パクパク日記7年7月4週

           涼しさの舞台はサンモリッツからインスブルックへ

 

バドゥルッツ・パレス  スワロフスキー・クリスタルワールド

 

7月 24日(月)スイスのサンモリッツもオーストリアのインスブルックも曇り 

1スイスフランSFr=約115円   1ユーロ€=約133

朝 サンモリッツ「バドゥルッツ・パレス」朝食ヴュッフェ

 

  

 滞在中大活躍した「エンディガンカード」

 

昼 サンモリッツ「HAUSER(自由食 全員で)アジア風ヌードルスープ12SFr、赤レンズ豆とじゃ

が芋のカレーパスマティ米添え20SFr、アレグラ(水)65SFr2人でシェア)@36.5 SFr

 

 左はA美さんが食べたチキントーストカレー味

 

先週から5泊連泊した高級山岳リゾート地サンモリッツ一の豪華ホテル「バドゥルッツ・パレス」と

も今日でお別れ。毎朝サーブしてくれたダイニングルームの数人のスタッフ達ともすっかり顔馴染み

になったが、今朝行ってみると、ガラリとメンバーが替わっていて態度も何げに慇懃何チャラの冷た

い感じだった。そろそろここの朝食も飽きかけていたから潮時かもね。出発は午後だから添乗員のS

海さんプランは午前中エンガディンで一番標高が高い展望台コルヴァッチ3303bに皆さんを案内し、

サンモリッツの町中で最後のランチをして午後2時インスブルックに向けバス移動というものだった。

私はきっと山は荒れ模様だろうと例によって参加せず荷造りに励んでおったが、帰って来た皆さんに

伺うと、途中から吹雪で展望台行きのロープウェイも運行中止していたそうだ。自由食だが、全員で

一昨日一人で行った「HAUSER」へ。ここは日本語メニューがあるからね。前回はグリーン野菜カレー

を食べたので今日は赤レンズ豆とじゃが芋のカレーにした。午後2時、サンモリッツにサヨナラして

山道をインスブルックに向け出発したが、2時間程すると車酔いなのか気分が悪くなり、吐き気まで

するようになって大いに焦る。A美さんによると顔色が真っ青だったそうだ。バスのトイレも借りな

がらどうにかこうにかインスブルックに辿り着く。午後545分グラウアー・ベアにチェックイン。

夜 無し!

 

  

    旧市街に近いホテルグラウアー・ベアに滞在するのは初めて。ジュニア・スィートの部屋を借りた

       寝室の他にこんな広いリビングルームがあってグッド!ナゼか象さんの大きな写真が

 

旅行会社がサマービレッジ参加者のため特別に設けているサロンでカンタン説明があった後、ホテル

レストランで夕食会があったのだが、私は気分が悪く食事どころではない。メシも酒も要らん!とま

るで人が変わったように禁欲家になり、部屋で荷物の片付けをしてからは水飲んで寝たのだ。無酒日

               _____________

 

7月 25日(火)インスブルックは曇り

朝 インスブルック「グラウアー・ベア」朝食ヴュッフェ

 

  

 このホテルでもご飯と味噌汁の用意がある  晴れも曇りも雨印もある週間天気予報   A美さんとH部夫妻は明日南ドイツへ

7月末まで毎晩王宮中庭でコンサートがある  ホテル裏はお気に入りの王宮庭園が  ピンクの建物角部屋一番上が私の部屋

 

昼 インスブルック「グラウアー・ベア」自家製スモークサーモン ポテトパンケーキとハーブ入り

フレッシュチーズ添え、豚ロース肉カルヴァドスリンゴとプルーン人参ポテトのカプチーノ仕立

て、アイスバラチンケン(オーストリア風クレープ)チョコレートソースアーモンドスプリット

 

  

 

