パクパク日記18年7月4週

            猛暑から逃げ出して軽井沢。オウム死刑執行に続き週末台風が!

 

    軽井沢千住博美術館  百合の王様「ヤマユリ」

 

7月 23日(月)東京も軽井沢も晴れ      熊谷国内最高気温41,1度記録!

朝 家食 大根とエノキ茸と豆腐の味噌雑炊、万願寺唐辛子と湯葉、飲むヨーグルト

 

  

 

昼 東京駅「ドトール」ミックスサンドイッチ、アイスコーヒー

午後のお茶 軽井沢駅「フェルマータ」アイスコーヒー 320

 

   パンは半分残したのですぐ空腹に😢

    軽井沢の空は爽やかだぞ!          軽井沢万平ホテルうすい館313号室は広いが遠――い!

 

暑い!ムッチャ暑い!暑さに極端に弱い人間だ。他にもいろいろ弱いんだけどね。毎年夏をどう

乗り切るかを春頃から真剣に考え、手を打つ。国内、海外の涼しい場所を求めて宿泊先を確保す

る。今年7月の計画は軽井沢2回と避暑例外のロスアンゼルスだったが、ロスの替わりに函館が

入った。先手必勝予約完了よしよし。ま、こんなことも仕事辞めてからやれることで、あの頃は

喘ぎながら働いておったけどね。今日から7月2度目の軽井沢。嬉しい!手放しで嬉しい。この

暑さから逃げられるんだものね。軽井沢駅で真っ青な空を仰ぎ「ありがとう!軽井沢」って感謝。

ここ数年は冬も夏も本館に当るアルプス館に泊まっていたが、今回はうすい館を予約した。本館

の端っこからエレべ―タに乗り、あたご館を通過してまたもやエレベータに乗り、そのとっつき

に近い部屋でエラク遠い。面倒なのだが「歩くの嫌い人間」にムリに運動を課すには仕方ないさ。

夜 軽井沢・万平ホテル「熊魚庵たん熊北店」鉄板焼きコーナー 高雄コース12500円(前菜

盛り合わせ:青梅・ほうれん草お浸し・南京カステラ・スモークサーモン・海老艶煮・蓮根、

サラダ、ローストビーフと焼きチーズフランスパン、信州鱒と鱸ソティ、野菜鉄板焼き、仙

台牛A5フィレ炭火焼きと鉄板焼き、ガーリックライス、香の物、赤出汁、フルーツ盛り合

わせ)、生ビール1000円、麦焼酎「丸山」ボトル7千円×10%×8%=@2万4354

 

  

 

今夜はひとりなので敷地内にある離れ「熊魚庵たん熊北店」の鉄板焼きを予約した。冬場閉鎖して

いる時は別としてこの鉄板焼きを長く食べ続けている。昔からいつも高雄コースだ。記憶では一度

の例外なく。これに伊勢海老だの鮑だの加えたら、絶対食べ切れない自信があるから。長く担当し

たシェフはご実家を継ぐため退社され、ここのところ何度かお会いしている東京ドームホテルから

夏場来られているシェフに焼いて頂いた。何がキッカケだったかは忘れてしまったが、話題は健康

話(病気話でもある)となって薬を飲まずとも血圧を下げる方法、血糖値を下げる方法などなど。

すっかり健康になったつもりになってパクパク頂いたのだった。以前はバーに寄ったが部屋に帰る。

               _____________

 

7月 24日(火)軽井沢は晴れ

 軽井沢・万平ホテル「割烹 熊魚庵」和朝食 2800円×10%×8%=3208

 

  

 

午前中のお茶 万平ホテル「カフェテラス」コーヒー700円×10%×8%=832

 

  

  

 万平ホテル「萬山楼」冷やし担々麺セット(焼売と海老餃子付き)2000円×10%×8%、ア

イスコーヒー700円×10%×8%=3208

 

  

 このホテルの中華も好き!

