パクパク日記２５年５月５週

　　　　　　　　　　　　　　水曜日から５月になって3回目のｶﾞﾝﾂｳに乗った

　　

　　　　　瀬戸内海の夕焼け　　山口県祝島

５月　２６日（月）曇り

　　ﾄﾞｼﾞｬｰｽ対ﾒｯﾂ戦1対3で2連敗😿　大谷翔平選手18号HR含む4打数1安打1打点

　　　千賀投手1失点で5勝目

朝　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」A定食（赤魚の西京焼き、切り干し大根の煮物、ﾌﾞﾛｯｺﾘｰのお浸し、ご飯、

味噌汁、飲むﾖｰｸﾞﾙﾄ、ｵﾚﾝｼﾞ）880円、納豆220円、「封印」わさび漬け、ｺｰﾋｰ165円

　　

　ｵﾚﾝｼﾞは週2から週１に

昼　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」今週のｱﾗｶﾙﾄﾒﾆｭｰから　ｻﾝﾏｰﾒﾝ1155円、（今季最後の）今川焼き185円

　　

　また秋にね

夜　荒木町「松庵」（3人で）おまかせ（山形ﾀﾞｼ風行者ﾆﾝﾆｸ・茗荷・胡瓜など季節野菜和え、八寸

　　：蛸の蒸し煮・鴨肉・牛蒡の胡麻和え・鰯の柔らか煮・鱈子の西京漬け・天豆・蓮根煮・出汁

　　巻卵・丸十ﾚﾓﾝ煮・蒲鉾など、天草の鱧、金目鯛の炙り、とらふぐ白子の塩焼き、加茂茄子ｳﾆ

　　のせ、琵琶湖鰻の飯蒸し、海老入り特製ｶﾚｰ蕎麦、ﾏﾝｺﾞｰ･ﾊﾟｯｼｮﾝﾌﾙｰﾂ･ﾊﾞﾆﾗ）、生ﾋﾞｰﾙ、麦焼酎

ﾎﾞﾙ2本　　3人で10万5000円

　　