昨夜は早目にベッドに入ったのだが寒くてシャツを着込んだり、靴下履いたりで何度か起きること

もあったが、6時に起きるとすっかり元気を取り戻していた。イガッタァ!少し遅めに朝食会場に

行ったのだが、A美さんとH部夫妻と合流出来た。このホテルでも旅行会社は米や味噌を渡してい

るからご飯と味噌汁のサービスがある。ご飯のジャーの横には「日本のお客さまのご飯です」と2

ヵ国語で書いてあるのだが、中国やその他のお客は平気でご飯をよそって行く。これから毎朝ご飯

を確保するのがタイヘンだった。H部さんから「ごはんですよ」をゴチに。懐かしいなぁ。9時か

らインスブルックのオリエンテーション。説明に続いてヤナセヒフミさんが街のガイドに連れて行

ってくれるのだが、私は6度目、3人も2度目なのでパスして最近出来たというスーパーに買い物

に行った。1500ccのミネラルウオーターが88円!サンモリッツからこの町に来ると物価の安さに

カンドーしてしまうぞ!今日のランチはホテルレストランで。まずまずだね。食後5階のスパ見学。

夜 インスブルック「ゴルデネス・ダッハル」(自由食4人で)ミックスサラダ43€、チロル産仔

牛のシュニッツェル138€、ビール大39€、赤ワインボトル228€ @チップ込で33

 

  

       「ゴルデネス・ダッハル」は隣にある世界遺産「黄金の小屋根」のドイツ語

     サラダと牛肉シュニッツェルとビール大と赤ワインの夕食はサンモリッツの酒抜きランチより安い!

         7月中、王宮中庭で毎晩行われているプロムナードコンサート。無料って太っ腹だね

このホテルには昨夜も含めて9泊する。午後は日本語放送のJSテレビを点けっ放しにしながら荷物

の整理をしていた。冷房なんて入れなくても十二分に涼しい。テレビは昨日24日から行われている

安倍首相出席の閉会中審査。予想はしていたが、やはり「記憶に無い」「記録に無い」オンパレード

の意味ない質疑応答。首相も政治家も官僚も揃って嘘を付くかトボケルなんていう政府で私しゃ恥ず

かしいよ。で、「丁寧に答えられた」と安倍首相は満足げで、竹下亘自民党国会対策委員長は「これ

で何も問題が無いことが明らかになった」って。呆れてモノが言えん。夕食はS海さんに予約して貰

い「ゴルデネス・ダッハル」に行った。インスブルックのランドマーク的建築物の「黄金の小屋根」

の道を隔てた隣にあるレストランで味も良いし安いので便利な店なのだ。サラダとシュニッツェル食

べて生ビールの大をグビグビ飲み、赤ワインもボトルを取って1人30€。サンモリッツで小スープ

とパスタのランチを食べるより安いのだよ。何ちゅこった、ワハハ。ホテルの帰り道、王宮中庭から

素敵な音楽が。7月いっぱいやっているプロムナードコンサートだね。無料で聴けるのもいいよなぁ。

               _____________

 

7月 26日(水)一日中雨

朝 インスブルック「グラウアー・ベア」朝食ヴュッフェ

 

  

 

昼 インスブルック「ソロヴィーノ」(自由食)トマトとオニオンサラダ4€、海の幸のカルボナーラ

スパゲティ16€、カプチーノ25€ 計チップ込24

 

  

 

足が攣って5時に起きた。膝の運動をしてからカーテンを開けると雨。A美さんとH部夫妻は今日南

ドイツ・ヘレンキームゼーの街に行くエクスカーションに参加することになっているが、雨でも決行

するのだろうな。オープン時間前6時25分にレストランに行ってみると4人全員が揃う。7時40

分にホテルを出てインスブルック駅から鉄道で向かうそうだ。気を付けて行って来てねー。私はパッ

チャーコーヘル展望台に行くつもりだったが、雨で中止になった。午前8時、部屋に戻って1週間ぶ

りの「ひよっこ」を観る。えぇーッ!高子さんが嫁に行って、純一郎は既に引っ越し、愛子さんが隣

室に?と急展開にビックリ!帰ってから録画している先週分を観るのが楽しみだ。朝から降る雨は昼

になっても一向に勢いが衰えず、益々激しくなっているようだ。これではランチに遠出はムリだから

近い店にしよう。2番目に近い「ソロヴィーノ」というイタリアンに行く。以前は「ソロパスタ」と

いう店名だったが、イタリア語でワイン=ヴィーノと変更したようだ。中身は変わっていないけどね。

トマトとオニオンサラダはシンプルで旨いが、スパゲティは超アルデンテ!噛み疲れて残したぞ!!

