パクパク日記8年9月3週

               3ヶ月半ぶりの京都。鷹峯には台風の爪痕がありありと。

 

     東急ハーヴェスト京都鷹峯  「おたぎ」若狭湾のグジ

 

9月 17日(月・敬老の日の祝日)曇り 夜激しい雷雨

朝 家食 ツナと卵のサラダ、茹で卵、ブランパン、野菜と生姜のスープ、山梨の巨峰、飲むヨ

ーグルト

 

  

 

昼 家食 豚肉玉葱のカレーうどん(糖質ゼロ麺)、プチトマト、お茶

 

  

 

今日も朝から働いている。2時にはA先生が、3時にはDSRプロジェクトの一部をお願いしている

A社が、4時半にはB社の方が来られる。何とか打ち合わせの場所を作らねばと黙々と働くワケ。

人間って追い詰められるとホント働くものだわねぇ。普段は追い詰められないように生きている。

ハハハ。あら、キレイになったじゃない。ごく一部だけど。ピンポーン!A先生のご来宅でーす。

夜 荒木町「宮わき」(2人で)お通し:おくらの梅煮、新秋刀魚の梅煮750円、枝豆塩茹で600

円、茸と菊すだち酢和え700円、鱧と松茸の土瓶蒸し2200円×2、甘鯛の若狭焼き、黒ゴマ

豆腐1000円×2、スッポン鍋2200円×2、かつべ牛のカレー1910円×2、釜炊き白飯)、

生ビール2杯、麦焼酎ダブルロック3杯 2人で2万6700

 

  

 だんだん旨くなるかつべ牛のカレーだった

 

A先生はテンちゃんのデータを消し、先日手に負えなくなった書斎の崩れた棚の修理を済ませた頃、

A社の方がみえた。A社から昨日電話があったのだが、依頼した社名を知らなかった私は新手の詐

欺かと思い、暫くやり取りしてから電話を切ってしまう失礼をしてしまい💦ま、用心深い方がいい

かと思って、ポリポリ。昨日は失礼しました。ザッと見て貰って見積もりをお願いする。A社が帰

ると次はB社が。こちらにもザッと見て貰って見積もりをお願いした。よし、今日はこれでオシマ

イ.日曜日も営業している「宮わき」を予約している。今日は鱧と松茸の土瓶とかスッポン鍋とか

贅沢で力が出そうなものたくさん食べよう。〆にはかつべ牛のカレー。いろんなスパイスをドカド

カ入れて作ったそうで、途中まではう〜むって感じで食べていたのだが、だんだん旨くなって来た

ではないか。不思議なカレーだね。ご飯は釜炊きの白ご飯だよ。今日はいろいろお疲れ様でした!

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9月 18日(火)晴れ 夜またもや雷雨

朝 家食 サラダ、茹で卵、チーズ、スンドウブチゲ、ブランパン、山梨の巨峰

 

  

 

昼 新橋「過門香」柔らか三元豚と有機ごまだれの冷麺、ご飯、ザーサイ、小さな杏仁豆腐

 @1500

 

  

 ダブル糖質なのでご飯は一口ね

 

