パクパク日記１９年６月２週

　　　　　　　　　　　　　　　雷鳴轟く沖縄から火曜日帰京。土曜日から京都へ

タラソプール　　シャンシャン２歳！

６月　１０日（月）沖縄は朝方激しい雷雨　のち曇り　夜また雨

朝　沖縄名護・ザ・テラスクラブアットブセナ「ファインダイニング」オーダー料理＋朝食ヴュッ

フェ

　　

昼　沖縄本部町　美ら海キッチン「パパイヤ」（2人で）地中海野菜カレー880円、青パパイアとゴ

ーヤチャンプルー680円、アイスコーヒー400円（大Ｓ子さんにゴチになった）

　　

　　　　　美ら海水族館近くの「パパイア」にランチを食べに行く。去年と同じメニューを注文

　　　　　　　　家を建てたというＨさんに会えるかなと期待して瀬底島に行ってはみたが・・　　

先週土曜日から大Ｓ子さんと2人で沖縄に来ている。梅雨真っただ中の沖縄だけあって、連日激し

い雷雨でいつもの美しいサンゴ礁の海や真っ青の空は一度も見ることが出来ない。それでも大Ｓ子

さんは午前と午後の雨が止んだタイミングを見計らってタラソプールでしっかり運動されている。

私は濡れた床に杖が滑って転ぶことを危惧してプールまで行けないでいる。せっかく沖縄まで来た

のに情けないが、ま、ムリしても仕方ないから今回はタラソ抜きの私だ。今日も朝方寝ている時に

大きな雷鳴が轟き、飛び起きたほどだ。いつもなら楽しむ「美ら海水族館」なのだが、屋根なしの

場所を歩くところがあるので、いつ雨が降るかわからない今回は入場を断念。その代わり、近くの

食堂「パパイア」にだけはしっかり行くのだった。カレーとチャンプルーをご馳走になった。帰路、

瀬底島に寄ってみた。アメフットチームを共に見守る仲間のＨさんが瀬底島に家を建てられたと聞

いたからだ。すぐ近くの宿泊施設で食事のお世話になっているというＨさんの話を頼りにホテルを

探せばわかるだろうと思ったのだが、数軒あってどこかわからない。電話も通じないので諦めるか。

夜―�@　ザ・ブセナテラス「龍潭」（2人で）龍空　フィレコース1万6200円（オードブル３点盛

り、県産フエフキダイのポワレ、チャンプルー、和牛フィレステーキ　糸瓜と紅イモ添え、彩

りサラダ、ガーリックチップ＋648円、ガーリックライス、赤出汁、香の物、パインの果肉入

りシャーベット、ほうじ茶）、ノンアルコールビール918円、麦焼酎「いいちこ」黒ボトル

7236円　　２人で３万9223円

　　

ホテルに帰ってから90分のボディコンディショニングを受ける。セラピストとのお喋りも楽しい。

最後の夜は同じ敷地にあるザ・ブセナテラスの鉄板焼きレストラン「龍潭」に行く。歩く人もいる

が、私達はいつもカートか車で送り迎えして貰う。いつもこの店に来ると注文するせいか、既に麦

焼酎のボトルが用意されていた（笑）。運動しないからか、私はあまり食欲がないので龍空コース、

Ｓ子さんはオマール海老がつく龍海コース。昼も食べたが丁寧に作られたチャンプルーがとても美

味しい。それにしてもガーリックチップでプラス648円ってこの店くらいではないだろうか。他の

鉄板焼きでは私はいつも「山ほど下さい」と言っているのになぁ。ガーリックチップはステーキに

載せて一緒に、そしてガーリックライスにトッピングするとムチャ旨い。今夜も美味しい鉄板焼き。

夜―�A　部屋飲み

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６月　１１日（火）沖縄は午前激しい風雨　午後から曇り　東京も曇り

朝　沖縄名護・ザ・テラスクラブアットブセナ「ファインダイニング」オーダー料理＋朝食ヴュッ

フェ

　　