 

日本中、世界中、羽毛布団は他の素材の寝具に代えて貰っている。もう長く泊まっているホテルだ

から予約するだけで寝具変更はなされていて有難い。ただ、その布団がかなり厚くて、昨夜は何度

も汗をかいて目が覚めた。今朝客室係に電話して相談したところ、包んだ毛布とタオルケットがある

がどっちが良いか聞かれた。「タオルケット!」。よしよし、今夜から安眠出来る(ハズだ)。BSの

「半分、青い。」を観てから「割烹 熊魚庵」で和朝食を食べる。ご飯が進むおかずが多くて、ご飯

のお替りをしないようにするのに苦労する。ここはコーヒーサービスが無いのでロビーで何紙か新聞

を読んで「カフェテリア」のオープンを待つ。未だ朝なのに、外からは続々と「カフェテリア」目当

ての客が来る。夏の間はずっとこんな調子だ。ジョン・レノンの接客をしたことでも知られる万平ホ

テルの顔О澤さんが6月末で退社してしまい、もう「カフェテリア」にはいらっしゃらないのが何と

も寂しい。昼は中華料理のランチ。いくら涼しい軽井沢でも熱い担々麺はツライなぁ冷たい坦々麺に。

夜 軽井沢「シェ草間」2人で)ムニュトラディション6800円(アミューズ:アンチョビサブレ、

  トウモロコシのババロア鮎のリエット、田舎風テリーヌピクルス添え、マルセイユ風魚のスー

プ、仔羊背肉のロースト荏胡麻風味ソース+1296円、森の杏のスープ杏のソルベ、プチフール

:カヌレとパウンドケーキとオランジェッタ、ラベンダーレモングラスミックスティ)、サッ

ポロ黒らベル(小)、赤ワイン「ジュヴレ シャンベルタン2002クロードデュカ21000

2人で4万3298

 

  

    オジョーが泊まる別館の客室        離山通りにある「シェ草間」。蜩ひぐらしが鳴いていた

 

午後3時半オジョーがホテルに到着。昼過ぎ大田区の自宅を出発して車で来たのだ。彼女には別館

のツインを取ってある。本館アルプス館の中庭を挟んだ奥にある建物で、以前は私も会員だった万

平東急ハーヴェスト館であった。ピッタリ20年の契約期間が過ぎた翌日から万平ホテル別館にな

った。20年の間に万平の親会社が森トラストになっちゃったからね。客もホテルも延長を期待し

たのに、アッサリと「終わり!」って。ここは部屋が広くて、ソファベッドを使えば4人が悠々泊

まれるから、以前は私が部屋を予約すれば何人もが泊まりに来ていた。久しぶりに部屋に入ってみ

て「懐かしいなぁ」。夜はオジョーの車で「シェ草間」に行った。昨年ひとりて初めて行って、すっ

かり気に入ってしまった。何種かあるコースで2番目に料理数が少ないムニュトラディションで十

分とわかっているから二人ともそれを注文。このコースのプチというのが一番少ない。もう少し年

をとったらプチにするかもね。前菜、スープ、メイン、デザートすべてプリフィックスで昨年と同

じ料理を選んだら、デザートを除いてオジョーも同じ料理。6800円でこの内容は断然お得であるよ。

               _____________

 

7月 25日(水)軽井沢は晴れたり曇ったり 夜小雨で濃霧

朝 万平ホテル「メインダイニングルーム」アメリカンブレックファースト2800円×10%×8%、

プレーンヨーグルト650円×2×10%×8%=4871

 

  

 

昼 軽井沢「東間」2人で)牛蒡のかき揚げ1030円、おろし納豆蕎麦大盛り1130+300円(オ

ジョーにゴチになった)

 

  

 

タオルケット作戦見事成功!今晩ある別荘の夕食にお招き頂いているのを最重要イベントとして、

昨夜今日の食作戦を立てた。朝食は早目に、昼食は12時頃。作戦とも言えないか。それにそって

朝食は8時半待ち合わせでアメリカンブレックファースト。ヨーグルトも追加するが、小さいパン

のトースト1枚にする。ダイニングルームは冷房をかけずに窓を開けてあるが、実に爽やかに涼し

い。あぁ〜これが軽井沢の魅力だわ〜。食後は一旦解散して昼前カレーを食べるべくオジョー号で

出かけたのだが、何と店の前には「水曜日定休」の札。げぇ〜!この夏の稼ぎ時に定休日やってい

ていいんかい。夏の客が来るのは1ヶ月無いんだよ。別のカレー屋も考えたが、蕎麦に変更。昔よ

く行った「東間」だな。ただ夜何度も行った「東間」本店は今はなく、カジュアル店の方が本店に

代わった。こうなって行くのは2度目だがよくお喋りしたご主人夫妻をおみかけしたことは無い。

今や名物らしい牛蒡のかき揚げとおろし納豆蕎麦。オジョーがご馳走してくれる?じゃ大盛り!