新橋駅近くの「過門香」で柔らか三元豚と有機ごまだれの冷麺のランチを摂ってから美容院へ。

美容院を終えたら歌舞伎座だ。9月歌舞伎座大歌舞伎「秀山祭」夜の部はA先生夫妻と3人で。

歌舞伎座の前で先日「てるなり」でお会いした方にご挨拶。昼の部は出ずっぱりの幸四郎が夜の

部の初っ端を飾る。初代吉右衛門のひ孫が幸四郎となった。「操り三番叟」は初めて観る方には見

応えがある舞踊だ。次は当世吉右衛門の「俊寛」。この芝居、もう何度観たことやら。人気演目で

これまで多くの人が俊寛を演じて来たが、現在円熟という域に達している俊寛は吉右衛門と仁左

衛門の両氏だろう。吉右衛門はこの芝居が一番好きと語っているが、丁寧に演じる姿はまさに俊

寛そのもの。1列20番席だったから目の前に絶望の中、島に1人取り残される俊寛がいて、こ

ちらも涙が溢れる。成経に菊之助、康頼に錦之助、千鳥に雀右衛門、瀬尾は又五郎、丹左衛門は

歌六。竹本の葵太夫と寿治郎がいいねぇ。別れの言葉が「未来で」。「俊寛」を初めて観たマキコ

は大感激!最後はガラッと変わって玉三郎と太鼓芸能集団・鼓童との新作歌舞伎舞踊の「幽玄」。

能の作品「羽衣」「石橋」「道成寺」。「羽衣」は天女に扮した玉三郎と歌昇以下11人の伯竜、鼓

童の面々が独特の能ワールドを描き出していた。「石橋」はパフォーマンスとして楽しいが、最

後の「羽衣」は、鼓童の力強い太鼓演奏が中心となって玉三郎は翳んでしまう。このリズムに

合わせての踊りもムリっぽく盆踊りのようなフリもあった。そこに大蛇を表わす花四天が20人。

舞台一杯の大蛇と熱演鼓童集団で迫力満点で面白いのだが作品として「どうなんだろなぁ〜」っ

て思ったりしてね。だって今月は「秀山祭」だったよね、〆の演目がこれか?って感じもあって。

遅い夜 銀座「パリのワイン食堂」3人で)ボタン海老のフリット800円、2980円のプリフィク

スコース(フランス産鴨フォアグラのポワレ トリュフ香るマディラソース、カナダ産オマ

ール海老テール対馬の鰆のスープでポワソン、デザートの代わりのチーズ)、ビール、白ワイ

ンボトル、赤ワインボトル 3人で4万3千円

 

  

 

舞台がはねてから、歌舞伎座裏にある「パリのワイン食堂」へ。何度か前を通って気にはなってい

たが一度も入ったことは無い。昔行っていた「オザミデヴァン」の系列の店だそうで、マキコが予

約してくれた。2980円のプリフィクスコースがあって、料理の選択を間違わなければ、まずまず

の料理が食べられる。ホール担当のお兄さんが、ちょっと高価なワインを注文したら急に態度が変

わって笑ってしまった。こういう店って女性の客で溢れているのだね。昔なら考えられない風景だ。

              _____________

 

9月 19日(水)東京も京都も晴れ 

朝 家食 チキンと卵のサラダ、チーズ、ブランパン、オニオンスープ、飲むヨーグルト

 

   今日から京都の家どす

 

遅い昼 東海道新幹線車内にて シウマイ弁当、お茶

 

  

 

今日から京都。「京都大好き夢子」は「京都の夏大嫌い夢子」でもありまして、何と3ヶ月半ぶりの

京都なんでありますよ。東海道新幹線のお弁当はほぼ「崎陽軒」のシウマイ弁当と決めている。い

つ食べても同じ美味しさだ。京都では伊勢丹地下で明日の朝食のための買い出し。生野菜とか飲む

ヨーグルトとか特別伊勢丹で無くてもいいんだけどね。久々の京都我が家。窓アチコチ開けて空気

を入れ替えたり、扇風機など夏モノを締まったり、ご無沙汰しました。よし、初日飲みに行くかな。

夜 京都・先斗町「酒処てらやま」お通し:マカロニサラダ、揚げ茄子胡麻和え、ウニ烏賊そうめ

ん、鰻たれ炭火焼き、酢牡蠣、広島がんす、鮑天ぷら、きゅうり糠漬け、酒処カレーライス、

(和牛炭火焼きサンドイッチ オミヤ)、サッポロ赤星ビール、麦焼酎「銀の水」ダブルロッ

ク4杯 @1万5500

 

  

 

今夜の夕食は先斗町の「酒処てら山」。人気店だからかなり前に予約してあったのよ。かなりディー

プな場所にある店だが、ふらりと入って来る客はことごとく「ご予約でいっぱいです」と断られて

いる。もう何度も来ているからご主人とも顔馴染みだが、美人の奥さんは今日お休みだそうだ。毎

日書き替えられる手書きメニューには料金の表示は無い。でもまぁほどほどの料金じゃないのかな。

私はガンガン飲むからちょっと高くなるけどね。今夜は久々に広島名物のがんすがあった。地味―

でカンタンな料理なのだが、ナゼか嵌まるのだよね。初という女子おひとり様にも教えてあげたさ。

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9月 20日(木)京都は雨 

朝 家食 「酒処てらやま」の炭火焼き和牛ローストサンドイッチ、レタス野菜、オニオンスープ、

飲むヨーグルト

 

  

 

昼 京都東洞院三条下ル「三条尾張屋」他人蕎麦900円+海老天200

 

   牛肉+卵=他人 鶏肉+卵=親子

 