　最後の朝食　外は土砂降り！

昼　那覇空港「ロイヤル」アグー豚のロース勝つ膳1880円（大Ｓ子さんにゴチになった）

　　

　　　　　　　　　　来週月曜日のアメフットチームの試合必勝を期して勝つモノでランチ

連日の雷雨という生憎の天気なのに、先週チェックインした時からホテルはずっと混んでいたのだ

が、今朝の朝食では少し静かになって来た。大Ｓ子さんは最後のタラソプールを予定していたのだ

が、今日は朝から大荒れ！朝食後精算のためフロントまで行った私は途中の開放廊下で激しい横殴

りの雨に打たれてすっかり濡れてしまった。スタッフの知念さんが部屋に帰るまで濡れないように

とバスタオルを貸してくれた程だ。さすがのＳ子さんも諦めて荷造りを始めた。「ま、次に期待ね」。

那覇空港でチェックイン時、恐る恐る聞いてみる。「あのぉ3日前羽田からの便で座席に黒いベスト

忘れてしまったんですが、預かっていませんか？」「暫くお待ち下さい」チャカチャカ・・キーボー

ドを激しく叩く・・チャカチャカ・・そしてどこかに歩いて行ったお姐さんは、手に私のベストを

持って戻って来た！キャッ嬉しい！大のお気に入りのベストだったから忘れたと気づいてからエラ

ク気落ちしていたのだが。わーい！ＡＮＡさんありがとう！レストラン街では、忘れ物が出て来た

お祝いと来週のアメフットチーム決勝戦勝利を祈願してロース勝つ膳。Ｓ子さんにゴチになったが。

午後のおやつ　ＡＮＡ那覇＝羽田空港プレミアムクラス機内食

　　　時間帯によって軽食おやつになる機内食

夜　舟町「おちあい」お任せ（鮪のヌタ、わらびのお浸し、和風シュウマイ、ふぐとイカの揚げ物、

白菜漬物、蓬そば、チータンタン）ノンアルコールビール、麦焼酎　＠4500円

　　

　蕎麦の後はお湯入れてチータンタン

羽田空港から大Ｓ子さんに送って貰って帰宅。いろいろお世話になりましたね。プレミアムクラス

は昼食、夕食時以外のフライトでは軽食が出る。ちょっとだけ食べたから空腹というわけではない

が、それでも何も無しでは寂しい。こんな時「おちあい」で軽く食べるのがよかろうと行った。珍

しくわらびのお浸しがあった。わらびをつまみながら山形県出身のお父さんと山菜取りの話などを

して田舎で過ごした子供時代を懐かしんだ。刺身もいも鍋も食べず、〆は蓬蕎麦。チータンタンも。

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６月　１２日（水）曇り　　　シャンシャン２歳　　　大谷翔平選手前田から７号ＨＲ！

朝　家食　卵とツナのサラダ、チーズ、ブランパン、野菜と卵のスープ、クランベリージュース＋

蜂蜜、飲むヨーグル

　　

　ハッピーバースディ！

昼　荒木町「西宮」銀鱈定食（銀鱈・海老しんじょ・香の物・ご飯・味噌汁）1000円

　　

今日６月12日は上野動物園のジャイアントパンダ、シャンシャンの２歳の誕生日だ。これまでも

パンダは大人気で何頭も人々に愛されて来たが、私はそれほど心動かされなかった。だから見たい

気が無かったわけではないが、長い行列作って一瞬なんていうパンダ見学は一度もしたことが無い。

いや、並ぶ必要が無いと聞いて昨年和歌山のアドベンチャーワールドには行ったな。空き空きで余

裕のパンダ見学が出来た。そんな私もシャンシャンにだけはエラクラブリーな気持ちが湧いて来て

これまでになく執着を見せている。テレビに映れば必ず撮影するのは大谷君と一緒だ（笑）。そのシ

ャンシャンが今日で２歳になった。いずれ中国に返さねばならないシャンシャンが来年末まで日本

にいることが決まってホッとした。シャンシャンお誕生日おめでとう！大谷君もドジャーズの前田

投手からＨＲを打っておめでとう！近所の医者に薬を貰いに行った帰りにランチ。定食が旨いぞ！

夜　家食　夢子カレー、鰆の西京焼き、山形「佐徳」の豆浅漬け、箱根燻製黒卵、玉葱とじゃが芋

と豆腐の味噌汁

　　