　こんな大きな焼き白子の登場にｶﾝｹﾞｷ！

今日ﾄﾞｼﾞｬｰｽはﾒｯﾂに負け、3連戦は1勝2敗と負け越した。それでも先頭打者大谷翔平選手はいき

なり第1打席で大きな18号ﾎｰﾑﾗﾝを放った。そして試合前に打者を立たせての投球練習を行った。

一昨年9月手術以来、実に1年9ヵ月ぶりの「大谷投手」ﾋﾟｯ谷さんである。ﾗｲﾌﾞBPと言うらしい。

ﾋﾟｯﾁｬｰｺﾞﾛ取ってﾆｶﾆｶ、三振取ってﾔｯﾀｾﾞ！のﾎﾟｰｽﾞ。何て嬉しそうなんだろう。彼はやっぱりﾋﾟｯﾁﾝ

ｸﾞが好きなんだなぁ。実際に大谷投手が試合で投げるのは、ｵｰﾙｽﾀｰ以降だとﾛﾊﾞｰﾄ監督は言っていた。

ｶﾌﾞｽの鈴木誠也が勝ち越しの14号3ﾗﾝHRを放ち、両ﾘｰｸﾞﾄｯﾌﾟの打点49を挙げた。広島ｶｰﾌﾟにいた

頃の鈴木誠也に近づきつつあるのは嬉しいね。ﾊﾟｸﾊﾟｸ日記5月3週を更新した。ほぼ毎週出かけて

いても、昨今はｷﾁﾝと週一更新を続けている。真面目な公務員のようである。ﾖｯ！ｴﾗｲ！ﾃﾍﾍ。昼は今

週のｱﾗｶﾙﾄﾒﾆｭｰのひとつが大好物のｻﾝﾏｰﾒﾝ。豚肉や野菜や木耳がたっぷり入っていて美味しい。ﾄﾞｸﾀ

ｰから塩分摂り過ぎを注意されているが、このｽｰﾌﾟが旨くてね、止められないのよ。あと一口あと一

口とｺﾞｸｺﾞｸ飲んじゃって。ｱｶﾝやないか！冬場人気のあった今川焼きが4月から姿を消したが、一つ

だけ残っているという噂を聞き注文。甘くなくて美味しい。今夜はMMｻｯｶｰ小僧と夫人ｻﾆｰの3人で

飲み会。久々の「松庵」だが、ｻｯｶｰ小僧は新潟帰り。燕三条は新幹線駅の名前で、燕三条市なんて存

在しないのよ。ｻｯｶｰ小僧は8年間もｻｯｶｰの「椅子人」をやっていたが、今はﾅｾﾞかﾊﾞﾄﾞﾐﾝﾄﾝ小僧をやっ

ている。鰻話にﾜｲﾝ話、猫話に人の噂話で盛り上がって笑って大いに飲んで。初めて「松庵」料理を味

わったおふたりは「美味しい」を連発！特に八寸と特製ｶﾚｰ蕎麦は激賞だった。楽しいご夫婦である。

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５月　２７日（火）曇り　少し涼しい

　　ﾄﾞｼﾞｬｰｽ対ｶﾞｰﾃﾞｨｱﾝｽﾞ戦7対2で勝利！山本由伸投手6勝3敗

大谷翔平選手2試合連続先頭打者HR（19号）3打数1安打１打点

朝　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」A定食（鶏つくねと野菜の煮物、蓮根の炒め物、青梗菜の磯辺和え、ご

飯、味噌汁、飲むﾖｰｸﾞﾙﾄ、ﾊﾟｲﾅｯﾌﾟﾙ）880円、納豆220円、「封印」わさび漬け、ｺｰﾋｰ165円

　　

　鶏つくねと野菜の煮物旨し

昼　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」A定食（茶そば、天婦羅盛り合わせ、白菜のわさび和え、ﾐﾙｸﾃｨ）1320円

　　

　茶そばの緑が美しい！

　　

夜　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」A定食（うなぎの蒲焼、ｶﾎﾞﾁｬの煮物、ひじき白和え、奈良漬け、御飯、

肝吸い、ｼﾅﾉｺﾞｰﾙﾄﾞ林檎）2090円、麦焼酎

　　