東京と関西では蕎麦うどんの呼び名が違うということを知ったのは大学時代だった。同志社大学と

姉妹校だったので、一年おきに東京と京都でコンサートをやっていた。2年の時京都に行ったのだ

が、ある先輩が「京都ではきつねもたぬきも油揚げがのっているらしいぞ」と言って全員を驚かせ

た。えぇ〜ッ!じゃ東京で言う揚げ玉のたぬきは何て呼ぶの?ハイカラうどんとかハイカラ蕎麦と

いうらしい。関西は揚げ玉じゃなくて天かすって言うらしいし、細長く切った油揚げ載せると「き

ざみ」だって・・。未だ開業して1年半程の東海道新幹線で東京・京都間を往復してハシャイでい

た女子大生だったのよ。鶏肉と卵は親子だが、牛肉と卵は他人。「他人の蕎麦。海老入れてなー!」

午後のお茶 京都八百一「ザ・ブレッド」アイスコーヒー280

夜 家食 夢子レトルトカレー、納豆、茹で卵、茄子と生姜のマリネ、生野菜、大根とエノキ茸豆

腐の味噌汁

 

  

 

今日消防設備の点検があった。東京のマンションなら10分かかるかどうかなのに、今日はエラク

時間がかかった。昨日久々に京都の家に来たばかりだが、明日には鷹峯のホテルに2泊泊まりに

行く。それなら今夜は家食にしようと近所の「八百一本館」で買い物。このスーパーがあること

で、どれだけ京都ライフが助かっているか。有難や八百一様!なのである。献立?そりゃ夢子カ

レーよ。冷凍庫には夏の間にA先生夫妻が作ってくれた夢子カレーがどっさりあるんよ。解凍し

ようと冷凍庫から取り出すと、りゃりゃりゃ!こんなに大量だと一度に食べ切れん!今日はレト

ルトカレーにしてまた後日ということにした。じゃレトルト2袋使ってしまおう。旨い!無酒日

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9月 21日(金)京都は雨のち曇り 夜からまた雨

朝 家食 大根とエノキ茸豆腐の味噌雑炊、キュウリと茗荷の酢の物、湯むきトマトとレタス、飲

むヨーグルト

 

  

  

              「裏貸して」と律の背中で泣く鈴愛が羨ましい!

                  子供の頃の佐藤健はもちろん可愛い!

昼 家食 鶏天入りの蕎麦、卵とトマトのサラダ

 

  

 

NHKの「あさイチ」の金曜日はプレミアムトーク。今日のゲストは律君こと佐藤健。律だけで

無いな。「ぎぼむす」こと「義母と娘のブルース」では同時に麦田店長も演じていたっけ。「半分、

青い。」もあと7回に迫ってしまった。29歳なのに一瞬高校受験する中学3年生を演じても、ムリ

なく観ることが出来る。彼の演技では、何と言っても「天皇の料理番」。「龍馬伝」の人斬り以蔵も

良かった。ドラマ観て私が思っていたこと「笛吹いたら私にもマグマ大使の律が来て欲しいなぁ」

夜 京都鷹峯・しょうざんリゾート「楼蘭」胡瓜の辛味甘酢漬け(小)600円、蟹肉入りフカヒレ

スープ1400円、海老餃子400円、小海老チリソース(小)1600円、北京ダッグ(小)1500円、

麻婆豆腐(小)1200円、小ライス300円)、生ビール650円、麦焼酎「黒閻魔」ボトル3800

13950

 

  

 

夕方洛北にある鷹峯のホテルに行く。京都市内に自宅があるのなら、鷹峯にあるホテルの会員にな

るのはムダと人が言うが、順番から言えば、ホテルの会員だった私が京都にマンションを買ったの

だから仕方ない。それに京都のホテルは皆に人気あるしね、止められないんさ。で、私も1年に1、

2度泊まりに行く。1泊目の夕食は、「しょうざんリゾート」の「楼蘭」で。コースもあるが、たい

がいはアラカルトで自分用のコースを注文する。1品か2品違っても、ほぼ同じような料理となる。

好きなものだけ頼むから。中でも食事として麻婆豆腐とご飯は必須!毎日食べたい程の好物なのだ。

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9月 22日(土)京都は晴れ       横綱白鵬41度目の優勝

朝 京都鷹峯・東急ハーヴェスト京都鷹峯「紙屋川」朝食ヴュッフェ 2052

 

  

                  花札の「坊主」のモデルになった鷹峯の山     向こうに京都の街が見える

    関西では土曜日8時15分から放映される「チコちゃんに叱られる」        これ新しいバージョン

                テレビ65周年を記念してNHKと日テレのコラボ番組にチコちゃんも生出演 顔が変!