日ハムドラフト1位で入団した秋田金足農高出身の吉田輝星投手が一軍交流戦対広島戦に先発とし

てデビュー。いきなり打たれて１回で１アウト満塁の大ピンチになったが、落ち着いて直球を投げ

続け難を脱した。味方も奮起して２点取ってくれたから２−１で日ハム勝利。珍しくデビュー戦で

の勝利投手になった吉田輝星投手。もしかしてハンカチ王子の二の舞では・・とチト心配しておっ

たのじゃ。でも菊池雄星、大谷翔平に続いて東北出身の野球選手が活躍するのは嬉しいね。無酒日

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６月　１３日（木）晴れ！

朝　家食　半熟卵と蒸し鶏のサラダ、山形「佐徳」の豆浅漬け、玉葱とじゃが芋と豆腐の味噌雑炊、

クランベリージュース＋蜂蜜、飲むヨーグル

　　

昼　新橋「末げん」かま定食（小鉢・漬物・吸い物）1200円

　　

　　　長い間「末げん」のこのかま定食はずっと大好物！

珍しく晴れた。やっぱりお天気が良いと気持ちが軽くなる。今日は新橋ランチ→美容院→歌舞伎座

夜の部→食事という私にはよくある日程だ。雨が降っていたら、濡れるのを避けてたいがい「リン

ガーハット」辺りで済ますのだが、今日はしっかり歩いて「末げん」に行こう。昨日マキコが用事

で新橋に来たついでに初めて「末げん」でかま定食を食べて感激したというラインがあったせいも

ある。この店は自分で楽しむだけではもったいないので、いろんな方と来たし、いろんな方にお勧

めした。皆さんから美味しかったと喜こばれた。店の感謝状は要らないから、割引券位はどない？

午後のお茶　銀座「プロント」コーヒー300円

夜　銀座「麹也」付きだし３点盛り：イサキのお造り・煮トマト・空豆の摺り流し・そぼろ南瓜

1000円、冷奴500円、蕪とキュウリ浅漬け400円、　納豆袋焼き600円、自家製鮎の一夜干し

500円、穴子の白焼き900円、十割手打ち蕎麦900円　　　＠8500円

　　