　安いわりにここの鰻は旨い

朝7時過ぎから始まったﾄﾞｼﾞｬｰｽ対ｶﾞｰﾃﾞｨｱﾝｽﾞ戦。先頭打者の大谷翔平選手は、第1球をいきなり

2階ｽﾀﾝﾄﾞにﾎｰﾑﾗﾝ！これで2試合連続の先頭打者ﾎｰﾑﾗﾝだ。先発山本由伸投手のﾋﾟｯﾁﾝｸﾞも冴えて

6ｲﾆﾝｸﾞ2失点で後続に渡した。ﾁｰﾑは7点挙げ、2連敗から脱した。山本投手6勝目、大谷選手は

MLBの記念すべき600打点を挙げた。10時半から同じ建物4階にあるｸﾘﾆｯｸへ。塩分摂り過ぎだよ、

半分にするように。そ、そんなぁ。まぁ汁そばのｽｰﾌﾟ全部飲み干すのは止めますけど。最後にな

るだろうな、と思って取得した10年ﾊﾟｽﾎﾟｰﾄが、早くも来年3月で有効期限が切れてしまう。最

後と思っていたﾊｽﾞなのに、新しいﾊﾟｽﾎﾟｰﾄはいつ申請に行くのかなんてことを考えちょる。まさ

か10年じゃないだろうねぇ。5年も10年も料金はたいして変わらないから10年の方がお得かな、

と思って。はぁ〜〜？それより面倒臭いのはｱﾒﾘｶのﾋﾞｻﾞだ。ESTAを取れば2年有効でしょ？ｳﾝﾆｬ、

それはﾌﾂｰの人の場合。ｱﾒﾘｶ政府はｲﾗﾝ、ｲﾗｸ、北朝鮮、ｽｰﾀﾞﾝ、ｼﾘｱ、ﾘﾋﾞｱに渡航した人にはESTA

取得を認めていない。私はｲﾗﾝ、ｽｰﾀﾞﾝ、ｼﾘｱ、ﾘﾋﾞｱに行っている。ｼﾘｱとﾘﾋﾞｱへの渡航歴はやっと

ｾｰﾌになったが、ｲﾗﾝとｽｰﾀﾞﾝに行ったのが2011年3月以降だから、ﾋﾞｻﾞをまた申請しないとなら

ないのだ。ｱﾒﾘｶ大使館まで行って英語で面接も受けねばならないのだ。そうゆう事情で9年ほど

前にﾒﾝﾄﾞｸｻｲ書類を英語で作成した（ｵｼﾞｮｰにお願いしたんだっけなぁ）上で面接のｱﾎﾟｲﾝﾄを取り、

英語でいろいろ聞かれて汗を滝のように汗を流したのだよ。またｱﾚをやるのか・・ｲﾔだ・・。じ

ゃｱﾒﾘｶ行きは諦めるのか？う〜む、今のところは未だ有効なﾋﾞｻﾞあるし、ｷﾞﾘｷﾞﾘまで先延ばしし

よう。ｲﾔなことは先延ばし、それがいい。夕食は鰻の蒲焼だった。鰻丼写真を札幌の姪にLINEで。

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５月　２８日（水）東京も瀬戸内も晴れ

　　ﾄﾞｼﾞｬｰｽ対ｶﾞｰﾃﾞｨｱﾝｽﾞ戦9対5で2連勝！

大谷翔平選手第20号ﾂｰﾗﾝHR含む3打数1安打2打点

朝　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」B定食（無塩ﾄﾏﾄｼﾞｭｰｽ、ｵﾑﾚﾂ、青菜と人参炒め、ｻﾗﾀﾞ、ﾄｰｽﾄ、ﾊﾞﾅﾅ、ｺｰ

ﾋｰ）880円

　　

昼の軽食　ANA羽田＝広島ﾌﾟﾚﾐｱﾑｸﾗｽ機内食

　　　　　　　　　　　今回は兄と兄嫁のH江さんと一緒です！

　　　　　　　　　　　今回は兄夫婦はﾃﾗｽｽｨｰﾄ208、私はﾃﾗｽｽｨｰﾄ207　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　午後4時に出航すると西回りｺｰｽは尾道水道を通過する

夜⁻１　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ（3人で）好きなものを好きなだけ（和の前菜：翡翠豆の摺り流し・焼き

穴子・ｱｽﾊﾟﾗの昆布閉め、猪と九条葱の温かいお浸し、お造り：伊勢海老・平貝・蛸、ﾄﾏﾄｻﾗ

ﾀﾞ小、ちいかと空豆の天婦羅、伊勢海老のﾋﾞｽｸ、ﾀﾝｼﾁｭｳとﾏｯｼｭﾎﾟﾃﾄ、小豆島そーめん（温・

小））生ﾋﾞｰﾙ小、麦焼酎

　　

夜⁻2　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾊﾞｰ＆ｶﾌｪ（3人で）梅酒のﾛｯｸ、ﾌﾙｰﾂ盛り合わせ

　　