 東急ハーヴェスト京都鷹峯のスロープカーで下に下りしょうざんリゾートを散歩。台風21号の強風で樹木がたくさん倒れていた

樹木が根こそぎ倒されることを「根返り」というのだそうだ。何本もの樹木が根返りで倒れていた

 

昼 しょうざんリゾート「楼蘭」五目スープ麺1200円、香港シュウマイ400円、マンゴーシャー

ベット500

 

 気持ちの良い晴天だ

 

今年はNHKと日テレがテレビ放送を開始してから65年になるそうだ。来年はラグビーW杯の中

継を両局が行うというので公共・民放の垣根を超えてタッグを組むという面白い企画が今日あっ

た。「テレビ65年スポーツのチカラ」。朝早く起きて朝食を済ませ、「半分、青い。」、「チコちゃん

に叱られる」を観終えると、日テレのスタジオでNHKと日テレの同時生放送が!CGが使えな

いから表情は固まったままだが、チコちゃんはNHKと日テレのスタジオを行ったり来たりして

いるよ。NHKの武田真一アナウンサーは「正解はCМのあとで」なんて嬉しそうに言っている

よ。昨日は車で送り迎えして貰った「楼蘭」に歩いて行く。ランチ食べに。その道々、先日の台

21号の猛烈な風で大きな樹木が根こそぎ倒れる「根返り」した現場を見て言葉を失う。何本

もの杉の木、竹が倒れてしまっていた。「楼蘭」では麻婆豆腐食べないぞ!と決めて汁麺を注文。

夜 東急ハーヴェスト京都鷹峯「オルティーヴォ」夏の名残リ野菜と手打ちパスタコース8640

(イカと帆立貝のタルタル、鱧の炙り焼きと茄子のクレーマコンソメジュレ、柔らか子持ち鮎

のコンフィ香味野菜のマチェドニアと生ハムトゥリッター添え、平目のマリネを散らした手打

ちタリオリーニの冷製、詰め物をした鶉のポルペット玉蜀黍のクレーマ、無花果のドルチェ、

ハーブティ)、生ビール、赤ワイン(イタリア・トスカーナ20042万7千円 @3万6504

 

  

 

連泊すると一番風呂に入る機会がある。浴衣に着替え255分大浴場に向かう。わーい!一番だぁ。

ホテル建設時に温泉掘ったらちゃんと温泉出たのだよ。東急ハーヴェスト京都鷹峯のメインレスト

ランはイタリアンの「オルティーヴォ」。ソムリエのK谷さんに久しぶりにワインのチョイスをお

願いした。エラク高いワイン選んだじゃないの、でも美味しいね。夏の名残リ野菜と手打ちパス

タコースはなかなか良い。柔らか子持ち鮎のコンフィがぷっくり旨かった。NHK×日テレ企画は

夜も続いた。お気に入りの「LIFE!」と「嵐にしやがれ」のコラボ企画はケッサクだった。ウ

ッチャン扮する三津谷寛治ゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラスディレクターが日

テレに行っちゃうの。嵐の大野君と櫻井君が「LIFE!」のコントやっていた。楽しい企画だよ。

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9月 23日(日・秋分の日祝日)京都は晴れのち曇り  大坂なおみパンパシオープン決勝で敗退

 東急ハーヴェスト京都鷹峯「オルティーヴォ」朝食ヴュッフェ 2268

 

  

 

昼 家食 牛蒡のかき揚げとジャコ天うどん(糖質ゼロ麺)、大根とレモンの酢の物、お茶

 

  

 

以前ハーフヴュッフェだった「オルティーボ」の朝食。今は洋食中心のヴュッフェになった。和食

中心の「紙屋川」と棲み分けしているようだ。でもしっかりカレーはあるから、嬉しいぞ。チェッ

クアウトしてそのまま「八百一」に寄って買い物。帰宅してすぐ糖質ゼロ麺を使ってランチとした。

 京都鷹峯「おたぎ」2万円のコース(季節のミックスジュース、明石の黒鮑肝割り醤油ジュレ、

鱧と信州松茸の吸い物、4日熟成の若狭グジのお造り岩茸を添えて、季節の三種盛り:無花果

胡麻だれ松の実・揚げ銀杏・天然エノキ茸おろし和え、伊勢海老のウニ焼き山椒の葉散らし、

石川小芋と牛肉ビーフシチュー 強力粉パンと共に、自家製二八冷製蕎麦、毛ガニいっぱいの

コロッケ、食事:ちりめんじゃこ・塩昆布のふりかけ・漬物・なめこ汁、釜炊き白飯、水菓子:

マスカットゼリー、自家製わらび餅)、生ビール、麦焼酎ダブルロック3杯 @26000

 

  

 

夕方先ほど帰って来た洛北の鷹峯に向かってタクシーを走らせている。帰って来たばかりなのに、

ナゼもう行くの?忘れものでも?ウンニャ、ホテル隣に先日オープンした和食のお店の予約が今晩

なのである。以前は「北大路おたぎ」だったが、823日「おたぎ」として鷹峯で再スタートを

切った。ここはお祖母ちゃんの土地とあって広々した駐車場の奥に贅沢な平屋造りのお店があった。

これまでは9席のカウンター席だけだったが、今は個室になるテーブル席も。「おめでとうござい

ます!」。季節の高級食材を惜しげもなく使って作り出されるご馳走の嵐!もうヘトヘトになった!