6月歌舞伎座夜の部は、「これぞ歌舞伎！」的昼の部からガラリと趣を変えての三谷幸喜のみたに歌

舞伎である。これまでも野田歌舞伎やクドカン歌舞伎があったが、三谷歌舞伎は「決闘！高田馬場」

以来の２作目。「決闘！〜」は2006年渋谷のパルコ劇場で上演され、染五郎（現幸四郎）と亀治郎

（現猿之助）と勘太郎（現勘九郎）が出演した。私個人の感想では、あの舞台の活躍が亀治郎を世

に送り出し、強いては猿之助になるための試金石になったのではないかと思っている。伯父の猿之

助一座から翌年蜷川歌舞伎の「ＮＩＮＡＧＡＷＡ十二夜」の腰元麻阿役で主役の菊之助を完全に喰

ってしまう大活躍をし、同じ年にはＮＨＫ大河ドラマ「風林火山」の準主役の武田信玄に抜擢され

たのだから。みなもと太郎原作「月光露針路日本　風雲児たち」は「つきあかりめざすふるさと」

と読ませたいらしいが、絶対読めないわな。それはともかく江戸時代伊勢から江戸に向かった商船

神昌丸の船頭大黒屋光太夫は（幸四郎）嵐に遭って漂流し、ようやく着いたロシア領の島から帰国

の許可を得るためにロシアの地を転々。10年の歳月をかけて帰国した時17名いた仲間はわずか2

名になっていたという実話に基ずくストーリーだ。華やかなサンクトペテルブルクの３幕目以外は、

難破船の船乗りばかりだからボロ姿だが、一転3幕目では華やかなサンクトペテルブルクのお城で

猿之助が豪華絢爛なドレス姿のエカテリーナとなって登場する。高官ポチョムキンの白鷗はさしず

めサリエリって感じね。歌舞伎役者に囲まれた八嶋智人は、三谷さんが当て書きしたような役だか

ら活き活きと演じているが、元気があり過ぎてウルサイ。愛之助は最近憎まれ役が多いね。染五郎

は好人物だが頼りない光太夫を素で演じられる。磯吉役の染五郎の顔の小ささに改めて感心したが、

台詞があまりに棒読みで笑ってしまう。男女蔵が珍しく良かった。猿之助の演技力が際立つ。みた

に歌舞伎なのに思った程盛り上がらないなぁと思っていたのだが、最後にちゃんと泣かせる場面が

用意してあった。芝居後には「麹也」へ。豆腐類と魚と蕎麦で焼酎飲む。歌舞伎話が弾んで楽しい。

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６月　１４日（金）晴れたり曇ったり　　大谷翔平選手日本人初サイクルヒット！

朝　家食　卵とツナのサラダ、野菜と蒸し鶏のフォー、チーズ、ブランパン、クランベリージュー

ス＋蜂蜜、飲むヨーグル

　　

昼　無し！

　　

エンゼルスの大谷翔平選手が今日素晴らしい活躍をした！第一打席でいきなりホームラン、第２打

席では2塁打、第３打席は一塁側奥にボールが転がる間に俊足を活かして３塁へ。えぇ〜！ヒット

が出れば、これってサイクルヒットではあーりませんかぁ。で、やってくれました。第４打席はフ

ァウルでさんざん粘って見事ヒット！ＤＨでは6人目となるサイクルヒットを達成したのである。

翔平君おめでとう！それにチームも勝ったし。投打ともに素晴らしい才能がある大谷君が羨ましい。

夜　日比谷・帝国ホテル「パークサイドダイナー」コブサラダ2000円、パプリカのクリームスー

プ1000円、ハンバーグステーキ（ライス付き）2800円、アサヒドライゼロ1000円、白ワイン

（ブルゴーニュシャルドネ）1150円、赤ワイン（カベルネソーヴィニヨン・アメリカ）1150円

＠１万100円

　　

夕方から帝国ホテルプラザの中のエステに行った。昨年３月まで長く通ったアーユルヴェーダがい

ろいろあって行けなくなり、先月から通い始めたのだが、リンパリリースタッチコースをパワー一

杯のＣ葉さんに施術して貰った80分は苦痛そのもの。リンパ節を開放してリンパ液の流れるカラダ

を作るというのだが、カラダの中の大きなリンパ節をぐりぐりやられると叫びたい程の痛みが走る。

初回は😢流しながら堪えたのだが、２回目の今日は遠慮なく「痛いーー！！！」。もっと何とかなん

ないか、とズケズケお願いする。気持ち和らいだかな。しかし、この80分ガマンすれば数日間は足

の浮腫みは出ない。確実にリンパが流れている気がする。フランス高級化粧品系のエステティック

サロンだからフェイシャルもあるが、私はしない。昔から化粧をしない人間なのだ。化粧水も乳液も

付けない。家に無いし。顔を洗ったらホホバオイルを塗るだけ。化粧道具って言っても持っているの

はアメリカ化粧品会社の安い口紅だけだ。ま、それはともかく無事今月のエステを終えて外に出る。

午後7時過ぎかぁ。帝国ホテルで夕食を食べて行くか。いつも並んでいるがサクッと食べるなら「パ

ークサイドダイナー」だな。宝塚劇場帰りのマダムや元お嬢さん達が大勢椅子に座って待っていた。

キャピタル東急「ＯＲＩＧＡＭＩ」に比べるとかなり落ちるコブサラダ始め、たいして旨くないのだ。

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６月　１５日（土）東京大雨　京都は夕方激しい雷雨

朝　家食　卵とツナのサラダ、野菜のコンソメスープ、チーズ、ブランパン、クランベリージュー

ス＋蜂蜜、飲むヨーグル

　　