夜 インスブルック「グラウアー・ベア」かぼちゃのクリームスープ、ポテトをまぶしたヤマメの

フィレグリルクリームサヴォイキャベツ、ビターチョコレートケーキバーボンバニラアイスク

リームとアーモンドクリーム添え)、ビール大4€、白ワイン3€、赤ワイン3€

 

  

   サマービレッジでは水曜日と日曜日は夕食が付く

 

雨が降り続ける今日の午後は、湊かなえの本を読んだ。サマービレッジは朝食を除けば基本自由食だ

が、水日の夕食は旅行会社で手配してくれる。今日は水曜日だから夕食はホテルレストランというこ

とになる。ところが、A美さん、H部夫妻など南ドイツに行っているエクスカーショングループから

連絡が入り、乗り換え駅で乗り遅れ帰りが1時間遅れるとのことだった。それでは、とグループの皆

さんと夕食を済ませる。サンモリッツのホテルではアルコール3点セットは40Fr(約4600円)位

だったが、ここでは10€(約)1350円!サンモリッツの料金なら10杯は飲めるなぁ。南ドイツ組は

740分帰還。道中風雨激しくもの凄く寒かったそうだ。部屋に帰って「貴族探偵」最終回を観る。

               _____________

 

7月 27日(木)晴れのち曇り一時雨     稲田防衛大臣辞任(やっと!)

朝 インスブルック「グラウアー・ベア」朝食ヴュッフェ

 

  

パッチャーコーヘル展望台へのロープウェイの下にはゴルフ場や冬季オリンピックで使用されたリュージュコースもある

          インスブルック大学農学部が管理する小さな高山植物園がある

  朝晴れていたのに雲が出て来た        展望台ロープウェイ終点       エーデルワイスの花

チロル牛が飼われていた農場は建設現場に!      牛の姿が見えない!   有名な霜降り松のハイキングコースがある

 

午前のお茶 インスブルック・パッチャーコーヘル展望台カフェ カプチーノ32

 

        2000bの展望台にはレストランがあり、食事も出来るしお茶も飲める

       帰りのロープウェイは貸し切りだった。途中乗り換えて900bのイーグルス駅まで下りる

 

朝、窓の外に青空が見えた!何と月曜日以来の青空だ。こんな時はパッチャーコーヘル展望台に行

こう!チロル牛の写真を撮りに行こう!I橋添乗員をリーダーにして7人でバスに乗る。48時間使

用出来るインスブルックカードの利用開始だ。これを使えばバスや市電、ロープウェイ、市内博物

館などが48時間無料になる。朝あれだけ晴れていたのに徐々に雲が出て来て、ロープウェイ終点

で降りる頃には「立派な曇り」になっていた。私はこのパッチャーコーヘル展望台が大のお気に入

り。ナゼなら実に可愛らしい顔をしたチロル牛がたくさんいるから。その牛の写真を撮るのが楽し

みなのだ。しかし・・・。いつもなら牛達が付けているカウベルがカラコロと聞こえる場所には、

何と大きな建物が建築中で・・・。ウッソー!こんな高い場所に何を造っているのよぉ!牛達を

どこに追いやったのよぉ!山を見上げると、遥か上の方でカウベルの音が小さく聞こえたような。

皆さんはI橋さんと一緒に霜降り松のハイキングコースを歩いておられるようだが、牛がいない

のなら私は帰ろう。1人ロープウェイとバスに乗って市内に戻った。来年は牛達と会いたいぞ!!