午後のお茶 軽井沢「浅野屋」軽井沢千住博美術館店 アイスコーヒー(ゴチになった)

 

          軽井沢千住博美術館の緑のアプローチも素敵!       敷地内にある「浅野屋」

夜 軽井沢南原 A美さん邸別荘 出張シェフによるスペシャルコース(軽井沢寄せ豆腐ゴマソー

ス、朝採れ野菜のバーニャカウダー アンチョビなどで作った軽井沢の黒い土添え、卵黄と和

えたスモークサーモンのタルタル カッテージチーズ、オクラのお浸し、茄子のキャビア仕立

て生ハムとガーリックチーズ添え、アメーラトマトのマリネとルッコラ、時鮭ソティ黒アワビ

茸茄子の皮パウダー、トウモロコシの冷製クリームスープと蕎麦の実のクルトン、ラグーのリ

ガトーニ、カサゴのポワレ焼き茄子のジェノベーゼを添えて、シャトーブリアン鉄板ステーキ

万願寺唐辛子とチコリ添え 山葵醤油、ガーリックライスと芹の赤出汁、桃とヨーグルトアイ

ス)、ビール、白ワイン、赤ワイン    (A美さんにご馳走になりました!ご馳走様)

 

  

 

お蕎麦でマンプク!満腹!と言いながら軽井沢千住博美術館に行った。入念に考えられた植物の遊

歩道をゆったり歩いて行くと、西沢立衛氏の設計による美術館の入口がある。入ってみると入口が

一番高く敷地の地形に合わせてゆるやかに傾斜していくユニークな建物。びっくりする程の明るさ

で天井までガラスを巧みに利用して自然の立ち木達まで美術館内部の景観に参加している。そんな

美術館にポツリポツリと千住博さんの作品が掲示されている。半円形のザ・フォールルームでは7

分の映像?と千住兄妹(たぶん)の音楽も楽しめる。面白くて気分が良くなる美術館だった。敷地

内にある「浅野屋」でお茶したり、近くに最近オープンしたホテルに見学に行ったりしてから、い

よいよA美さんの別荘に向かう。500坪の敷地に建つ平屋建ての大きな別荘。素敵!中に入ってみ

ると広々したリビングダイニングの先に2人の出張シェフが2人。素敵!台所にはプロ仕様の鉄板

まで。素敵!その奥にゲストルームやら寝室やら座敷やら・・。素敵!そして「ご用意が出来まし

た。お席におつき下さい」素敵!A美さんちの別荘で出張シェフによるフルコースを頂くなんて、

なんて贅沢で素敵なんでしょ。お酒は何でもあって飲み放題だし。鉄板をフル活用したオリジナリ

ティ溢れるお料理はどれもとっても美味しかった。夢のような晩餐だった。帰り道に濃霧の中で。

               _____________

 

7月 26日(木)軽井沢は晴れ 夜雨    オウム幹部残り6人死刑執行!

                      DH2番大谷翔平君9号2ランホームラン

 万平ホテル「割烹 熊魚庵」和朝食 2800円×10%×8%=3208

 

  

  

 

昼 軽井沢「ピース軒」朝採れ野菜のサラダバー500円、ロースカツカレー(辛口)1850円(オジ

ョーにゴチになった)

 

           私が食べたロースカツカレー(辛口)         オジョーが食べたキーマカレー

 

今日の朝食はローテーションでは和食だ。「一昨日来たからお魚代えてね」とお願いして焼き鮭。客

室に帰ってテレビをつけるとオウム真理教残り6人の死刑囚全員の死刑が執行されたと伝えていた。

教祖始め7人の死刑執行も7月1度目の軽井沢に来た日だったし、何だかなぁという気分になった。

優秀な頭脳が間違ったものに心酔したばかりにこんなことになった。今夜帰京するオジョーはチェッ

クアウトを済ませてから私の部屋へ。二人でテレビを観ながら溜息をつく。気分を変える。さーて、

今日こそ「ピース軒」のカレーを食べるぞ。相変わらず朝採れ野菜のサラダバーは種類も多く、新

鮮でムチャ旨い。昨年はオープン間もなかったこの店のカレーも前進していた。オジョーが食べた

キーマカレーもなかなか。次回は私も食べてみようかな。スタッフの応対の融通が利かない点が難。

午後のお茶 軽井沢「丸山珈琲」丸山珈琲ブレンドクラッシック669円(ゴチになった)