昼　新幹線車内にて「たん熊北店」の京都風すき焼き弁当1300円

　　

今日から京都の家に行く。本格的に暑くなる京都に行く最後の京都行きだ。しかし、今回はご接待

仕事が待ち受けている。京都の家に到着した途端働き始めねばならない。しかし、そんな日東京は

朝から大雨だった。折り畳み傘では頼りなさ過ぎるので長傘を持って家を出る。東京駅でいつも利

用するお弁当売り場。あれ〜「崎陽軒」売り切れだって〜。仕方なくいつだったか食べたことがあ

る「たん熊北店」の京都風すき焼き弁当を選ぶ。肉は柔らかいが、味付けが甘過ぎるような気も。

午後のお茶　京都・八百一本館「ザ・ブレッド」アイスコーヒー280円

夜　京都・八百一本館「きょうのおかず」（2人で）イカの塩辛450円、新玉葱のスライスおかかの

せ400円、アマゴの南蛮漬け、お膳Ａ：小鉢２、茶碗蒸し、メイン：三元豚のヒレ勝つ（鯖の

味噌煮）2人でシェア、ご飯、漬物、味噌汁、フルーツ）2500円、キリンノンアルコールビー

ル、麦焼酎「黒田八虎」ダブルロック３杯　2人で1万１８５０円

　　

　20日間どうもお疲れ様でした！

京都では雨は降っていなかったからホッとした。家に着くや否や近所の八百一にカートを転がして

買い物に行く。今夜からＫ岩が３泊するので朝ご飯の食材をどっさり購入。広島から京都に移動し

て午後５時頃到着すると聞いていたが、ちょうど京都駅にいる頃激しい雷雨が！だ、大丈夫か！屋

根のあるタクシー乗り場にいたそうでそれ程は濡れずに無事到着。お疲れ様でした！じゃ、すぐシ

ャワー浴びて。その間に旅の間の洗濯してしまいましょう。彼女は５月下旬から２０日間外国人客

１６人を連れた旅の添乗員及びガイドを務めて来たのだ。旅の汚れを落としてサッパリし放心状態

になりそうなので「早速飲みに行こう！」と予約より早めに「きょうのおかず」に行く。彼女は生

ビールで、私はノンアルコールビールで乾杯！どうも長いことお疲れ様でございました。あとは旅

の間起こったはハプニングやら面白かったことなど聞きながら食べて飲んで。しかし、暫くすると

電池が切れ始めて不安を覚える。ここで寝込まれたら私がＫ岩をおぶって帰るのか？何とか寝ない

うちに急いで帰ろう。Ｋ岩は一刻も早く寝たいのか私を置いてズンズン歩く。マンションに着くな

り「お休みなさい」と客用寝室に走り込んだ。疲れはピーク。ぐっすり休んでね。未だ８時だけど。

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６月　１６日（日）京都は曇り

朝　京都家食　アボガドトマト納豆、茹で卵、チーズ、ブランパン、オニオンスープ、ゼスプリ産

ゴールドキウイ、クランベリージュース＋蜂蜜、飲むヨーグルト

昼　京都・東洞院六角「坦坦」ざる坦坦麺550円、味玉子100円（Ｋ岩にゴチになった）

　　