 インスブルック「カフェ・ザッハー」(自由食)グヤーシュスープ(パン付き)75€、ザッハ

トルテ69€、アールグレイティ45

 

  

      大好きな店「KONTALTIL」は地元で人気の店。3年連続この店で大量にTシャツを購入している

   ウィーン、ザルブルグと共にインスブルックにもある「カフェ・ザッハー」は王宮の前に

             パン付きのグヤーシュスープとザッハトルテで十分なランチとなる

 

ここ数年必ず行っている店がある。牛や羊、カモシカ、兎、梟、猫などたくさんの動物達を描いた

ユニークな絵柄のTシャツや袋物を置いている「KONTALTIL」だ。小さな店で、観光客などはめった

に来ない。殆どが地元のお客だ。生地や仕立てがしっかりしているし、色とサイズと絵柄のバリエ

ーションが多いので多くの人のお土産をここで買っている。何万円買っても免税手続きはしてくれ

ないんだけどね。今日もどっさり買ったものをリュックに入れて背負って歩く。ホテルに帰る途中

にあるレストランでランチを摂ろうと行ってみると、「予約が無ければ席は無いよ」なんて言われて

しまった。以前はガラガラに空いていたのにランチで予約だって?はいはいわかりましたよ。一旦

ホテルに帰って買い物荷物を置いてから「カフェ・ザッハー」へ。ここなら必ず空いているのだよ。

いつもの通りグヤーシュスープとザッハトルテと紅茶でランチ。ケーキを食べるのはこの店くらい。

夜 インスブルック「広東」(自由食4人で)揚げワンタン39€、酢豚123€、海老と野菜炒め

15,8€、麻婆豆腐123€、焼きそば9€、生ビール大4€、赤ワインボトル29,8€ @チッ

プ入り27

 

  

 

遅いランチを済ませ、サロンで新聞を読んで部屋に帰るともう午後3時だった。稲田朋美防衛大臣

がようやく辞任したらしい。この人「どの面ツラ下げて」って感じで防衛大臣の椅子にしがみつい

ていたが、安倍首相にとっては大事な「右翼仲間」なのだろうか。それはともかく、再演されるス

ーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」特別マチネ「麦わらの挑戦」10月公演分のチケットを予約し

た。こんな爽やかなインスブルックの街にいるのに、私って稲田大臣とか歌舞伎チケットとか「丸

ごと日本」やっていてダメじゃんねぇ。反省しながら洗濯に励んだ。午後7時前にロビーで待ち合

わせて4人で夕食に行く。今夜は中国料理の「広東」だ。今日H部夫妻とA美さんは、オーストリ

ア最西端の何とかという湖周辺に出掛けられ、昨日に続いて行きは土砂降りに遭ったのだとか。ホ

ントこの3人サンモリッツから一体何回土砂降りに出会っていたっけなぁ。因みに私はゼロだよ。

「広東」は毎年来ているから6回目だ。小柄な奥さんも私の顔見て「あぁ、こいつね」って表情だ

った。揚げワンタンは好評、カレーなら「バーモントカレーの甘口に限る」というH部アキラさん

には酢豚が大好評。私とA美さん「麻婆豆腐もっと辛いと良いのにね」。ワインも飲んで1人25€。

               _____________

 

7月 28日(金)曇り

朝 インスブルック「グラウアー・ベア」朝食ヴュッフェ

昼 インスブルック「THAI LI BA(自由食)トムヤムガイ45€、パッタイ155€、ミネラルウ

オーター小25

 

  

 この店のパッタイ大好き!