 

  

               「丸山珈琲」でお茶し、夕方A美さんを迎えに別荘へ。

 

夜―1軽井沢「あじ鮨」(3人で)冷やし蜆汁、真鯛、たいらぎ、剣先烏賊軟骨、握り:烏賊、ボ

タン海老のしゃぶしゃぶ、毛蟹、鰯梅ガリ海苔巻、冷やし茶碗蒸し、握り:新子3枚付け、水

茄子浅漬け、握り:クエ、太刀魚塩焼き、握り:赤身、握り:中トロ、握り:鯵、握り:海老、

穴子、止め椀、生ビール、麦焼酎ロックダブル3杯 3人で6万2800

(撮影禁止だったため料理の写真無し!😢

 

   撮影禁止店です😢

 

今夜はA美さんが会員の鮨屋「あじ鮨」の予約を取って貰った。私の知人も時々来るお店らしく、

評判は以前から聞いていた。別荘にお迎えに行って南原の別荘地をちょっと案内して頂いた。地

域の繋がりが強い別荘地なのだなと改めて感心。3人で軽井沢駅近くの「あじ鮨」に行く。入る

時、チラッとカメラマークに×がしてあったような・・。あれ、もしかして・・「店内はどなたに

も撮影はご遠慮頂いているんですよ・・」。ガクッ。昔はそんなこともあったが、撮影禁止の店に

は行かないようにしたから7,8年ぶりか。美味しいものが次から次へと出て来るのに撮影出来

ないなんて!残念で😢。イカの握りとか鰯梅ガリ海苔巻、新子の握りなど美味しかったのになぁ。

「あじ鮨」を出たところでオジョーは車で東京に帰って行った。それでは新規開店したばかりの

「BAR小澤」に向かおう。階段上ると突き当たり。「あじ鮨」と同じ建物の2階に万平ホテルの

名物バーテンダ―のО澤さんが1週間前開店したのだ。落ち着いた店。おめでとうございます!

夜―2軽井沢「BAR小澤」ジントニック

 

 /21開店した「BAR小澤」

               _____________

 

7月 27日(金)軽井沢は晴れ 午後から曇り 夜雨    父祥月命日

 万平ホテル碓氷館客室にて 「あじ鮨」の稲荷寿し、みかん、お茶

 

   「あじ鮨」のオミヤで朝食

 

 万平ホテル「萬山楼」山椒の効いた辛い麻婆豆腐御膳(点心・小鉢・ご飯・スープ・デザート

  付き)3000円、アイスコーヒー700円 計3700円×10%×8%=4396

 

  

 また中華ランチ。よほど好きね。はい。

 

今日7月27日は父親の祥月命日だ。34年前亡くなったから生きていれば111歳。ボケボケだね。

昨夜撮影禁止の「あじ鮨」がオミヤに稲荷寿しを持たせてくれた。今朝のご飯はそれにしよう。小

さいけど数が多くて満腹になる。大谷翔平君は今日全然ダメだった。5タコ。やっぱり入団以来の

女房役だったキャッチャーのマルドナドがアストロズに移籍してしまったことの影響があるのかな

ぁ。でも、それは投手翔平であって打者翔平には関係ないような、イヤあるのか・・。ま、寂しく

思っていることは確かだと思うが。オジョーが帰ってしまったので、今日は一日ホテル内でぶらぶ

らする予定だ。ランチはまたもや中華。へへ。今日は麻婆豆腐御膳でーす。もっと辛くても良いな。

午後のお茶 万平ホテル「カフェテラス」ロイヤルミルクティ840円×10%×8%=998

 

  

 

 万平ホテル「メインダイニングルーム」フォアグラカナールのポワレ(小)3700円×10%×

8%、胡桃パンと蜂蜜・豆乳パン、軽井沢とうもろこしのクリームスープ1350円×10%×8

%、トマトサラダ(小)1000円×10%×8%、黒毛和牛フィレグリル(小100g)6800円×10

×8%、カモミールティ、生ビール1100円×10%×8%、赤ワイン「ジュヴレ シャンベル

タンプルミエクリュ2008 3万円 @5万3175

 

  

 

