーロス第1番」、アランフェス協奏曲、バッハの「リ

ュート組曲」などであった。もっとも、私はコントラバスを弾いていたから、ギターの練

習はしなかったけどね。

ギター奏者と言えば、映画「禁じられた遊び」の主題歌で一世を風靡したナルシソ・イエ

ペスが一番知られた人かと思うが、ギターをやった人ならアンドレス・セゴビアを挙げる

だろう。私はジュリアン・ブリュームのファンで後にジョン・ウィリアムズの演奏も好き

になった。クラッシックではないが、フラメンコギタリストのパコ・デルシアは魂を奪わ

れるほどの大ファンだった。彼が来日した時は、もちろんのこと、大勢の人を誘って演奏

を聴きに行った。パコの大きな手があまりの動きの速さに見えない程だった。あれは神の

手だ。パコは私と同じ年だったが、昨年2月旅先のメコシコで心臓発作のため亡くなって

しまった。残念でならない。「アルモライマ」という曲が一番好きだった。

今週月曜日、スペインのロンダの宿泊先のパラドールでのことだ。午前中の観光を途中で

勝手に切り上げてホテル客室で本を読んでいた私。半分開けた窓からはそよそよと風が入

って来て実に気持ちが良い。そこに何とも懐かしい音楽が聞こえて来たのだ。すぐ近くで

誰かがギターを弾いている。あれはアルハンブラ宮殿の思い出」だ!今度はグラナダか?

次はリュート組曲の1曲だったかなぁ・・・涙が出そうになる懐かしいギター曲の数々。

スペイン・アンダルシアの旅で偶然聞いた、私の青春であった。(ケッ!恥ずかし!)

 

       s_CIMG1548.jpg ニャンかさぁ、夢ちゃんボケたんじゃニャイ?

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  サーバー切り替え時に、またしても予想外のことが次々と起こり、

メールが数日不通になりました。パクパク日記も一時過去に

戻ったりしてね。正常化するまで、も少し待ってね。