 

昨夜ММ中年サッカー小僧(この呼び方懐かしい!)から「フランクフルトまで来た。インスブルッ

クまであと一息だ」というメールを貰った。花椒の痺れと唐辛子の辛さ(麻辣マーラー)を追い求め

る「麻の会」で私は会長、彼は4人しかいない会員の一人だ。しかも長年サッカー小僧(見るだけ)

やっているうちに、数年前から要職に就任することになってしまってね。普段は多忙な生活らしいが

夏休みを過ごしに奥さんのジェニファー(日本人です!)と一緒にインスブルックにやって来た。但

し、多忙につき現地5泊という特別なショートコースだ。朝食会場で待ち合わせて6人一緒に朝食。

ご飯と味噌汁があることをエラク喜んでいた。滞在期間中レンタカーを借りた人は初めて会ったよ。

ま、初めてのサマービレッジ、楽しくお過ごしください。部屋でコーヒーを飲んでいるとSブーから

メール。ナニ?好きな昭和メロディーをたくさん挙げよ?30曲候補を挙げて半分に絞って返信した。

今日は市内散歩と買い物。先ずは市庁舎の建物にあるタイ料理屋で早めのランチ。遅くなると市役所

スタッフで満期になってしまうからね。トムヤムクンの代わりに注文したトムヤムガイは優しい味だ。

さて、大好きなパッタイはどうかな?うーん、いつもと同じチョイ辛で幅広のビロビロ麺が旨いねぇ。

午後のお茶 インスブルック「セントラル」アールグレイティ36

 

         カフェ・ザッハーと並ぶ名門のカフェ「セントラル」でお茶する

 

夜 インスブルック「KENZI(自由食4人で)ケンジサラダ47€、焼き餃子38€、鉄火巻65€、

カルフォルニア巻79€、プルコギ(2人前)149€×2、生ビール大37€、赤ワイン38

 @20

 

  

    🎶 今月いっぱい開催されているプロムナードコンサート、今夜は吹奏楽団が演奏🎶

 

毎年買い物するデパートでTシャツ2枚とポロシャツ2枚を買った。4枚で55€(約7300円)だった。

セール中だということもあるが、だいたいがインスブルックという町は物価が安いのである。ここで

毎年買ったTシャツは私のパジャマになるのだ、ふふふ。お茶を飲んでホテルに帰ると、昨日出した

ランドリーが出来上がっていた。安い!サンモリッツのホテルのシャツ1枚ランドリー代は約3千円

だったが、このホテルは670円だ。もう何でもかんでも洗って欲しくなったぞ。今夜は韓国・日本料

理の「KENZI」。実は6年目にして初めて行くのだ。何も知らずに予約して貰ったら、何と営業は今月

一杯で入居しているビルの建て直しに入るので8月から休業するのだそうだ。良いタイミングで来て

良かった。ケンジサラダとプルコギの評判が良かった。H部アキラさん、甘いモノ好きだものね。夕

食後ぶらぶらと歩いて帰る時、素敵な音楽が聞こえて来た。王宮の中庭で行われているプロムナード

コンサートだ。毎晩演奏者が替わるが、今夜は吹奏楽団。あぁ、グリーンスリーブスだ🎶 いいねぇ。

               _____________

 

7月 29日(土)快晴!夜になって雨

朝 インスブルック「グラウアー・ベア」朝食ヴュッフェ

 

  

       客室窓から見えるノルトケッテ連山が見事な青空と       ベルクイーゼル・ジャンプ台が見える

  こんな景色を見ながら駅まで歩く    駅前からこのバスに乗るとヴァッテンスにあるスワロフスキーへ

       ナゼか今年の「スワロフスキー・クリスタルワールド」はインドがテーマらしい

  H子さんとA美さん        「スワロフスキー・クリスタルワールド」の不思議な部屋巡りも6回目!