もう長いこと灼熱の暑さに苦しむ日本列島だが、今度は台風12号がやって来るのだとか。ホント

によくも人間や植物が困ること考えつくな、と天を仰ぐ(気持ちだけね)。しかも明日私が東京に

帰る頃関東地方に近づくと言っておるぞ。折り畳み傘しか持ってないから心配だ。軽井沢最後の夕

食はホテルのメインダイニングで洋食のアラカルト。長い間年末年始をこのホテルで過ごし、大晦

日の晩餐を食べて来たが、ここ2年は海外で新年を迎えた。大晦日料理夏版みたいな料理を頼んで

しまった。奮発した赤ワイン、シャンベルタンプルミエクリュ2008はもっと旨いかと思ったのに。

               _____________

 

7月 28日(土)軽井沢は雨 東京は曇り夕刻から激しい雨   台風18号上陸!

朝 無し!

昼 東京駅大丸「THE TOKYO PHOENIX」五目焼きそばセット(点心・杏仁豆腐付

き)1944

 

  

 

昨夜食べ過ぎたので今朝は朝ご飯無し!軽井沢は台風の影響で朝から雨だ。東京も降っているらし

い。それならキャリーケースはカバーをかけて宅配便にしよう。帰り際Y田総支配人が「もう帰っ

ちゃうんですかぁ。もう少し泊まっていってよ。台風らしし」。そうも行きませんよー、また来ます

から。11時半の新幹線に乗る。あら、軽井沢雨だったのに、熊谷辺りから晴れているじゃない、青

空まで見える。ってことは東京も降っていないかも。やったぁ!東京駅で下車して向かったのはい

つもの中華レストラン。やっぱり食べてしまった。今月5回目の焼きそば。今月カレー5回と並ぶ。

夜 家食 「升本」の隅田川弁当、大根とエノキ茸豆腐の味噌汁

 

  

   さんざん贅沢して来たんだから味噌汁でも啜ってろ!

 

恒例東京駅大丸地下での食品ゲットを済ませ、急いで帰宅する。やれやれと家に着いて1時間もし

た午後4時前から激しい雨が降って来た。良い時間に帰って来たよ。大分由布院の「亀の井別荘」

からも無事とうもろこしが届いたし。それにしてもこの台風12号で今日予定されていた多くの花

火大会やイベントが中止、あるいは延期となった。極めて珍しい動きをする台風で、何と東から西

に向かっているのである。「逆走台風」だわね。気象予報士の皆さんもいつもの台風のセオリーと

どう違うのか戸惑っておいでだ。先日の豪雨被害受けた場所には台風行かないよーにねー!無酒日

               _____________

 

7月 29日(日)晴れ  台風18号西下中!

朝 家食 野菜サラダ、大根とエノキ茸豆腐の味噌雑炊、飲むヨーグルト

 

  

 

昼 家食 ほうれん草とベーコンのキッシュ、緑黄色野菜の塩麹マリネ、オニオンスープ、大分

  菅生のすごあまこーん

 

  

 半分青い空とネオンが美しいドコモタワー

 

朝はすっかり静かになり午前中に青空も出た。今12号はどこにいるのか。伊勢地方に朝方上陸し

て西にグングン進んでいるようだ。台風というものは西から東へ、南から北へ進むものとこれま

で思っていたが、今回ばかりは全く逆なのだ。留守中由布院の亀の井別荘からトウモロコシが送

られていた。毎年のことで「ごちそうさま!」。大分市菅生(すごう)という地区で育てられた

「すごあまこーん」。1本目はそのままお皿に載せてレンジ600Wで7分チンし、根元から2p

辺りをエイヤ!とカット。で髭側を持って揺するとスルリと皮が剥がれる・・ハズだったが、ち

ょこっとエイエイとやって完成!キッシュランチと一緒に食べたのだった。ホント、甘――い!

夜 家食 帆立貝のフライ、アボガドチキンサラダ、筑前煮、納豆、ご飯、大根とエノキ茸豆腐

味噌汁

 

  

 今月も月8無酒日達成!

 

7月は来週未だ2日あるが、今夜も家食にして酒を抜こう。これで今月も「月8無酒日」達成だ!