今日からｶﾞﾝﾂｳｸﾙｰｽﾞだ。今回は3泊4日の西回りｺｰｽで兄夫婦を招待しての3人ｸﾙｰｽﾞである。しか

も5月初めに2航路を連続乗船したから、今月だけで3回目のｸﾙｰｽﾞとなる。羽田空港で9時半に

待ち合わせたのに、気の早い兄妹だから兄夫婦は9時前に来たし、妹の私など8時半には待ち合わ

せ場所に。5月1日は同じ便でも遠い遠い48番ｹﾞｰﾄだったが、今日はﾊﾞｽ便。ANAが国際線を急ﾋﾟｯ

ﾁで増加させている第2ﾀｰﾐﾅﾙは大きく変貌している。ま、海外行くのに成田からではなく羽田から

行き来できるのはﾑﾁｬ助かるからいいか。広島空港からはｶﾞﾝﾂｳの送迎車で。山の中の高速道路を飛

ばし、やっと尾道や福山の市街地を走っていたかと思えば、また山の中の狭い道を走る。もう1時

間になる。海に浮かぶ船に乗ると聞いてきたが、いったいどこに海があるんじゃい！と初めて来た

人は不安になる頃、ようやく海が見えてきた。山の中腹の丘の上には今年1月中旬営業を終えたﾍﾞ

ﾗﾋﾞｽﾀﾎﾃﾙの建物が未だ取り壊されず残ったままだ。ｶﾞﾝﾂｳﾗｳﾝｼﾞで1時間程休憩してから2時半乗船。

ｸﾙｰが出迎えてくれる。「お帰りなさい。3週間程のご無沙汰でしたね」なんて。兄夫婦の部屋は2

階の208号室、私はその手前の207号室だ。兄夫婦の部屋でｸﾙｰと打ち合わせ。清掃時間や整体・ｴ

ｽﾃなどの希望時間を決め、初心者の兄夫婦には船内の説明が丁寧にあった。出航の10分前には3

階の甲板でｳｴﾙｶﾑﾄﾞﾘﾝｸとｶﾅｯﾍﾟを頂き、4時の出航と共にｽﾀｯﾌの見送りを受ける。彼らは見えなくな

るまで手を振ってくれる。やがてｶﾞﾝﾂｳは、飛行機の上から見下ろした狭い尾道水道に入っていく。

尾道の街が船から丸見えだ。今夜はﾀﾞｲﾆﾝｸﾞでの夕食。最近時間は自由になったので6時半に行っ

た。暫くするとM谷料理長とﾎｰﾙｽﾀｯﾌのS藤さんがﾃｰﾌﾞﾙにやって来て、今日の魚介類、肉類、野菜

類を説明しながら一人ひとり食べたい食材、その料理法と量を相談して決める。あれもこれもと思

うけどそんなに食べられないし心は大いに揺れてね。楽しくもﾂﾗｲ時なのよ。今晩はこの地域だけで

獲れる小さな烏賊のちいかがあった。天ぷらにして貰った。食事をしている間に空は美しい夕焼け

に！期待していなかっただけにﾑﾁｬ嬉しいぞ。今夜のﾒｲﾝ料理、兄達は和牛の炭火焼き、私はﾀﾝｼﾁｭｳ

とﾏｯｼｭﾎﾟﾃﾄ。その上、温かい小豆島そうめんまでね。5月は3回目なのに、やっぱりｶﾞﾝﾂｳは旨い！

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５月　２９日（木）瀬戸内は晴れ

　　ﾄﾞｼﾞｬｰｽ対ｶﾞｰﾃﾞｨｱﾝｽﾞ戦4対7で負け😿 　大谷翔平選手3打数無安打

朝　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ（3人で）ｻﾗﾀﾞ、和朝食ｾｯﾄ：太刀魚の塩焼きと醤油焼き・出汁巻き卵・ｼﾞｬｺ

和え・味付海苔・漬物・白飯・ｶﾞﾝﾂｳ味噌汁＋冷製新玉葱のｸﾘｰﾑｽｰﾌﾟ、ﾌﾙｰﾂと自家製ｼﾞｬﾑのせ

ﾖｰｸﾞﾙﾄ、ｺｰﾋｰ

　　