 

昼 ヴァッテンス・スワロフスキー・クリスタルワールド「ダニエルズ」(自由食3人で)キャロッ

トと生姜スープ42€、スパゲティトマトソース12、5€、ビール小32

 

 

毎日の朝ご飯は賑やかだ。最初は4人だったが、そこに昨日からММ中年サッカー小僧夫妻(長い

ので以後М井夫妻)が加わったから6名で、A美さんのパリパリ海苔、H部家持参の「ごはんです

よ」とメンマ。それにA美さんがマーケットで美味しそうだったからと買い求められた緑の無花果

などを頂きながら、ご飯と味噌汁と・・。昨日はどこに行った、今日はどこに行くという話題で盛

り上がる。М井夫妻はレンタカーで南ドイツに近いゼーフェルトのゴルフ場へ、私ら女子3人組は

ヴァッテンスにあるスワロフスキー・クリスタルワールドへ、アキラさんは何とかという展望台へ

一人参加だ。今日は素晴らしい晴天に恵まれたからそれぞれ楽しい一日を過ごせそう。女子組は駅

まで歩いてクリスタルワールドの送迎バスに乗り込んだ。例年に比べるとバスが空いているような

気がする。果たして現地に着いても何だか空いているよなぁ。インスブルックは人気ドラマの撮影

地になったということでインドからの観光客が急増したと聞いてはいたが、何とクリスタルワール

ドまでインド風の飾り付けではないか!ふ〜んである。不思議な部屋を見て、広い売店で買い物を

し、レストランでランチ。売店から出て来る時、A美さんの買い物袋が機械に引っかかって全部取

り調べられたりしてね。「ソーリー、ベリーソーリー」係のオジサンが小さな声で謝って無罪放免。

たまにはさ、こうして女3人で買い物したり、お喋りしながらランチしたりしてさ、楽しいねぇ。

夜−1 インスブルック「ピアノバー」(自由食6人で)テンダロインステーキ(小)ペッパークリ

ームソース(サラダ・レシュティ付き)284€、ビール大38€、赤ワイン(カベルネソーヴ

ィニオン2015 30€)×3本 @チップ込で52

 

  

 6人で楽しいディナーとなった

 

夜―2 インスブルック「シュティフツケラー」(6人で)赤ワインボトル

 

  

 

午後2時半ホテルに帰る。駅から日向を歩いたので結構疲れた。JSテレビをつけると「美の壺」で

江戸前鮨をやっていた。日頃は酢飯を避けて鮨屋にはめったに近づかないが、こうして見ていると、

すぐにでも紹介された鮨屋に行きたい!でもここはインスブルック。しかも今夜はМ井夫妻も含めて

6人で「ピアノバー」に行くのだ。ピアノはあるが弾く人はいないし、バーでも無いレストランであ

るが、そうゆう名前なのだ。で、私が一番美味しい夕食を食べられると思っている店でもあるのだ。

全員テンダロインステーキ(小)ペッパークリームソースでいいわね、サラダもレシュティも付いて

いるからそれだけでいいわよ、と勝手に決めているのは私です。М井の猫の話、2年前のミディ運河

の旅の話、麻の会の話、軽井沢と蓼科の話、神楽坂の話・・。盛り上がって赤ワインは3本飲んだ。

外に出ると雨。仕方なく「シュティフツケラー」で雨宿りしてまた赤ワインを1本空けたのだった。

               _____________

 

7月 30日(日)曇りのち晴れ 夜から土砂降り

朝 インスブルック「グラウアー・ベア」部屋食 カップヌードルナイス(シーフード味)、加賀麩

味噌汁

 

  

             今日は部屋でのんびりインスタント朝食でーす

 

昼 インスブルック「AUIS(自由食5人で)トマトクリームスープ5€、キノコと野菜ゴルゴンゾー

ラ、パルメザンチーズのリゾット12,3€

 

  

          宿泊しているグラウアー・ベアホテルのすぐ裏は王宮庭園。ここが好き!