                ________________

【今週の振り返り】

京都にちょくちょく旅行するようになってからもう10年以上が経過した。いつだったか書いたこ

とがあったが、「香港喰い倒し」計画を立てて実行開始してはみたものの、年一度の訪問、しかも4

泊5日位では一生かかってもムリだということが判明し断念。代わりに「京都なら可能かも」と思

ったことが度重なる京都訪問となったのである。

 

最初の頃こそは、昼間は名所旧跡もせっせと見学し、夜はなるべく新規の店を予約して食べていた

のだが、あらかたの神社仏閣の見学も済ませると、目的はただ「美味しいものを食べる」だけに絞

られた(笑)。昼は何をしているかと言えば、ランチのために長い行列必至の人気うどん店やカレー

の店に捧げ、京都市民が過ごすように本屋に行ったり、お気に入りの喫茶店などで本を読みながら

時間を過ごした。そして夜になると「出番ですよ!」ってことになる。

 

「香港喰い倒し」の失敗は、1年4泊5日訪問であることが「話にならん!」の原因だったが、もう

一つ敗因があった、1回ごと貴重な食事の機会なのに、あろうことか「リピート」していたのでえる。

好きな店がどんどん出来て「また行きたい!」と考えるのは人間としてはフツーのことなのだが、こ

れでは喰い倒しは出来ないわな。で、香港失敗。京都ではその轍を踏まないように「新規店!」を心

掛けた。最初のうちはね。で、和食、洋食、イタリアン、フレンチ、中華、天ぷら、カレー、うどん

などジャンル別の開拓にも勤しんだ。あの頃はエラカッタ!その努力の甲斐あって、飲食店のレパー

トリーも約150店を超える程になった。しかし、京都の飲食店の数を考えれば、こんな程度では砂

漠の砂の一握りくらい。まだまだ喰い倒しは遠い先なのだ。

 

しかし。やっぱり好きな店、お気に入りの店、何度も通いたい店が出来てしまう。アカンやん、キミ!

はぁ、すんません。その一つが「北大路おたぎ」だった。「鳥居本」や料理長を務めた「和久傳」出身

の馬場一彰さんが独立して地元にオープンした店だ。カウンター9席の店で、美人の女将と一緒にか

なりの年数「8千円」コース1本で切り盛りした。ムチャ美味しいのに8千円!たちまち人気店とな

ったのは言うまでも無い。8千円はムリとなって、9千円、さらには1万円と料金は上がって行った

が、それでも予約が取れない店であることには変わりなかった。やがて予約が1年以上先までになっ

たというので予約を受け付けなくなった。代わりに店から電話がかかって来るのを待つ。女将は順番

に電話していた。私には8席埋まっているが、1席でも良ければいかが?と1年に2回程電話があっ

た。そんな時しか「北大路おたぎ」の料理は食べられなくなった。3年前だったか、白子の会の大人

の修学旅行で8名貸し切りにして貰ったことが何とも貴重な体験で懐かしい思い出だ。あの時は1年

前に予約したのだったなぁ。

 

今年の春が過ぎた頃、馬場さんから立派な封書が届いた。鷹峯に移転し、8月下旬オープンするとい

うご案内だった。店名から「北大路」を外し、オープンから続けていた割安な料金設定から2万円だ

けのコースとする割り切りの良さだった。毎週水曜日が定休日だったが、月一度土日連休を取るとい

いう宣言も2人おられるお子さんとの時間を大事にしたいという心意気に思えた。「この一帯はうちの

祖母の土地でして」と伺っていたが、山のようなお祝いの胡蝶蘭が並べられた新しいお店はゆったり

と贅沢な空間になっていた。黒鮑、信州松茸、若狭グジ、伊勢海老、毛ガニなど高級食材をふんだん

に使って、馬場さんの創意工夫のお料理が続々と供された。この美味の嵐。もう右フックに左フック、

よろよろしたところにアッパーカットを喰らって、ダウン寸前。呆然としてこの日3回目となる道を

通って帰宅したのである。「おたぎ」凄い!

 

                食べたいようニャ、そうでないようニャ

 

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