朝10時10分から船外体験で祝島。行く予定の兄が欠席、欠席の予定の私は急遽行くことに！

戦後5千人だった祝島人口は200数十人　　　　船大工が作った自慢の船　　　　　　強風対策で塗り固めてある

　　　　　　　　強風で知られる祝島は頑強な塗り壁が守る　　人懐っこい猫が島のあちこちに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　島の名産「石豆腐」の説明を店主から

午前のお茶　山口・祝島「岩田珈琲店」ﾎｯﾄｺｰﾋｰ

　　　　　　　　　　　　祝島「岩田珈琲店」のﾎｯﾄｺｰﾋｰはとても美味しかった

昼　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ（3人で）ﾎﾟﾃﾄのﾃﾘｰﾇ、ﾌﾟﾁﾄﾏﾄｻﾗﾀﾞ小、海鮮ちらし小、小豆島ｿｰﾒﾝ（冷）、樫舎

のぜんざい（餅抜き）、ｺｰﾋｰ

　　

　甘さ控えめの樫舎のぜんざい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海の要所「上崎大橋」をくぐる　　

　　　　　　　　　

夜⁻１　ｶﾞﾝﾂｳ・鮨ｶｳﾝﾀｰ（3人で）刺身：鯒、ｱｲﾅﾒ、肝和え皮はぎ、吉野和え、握り：生穴子のﾀﾀｷ

握り、（祝島特産石豆腐の煮つけ）、剣先烏賊炙り、細魚、ﾀｲﾗｷﾞの炙り、朧のせ海老、蛸、薄

ｲｶ載せ生ｳﾆ、穴子、赤出汁、焼き立て卵焼き

　　

　いつも陽気なJ川さん

夜⁻2　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾊﾞｰ＆ｶﾌｪ（3人で）ｶﾞﾝﾂｳ特製ﾚﾓﾝｻﾝﾄﾞ、ｶﾓﾐｰﾙﾃｨ

　　