 

今日は私を除く皆さん、インスブルック市観光局主催のハイキングに出掛けられる。6時に起きても

ボーっとしていたが、ホテルの朝食ばかりでは飽きるから今朝は部屋食しようかな、と思いついた。

シャワーを浴びてから食卓の準備。って言ってもさ、後ろめたさ無く食べられるカップヌードルナイ

ス(シーフード味)とR祖さんから頂いた加賀麩味噌汁に沸かしたお湯をジョボジョボと入れてちょ

っと待てば出来上がり。たまにはこれもいいな。正午に帰って来る予定だったハイキング組の大型バ

スは遅れて1245分に到着した。昨夜の雨で山道は糠っている場所も多かったようだが、お天気が

良く素晴らしい景色を楽しんだ由。そのままランチへ。7年前から現地でこのサマービレッジ運営に

大活躍しているのがモラス雅輝氏率いる「ジャパン・チロル・コーディネーション」。オーストリア

政府観光局でかつて働いておられたモラス氏の母上アヤコさんも一緒だ。平日ひとりで来た時予約

無ければ席無いよ!とツレナク言った「AUIS」は日曜の今日はガラガラだった。リゾットが旨い!

夜 インスブルック郊外「ヴィラ・ブランカ」(インスブルック市観光局主催のチロルの夕べ)セモ

リナ粉のお団子入りビーフコンソメスープ、ホロホロ鳥のグリルコニャッククリームソースタ

イム入りポレンタとコールラビ、パンナコッタラズベリー添え)、スパークリングワイン、ビー

ル大5€、赤ワイン4€×2杯

 

  

    右側の丸い山がパッチャーコーヘル   乾杯用ドリンクはサービス

挨拶するモラス雅輝氏と久芙女(ひふみ)さん  クラフト観光局長は現在顧問

 もうすぐ誕生日とケーキを貰ってゴキゲンなМ井氏                チロル楽団の演奏も楽しい

 

先日105歳で天寿を全うされた日野原さんのドキュメントを見てから、ホテル裏手にある王宮庭園に

出かけた。広い庭園にはところどころに花が植えられ、東屋風の建物の横には巨大なチェス盤があっ

て対戦する様子を市民がのんびり眺めている。自分のお気に入りのベンチを見つけたら、本を読むの

も良し、うつらうつらとお昼寝するも良し。王宮庭園の中を一日何周歩く、あるいは走ると決めて運

動している人もいる。芝生には赤ん坊と一緒に寝そべって空を見上げている人もいいる。ここが好き。

615分集合してバスでノルトケッテの麓にある「ヴィラ・ブランカ」に向かった。今日は日曜日だ

からインスブルック市観光局主催の「チロルの夕べ」にご招待頂くのだ。ベルクイーゼル・ジャンプ

台の奥の方にあるナッターズ村の「ナッタラー・ボーデン」が会場となることもあって、私はあちら

の方が好きだが、「ヴィラ・ブランカ」からの眺めも良い。7年前サマービレッジが始まった時から、

インスブルック市観光局長として尽力されてこられたクラフトさんは定年になられたが、顧問として

サマービレッジの仕事は続けられている。夏の2ヶ月もの間、アジアの国から大勢の人が入れ替わり

立ち代わり長期滞在にやって来るなんて当初は信じられなかったらしいから、成功した今手放せない

仕事になったのだろう。という訳で、今年も恥ずかしい多回数参加者の表彰があった。ホントに恥ず

かしいことに、私は今日のメンバーでは最多参加者6回で表彰されちまったよ。これがイヤなんだ!

              _____________

【今週の振り返り】

今年もまた夏の過ごし方について何だらかんだらと悩み、大いに騒いだ末、結局6年目のインスブ

ルックに来ている。どうせ来ることになるなら悩むなよ、騒ぐなよ、素直になれよ、ってなもんだ

が、やはりね、決まりらしいのよ。「やっぱりここにしました」って思うための通過点というか悪

足掻きってヤツがね。今年騒いだ結果、2年前の7月フランスのミディ運河の旅でご一緒したI崎

A美さん(ご主人のSさんは旅行約半年後の昨年1月亡くなられた)とご主人の妹さんH子さんと

ご主人アキラさんのH部ご夫妻と4人で行くことになった。昨年は、A美さんと私は8月3日から

参加したが、H部ご夫妻は帰る私達2人とどこかの空で擦れ違う恰好で8月中旬から参加された。

8月中旬と言えば、そろそろサマービレッジも終盤で滞在している人も少なくなる。賑やかな時に

一緒に行きましょう、ということで今年は7月中旬出発となった。

 