お祝いに祝杯上げるかって?いえ、あげません!お酒は大好きで飲みに行く時は、チコちゃんみ

たいに嬉しそうにチョコチョコ出かけて行くのだが、飲まない日はそれはそれで「お休みでホッ」

としているのである。若い頃ならひたすらガマンの禁酒だったかもしれないが、年を取って欲が

減ったということなのかな。食事もジジババっぽい地味なものでも結構気に入っている。無酒日

              _____________

【今週の振り返り】

私にとって、軽井沢という場所は万平ホテルとほぼイコールである。それまでにも何度か軽井沢

に来たことはあっても、会議の場所が軽井沢のホテルだから訪れたのであって、会議を終えて1

泊したらさっさと東京に帰っていた。だから16年前に出張帰りについでに寄って1泊した軽井

沢が実質的な「始まり」と言っても良いのかもしれない。そして、それは万平ホテルとのお付き

合いの「始まり」でもあった。

 

以前からクラシックホテルが大好きで「日本クラシックホテルの会」に加盟している9つのホテ

ルにはすべて泊まったことがある。すなわち日光金谷ホテル、富士屋ホテル、万平ホテル、奈

良ホテル、東京ステーションホテル、ホテルニューグランド、蒲郡クラシックホテル、雲仙

観光ホテル、川奈ホテルである。これ以外にも今は無い南麻布にあった麻布プリンスホテルも

大好きなホテルだった。超高価なカレーが有名で、木製の階段を深夜酔って上るとミシッミシ

ッと木が擦れる音がして楽しかった。4、5回は泊まっていたと思うが、六本木プリンスホテ

ルを建てるためにフィンランド大使館の土地と等価交換され、昭和56年末に麻布プリンスホテ

ルは営業を終えた。その後ホテル建物は壊されてしまった。残念で堪らなかった。閑話休題。

そんな私だから初めて泊まった万平ホテルの熱烈なファンになるのは当然の成り行きだった。

 

何度か万平ホテル来ているうちに、本館アルプス館、あたご館、うすい館の他に中庭の向こう

にある建物は東急ハーヴェスト館であると知った。それなら東急ハーヴェストの会員になれば

良いんだわ、と手続きをして会員になった。ハーヴェスト館の客室は広い。ツインベッドの他

にソファベッドも2つあるから4名が悠々泊まれる。私がせっせと軽井沢に遊びに来ると、友

人達もじゃんじゃん軽井沢に来るようになった。車で来た友人がいれば、周辺の蕎麦屋巡りを

した。軽井沢近郊はもとより、小諸や佐久などにも「旨い蕎麦がある」と聞けば食べに行った。

万平ホテルの名物バーテンダーО澤さんと昵懇になり、蕎麦通の彼からの情報が多かった。帰

京する日は、野菜や果物を売る農家の店に車を停めて、どっさり持ち帰ったものだ。

 

一番親しくなったのはО澤さんだが、長く勤務する多くの万平のホテルマンとも顔馴染みとな

った。私が通い出した頃はホテル創業110年の記念ワインを作った頃で、皆さん働き盛りでど

なたもホテルマンとしての誇りが満ち満ちていた。支配人(今は総支配人)のY田さんともよ

くお喋りをするようになった。そのうち、万平ホテルは森トラスト傘下となり、東急ハーヴェ

ストとの20年の契約期間が満期になった時、一切の延長を認めなかった。仕方なく軽井沢に

新規オープンした東急ハーヴェストの会員になったが、万平ホテルとお別れするつもりはさら

さら無かった。軽井沢ハーヴェストにも万平ホテルにも泊まるようになったのだ。ハハハなの

である。

 

この6月末でО澤さんが42年間勤務した万平ホテルを円満退社した。ジョン・レノンがカ

フェテラスを訪れる時はいつもО澤さんが応対していたから、ジョン・レノンとのエピソー

ドをたくさん覚えていた。取材には必ず彼が応対した。今でもジョン・レノン直伝のミルク

ティがカフェテラスのメニューにあって人気商品だ。生クリームがのっていて私には甘過ぎ

るから「クリーム抜き」注文しているが。7月下旬О澤さんは軽井沢駅近くにBARを開店

した。一滴もお酒を飲まない名物バーテンダーが作った店は、居心地が良いBARだった。

他のホテルマンも、初めてお会いした時より確実に年を取った。定年退社されたのか、もう

お目にかからない方も。万平ホテルの定年は65歳だと聞いた覚えがある。あれ、年を取った

のはホテルマンだけでなく、自分も堂々のお婆さんになったのだったね。これこそハハハな

のである。

 

              ミルクはたっぷり入れてニェ

 

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