　　　　　　　　　　　　冷え冷えのざる坦坦麺が旨い！　　　　　　　　　　　　八百一３階屋上にある六角農場

寝ている間に何度もトイレに起きる。起きたくはないが、そうなる。当然眠りは浅い。昨夜は４回

も起きちゃったよ。それでも7時に起きて朝ご飯を作る。出来上がってもＫ岩は起きて来ない。昨

夜彼女が言葉通り倒れ込むように眠りについたのは午後8時過ぎだった。既に12時間寝ているぞ！

寝室をノックする。そろそろ起きてはどうですか〜。1度トイレに起きたきりだと言う。羨ましい

〜〜。昨日終わった旅で京都にも５泊した彼女だが、ガイドせずにフリーで行きたい場所が幾つか

あると昨夜言っていた。私は例によって行かないから好きなところに行ってね。だがなかなか出掛

けない彼女は、大きなテーブルにパソコンや厖大な領収書などを広げて精算を始めた。いつも帰宅

してからの大仕事なのだそうだが、それをこの家でやってしまおうということらしい。昼は外で食

べようよと誘い、マンション前で担々麺。ざる坦々麺を頼んだら冷たい麺とタレが美味しかった。

ご馳走様。ついでに八百一。畑眺めながら食事が出来るレストラン「セイボリー」ツァーでどう？

午後のお茶　京都・八百一本館「ザ・ブレッド」コーヒー250円（Ｋ岩にゴチになった）

夜　京都・御池通西ノ宮職司「リストランテ野呂」（2人で）付き出し：人参のマリネ300円、スイ

カとトマトの冷たいスープ500円、お魚いろいろ盛り合わせ（カツオ・カンパチ・甘鯛・伊佐

木・マナガツオ・小肌・カマス・鮪と生ウニ・ボタン海老）、鶏白肝のレバーパテ干し葡萄入り

バゲットと共に、海老と完熟アボガドのタルタル1360円、いたや貝と隠元の胡麻和え、香住の

蟹クリームコロッケ900円、ゴルゴンゾーラとスナップエンドウのリゾット1980円）、サント

リーオールフリー、赤ワイン（バローロ）ボトル　２人で３万６５０円

　　