そして先週のパクパク日記でご紹介したように、前半はスイスのサンモリッツで過ごし、7日目の

7月24日インスブルックに移動した。サンモリッツでは高級リゾート地で一番格式の高いホテル

に泊まったのは良かったが、何でもかんでも高くてやたら溜息をつくことが多い日々でもあった。

公共交通機関が無料になるカードで回ったあちこちの展望台から眺める景色は素晴らしかったけど

ね。それに避暑の目的から言えば、標高が約1800bあるサンモリッツの市内にいても寒い位だった

から十二分に満足していた。しかし、昨年までのインスブルックだけに14泊していた経験から言

えば、2つの街に5泊(1泊はチューリッヒ)と8泊(A美さんと私は9泊)に分断される今年の

泊まり方に、感じるのは「忙しなさ」だ。

 

例えば、私がインスブルックに来て最初にすることと言えば、日程表を眺めながら夕食の計画作り

である。いつどこで夕食を食べるかを自分のレパートリーの店の中から選んで決めていき、添乗員

の方に予約を依頼するのだ。ところが、今年はH部夫妻とご一緒なのは8夜。しかし4夜は「チロ

ルの夕べ」も含めて夕食が付いている。ということは、自由夕食は4回だけ?行きたい店はもっと

あるのにぃ!しかも、部屋食もかなりあるだろうと各自が相当量の食料をスーツケースに詰めて来

た。これまでサンモリッツのホテルでたった1度部屋食パーティやったのみだ。この分だとインス

ブルックでの部屋食パーティは無しだな。4店選ぶとすると・・・あぁ!あそこもここも行きたい

のに・・・。インスブルック滞在がヤケに短く感じるのである。次に来るとしたら、他の町に浮気

するのは止めて、インスブルックだけで過ごす方が良いかもしれない。

 

過去5回はインスブルック唯一のホテルオイローパに滞在していた。かつてエリザベス女王もお迎

えしたという由緒正しさと5ッ星なのにチロル風でフレンドリーな雰囲気と何と言っても駅前!と

いう立地の良さが決め手だった。毎日数コース設けられるエクスカーションの多くはインスブルッ

ク駅に集合して列車あるいはバスで出発する。実に便利だ。5分前に出ても間に合うからね。しか

も駅の地下には大きなスーパーマーケットがあって、他は休みになってしまう日曜日でも営業して

いる。その上地下の駐車場を通って、ホテルの地下入口に入って来ることが出来るから雨でも濡れ

る心配が無いのだよ。こじんまりしているから朝食も落ち着いて食べられしね。しかしだ、レスト

ランが多くある旧市街からはちょっと遠いというのが難であった。

 

これまでたくさんのエクスカーションに参加していろんなところに出かけて来た。ドイツ最高峰の

ツークシュピッツェや高級リゾート地レッヒなど何度も何度も行った場所もある。6回目になる今

回はエクスカーションに参加する回数もぐんと減るだろう。膝のこともあってあまり歩けないしな。

それなら、ホテルにあるというプールで毎日運動して、ホテルの裏にある王宮庭園で過ごすという

インスブルック滞在もあるんじゃないか。それなら、星は1つ少なくなるが、旧市街に近いグラウ

アー・ベアに初めて泊まってみようか。ランチと夕食のレストランに近いというのも魅力じゃない

か!という訳で6年目にして初グラウアー・ベア滞在と相成った。しかし、5階のスパにあるプー

ル見学した時、プールの中で立っていた白人男性を見て即諦めた。あんな深いプールで水中ウォー

キングはムリだわ。溺れちまう。敢え無くインスブルックプール生活はポシャってしまったが、未

だ王宮庭園がある。の割には、未だ2,3回しか行っていないじゃないよ!はぁ、ポリポリ。来週

まだ数日ありますきに。

 

               犬かき泳ぎ得意だよ〜

 

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