　Ｋ岩が注文したパスタも旨い！

結局この日のＫ岩はツァーの事務処理をずっとやっていた。修学旅行生がドッと押し寄せている京

都市内のど真ん中にいる2人なのだが、リビングダイニング書斎の両端に座ってパソコンに向かっ

て夕方を迎えた。さぁ出かけよう、今夜は「リストランテ野呂」だよん。予約時間よりかなり早く

店に着いたのだが、既に殆どの客は食事中。カウンターの一番奥の席に通された。さて何を頂きま

しょうかと、毎日手書きされるメニューを舐めるように眺める。イタリアンのようでもあり洋食屋

のようでもある店だが、魚料理のレパートリーが多いのも特徴だ。ではお魚いろいろ盛り合わせを

頼もうか。暫くして登場した丸い皿にはそれぞれに味付けされたカツオやカンパチ、甘鯛など9種

類もの魚が！美しくて美味しそう。次は鶏白肝のレバーパテ。初めは要らないと言っていたＫ岩も

干し葡萄が効果的なレバーパテをバゲットに塗ってムシャムシャ。食べずキライはイカンよ。でも

旨いけどお腹にズシンと来るね。海老と完熟アボガドのタルタルや小さな蟹クリームコロッケを食

べたら肉料理には辿り付けそうに無い。各自パスタとリゾットを注文してオシマイに。満腹である。

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【今週の振り返り】

１４年間香港に住んだＫ岩だが、長女（東京のＫО大法学部）に続き、次女の大学進学（アメリカ

・コーネル大建築科）に伴い、夫を一人香港に残して帰国した。それまで私の早稲田のマンション

に住んで大学に通っていた長女と以来文京区に住みながら日本での仕事を模索。それが得意な語学

力を活かした外国人観光客のガイドだった。

空港への出迎えとホテルへの案内、ホテル迎えで空港見送りというものから、半日東京観光、一日

東京観光、一日箱根観光、買い物のお付き合い、築地市場があった頃は鮪の競りを観たいという客

のために寒い季節でも真夜中から列に並んで場所を確保するとか、体力、気力、語学力、折衝力、

そして蘊蓄やら知識を必要とするタイヘンな仕事である。しかし、そんなタイヘンな仕事であるに

も関わらず、収入は決して高いとは言えない。1年365日毎日仕事が入ったとしても、その日当1

年分では香港の会社で貰っていた収入には遥かに及ばないとＫ岩は嘆いていた。しかも現実は、い

つ入って来るかわからない単発な仕事ばかりで、新人だからと一番低い日当しか貰えない彼女を慰

める言葉が無かった。

しかし、彼女はいつまでも嘆いているような人ではない。ガイドの収入が、日当×稼働日数なので

あるならば、先ずは日当を上げるにはどうしたら良いのかを考える。外国人向け旅行業界のことは

よくわからないのだが、彼女は調べた（たぶん）。ガイドとしてより高いレベルなら、当然それに

見合う日当となる。その一番高いレベルを目指すにはどうすればいいのかを調べた（たぶん）。得

るものは魅力的だが、目の前がくらくら〜っとする程厳しい選抜が何度も何度もあるのだ（たぶ

ん）。グループ面接の合格者は数日間座学の研修を受け、合格すれば実際のツァーのコースで実地

試験を受けることになる。数人の試験官も一緒にコースを回るので、いろんな場所でガイドの説

明と実技が求められ、毎晩判定が下される。箱根で迎える朝ご飯に出て来なくなる人も。都度判

断されて「あなた帰っていいよ」と肩を叩かれたらその人の実地試験はその場で即終了するのだ。

ひぇ〜〜！

話は脱線するが、今から30年近く前にＮＦＬのシアトル・シーホークスのサマーキャンプに参

加したことがある。まぁ私は何度かシーホークスのキャンプを見学したり、チームのコーチ夫人

達とのパーティに出席するほかはニュージーランド出身の女性が運転する車でシアトルの街で遊

んでいたのだが。ドラフトで指名された選手以外で最後のチーム入りを目指す選手を集めてシー

ズンが始まる1ヶ月半ほど開催されるのがサマーキャンプだ。最初見学した時いた数十人の選手

が、次に行った時にはずい分減っていた。我がチームの選手に聞いたところ、激しい練習を終え

シャワーを浴びてロッカールームに帰った参加者がロッカーのドアを開けると「お疲れさん、幸

運を祈る」といった貼り紙を発見するのだそうだ。え〜ん😢こうして一人また一人と減っていく

のがＮＦＬのサマーキャンプ。地獄の生き残り競争なのだ。

彼女はそのガイドの選抜にシブトク生き残った。最後まで残ったのは東京を出発したメンバーの

８割程らしい。一番最初のグループ面接を受けた人の２割ぐらいというから狭き門なんだなぁと

溜息が出る。しかし、この会社のガイドになれば、20日間のツァーの仕事が年間何本か入る。と

は言え、これでメデタシめでたし、というわけに行かないのが高報酬のガイドの仕事だ。毎回現

地集合、現地解散の外国人観光客十数人を連れての添乗業務とガイド業務を英語でこなしつつ、

東京、箱根、金沢、京都、広島と旅して行くのである。盛り場で行方不明になってしまう人もい

れば、結婚記念日なのでロマンチックなレストランを予約してと言われることもある。面白く感

動的なガイドをして旅の満足感を味わって貰いながら、一人ひとりの細かい要望を叶えて行かね

ばならない仕事なのだ（らしい）。私にはトーテー出来ん。

そして旅の終わりには客はガイドについてアンケートで評価する。どんなに頑張っても、客が良

い点数をつけてくれなければガイドとしての評価は下がる。評価が低ければ、日当単価は下がる

し、仕事は減るし、最悪仕事を失なう（らしい）。逆に評価が良ければ、その逆の嬉しい実入りと

なる（らしい）。私が知っているだけでＫ岩は４本のツァーをこなしているハズだが、かなり高い

評価だったと聞いた。ガイドを始めて未だ３年ほどなのに、素晴らしい成果を上げるＫ岩の努力と

才能に脱帽である。娘２人も肝っ玉母さんに負けじと逞しいので楽しみだ。娘の学費稼ぎのために

一人香港に残って働いているＫ崎君もお疲れ様です。

　　　　　　　　　　　　　　　私達出来そうもニャイわニェ

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