　　　少し前にﾃﾞﾋﾞｭｰしたｶﾞﾝﾂｳ特製ﾚﾓﾝｻﾝﾄﾞ

5時半起床。ｶﾞﾝﾂｳに乗るといつも早起きになる。今日午前中の船外体験はﾊﾟｽするつもりだったの

で、昨夜はかなりｱﾙｺｰﾙをｶﾞﾝｶﾞﾝ飲んだのだが、お腹は大丈夫のようだ。ｼｬﾜｰを浴びて、7時ｵｰﾌﾟﾝ

前からﾀﾞｲﾆﾝｸﾞの辺りで待機。わ〜い、今日も1番だぁ。初日の朝食は和食がいいな。初日の味噌

汁の具は船名になっているこの地域で獲れる小さなｲｼｶﾞﾆ、ｶﾞﾝﾂｳである。身をﾎｼﾞﾎｼﾞする蟹ではな

く、蟹の旨味がじわ〜っと出て来る出汁の旨さを味わう。和食のｾｯﾄをお願いしていながら、洋食ｾ

ｯﾄにあるｽｰﾌﾟも欠かせない。日替わりのｸﾘｰﾑｽｰﾌﾟは冷たいものと温かいもの2種が用意され、今日

は新玉葱のｽｰﾌﾟだった。これが美味しいのよね。ｶﾞﾝﾂｳの朝食はこれだけ食べても胃にﾓﾀﾚﾙことはな

い。何だか調子も良いようだし、10時10分出発の祝島上陸参加しようかなぁ。でも祝島は風が強い

ことで有名な島で、風で波が荒くなるとﾃﾝﾀﾞｰﾎﾞｰﾄに乗り換えられないから船外体験は中止になる。

ここに来たのは確か4回目だが、5月1週目も含めて中止率が極めて高いのだ。ﾚｾﾌﾟｼｮﾝに電話する

と「今日はやります！」じゃ、参加しまーす。ﾃﾞｯｷ１に行ってみるとH江さんから兄はお腹の調子が

ｲﾏｲﾁなので取り止めると聞いた。兄妹揃って同じようなことを言うもんだね。祝島に向け出発し10

分程で着岸。古代から航海安全を祈願し豊かな海への感謝を捧げる神官の祝（ほおり）がいたとされ、

九州･ｱｼﾞｱを目指す旅人はこの島で祈りを捧げてから船旅に発ったらしいよ。島に数年前移住して来

られた漁師の方の案内で島を散策。戦後まもなく5000人いた人口もいまでは僅か200数十人とか。

小学校は今春3人の1年生を迎えて全校生徒5人になった。擦れ違った軽ﾄﾗを運転していたのは校長

先生だった。港近くにあった古い小さな旅館は岸信介元首相が静養のため長逗留されていたと聞く。

それにしても丸石を組み込んだ堅固な塗り塀が家を取り囲む独特の景観は、この島の風の強さが尋常

でないことを物語っている。堤防で見かけた茶ﾄﾗと黒猫も、人の気配がしても平気で昼寝している黒

猫も野良のようだが人を怖がらない。苛められたことが無いようだ。とても固い石豆腐をお店の店主

に見せて貰ったり、岩田珈琲店では美味しいｺｰﾋｰをご馳走になったり。店内で売られていたﾜｶﾒとﾋｼﾞ

ｷ。ﾋｼﾞｷは鉄鍋でひと晩茹でて乾燥させたものを水で戻せばそのまま食べられるとか。1袋買った。こ

の島に自生するｺｯｺｰは「不老長寿の果実」として知られ、その昔秦の始皇帝が追い求めたんだってさ。

船に帰ってﾗﾝﾁ。兄も具合が良くなったようで3人でﾒﾆｭｰとﾆﾗﾒｯｺ。夕食は鮨だが、やっぱり海鮮ﾁﾗｼは

必須だ。酢飯より魚介類の方が多いほどで、数種類の白身や穴子などの魚や海老、蛸などｺﾞﾛｺﾞﾛ。食

べた人はつい興奮してしまうようなﾁﾗｼ丼なのだ。これでﾊｰﾌの量だからね。これに冷たい小豆島そう

めん。昨夜食べた温かいそうめんは出汁が旨いが、冷たいそうめんはつけ汁がいい。それに奈良の樫

舎のぜんざい、私は餅抜きでね。今回和菓子のN村さんは乗船されていないので和菓子のふるまいは

無い。あとは夕食ﾀｲﾑまでに空腹にせねばならない。ﾌﾞﾗｰﾑｽの交響曲1番、2番、3番を通しで聴きな

がら村上春樹の新作を読んで消化を促した。これが成功。午後7時には十分空腹に。今日午前中に行

った祝島の石豆腐が煮付けられて供された。東京では見かけない鮨の写真をいつも見ていたH江さん

が「こうゆうお鮨だったのね」と納得されたようだった。確かに生の穴子ﾀﾀｷ握りなんて想像がつか

ないものね。ｺｰｽ終了後も希望ﾈﾀを握って貰えるのだが、鮨好きの兄は頭では食べたくてもお腹がいっ

ぱいと悔しそうだったが、頑張って蛸をｱﾝｺｰﾙしていた。それにしてもJ川さんの話、残念でならない。

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５月　３０日（金）瀬戸内は曇り

朝　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ（2人で）ｻﾗﾀﾞ、洋朝食ｾｯﾄ：ｵﾑﾚﾂ・ｿｰｾｰｼﾞ、ﾋﾞｼｿﾜｰｽﾞ、ｸﾛﾜｯｻﾝ、＋ｱｻﾘの味噌

汁、ﾌﾙｰﾂと自家製ｼﾞｬﾑのせﾖｰｸﾞﾙﾄ、ｺｰﾋｰ

　　

　　　　6時15分「宮島の朝さんぽ」に出発するﾃﾝﾀﾞｰﾎﾞｰﾄ　　　　　　留守番の私達は7時から朝食

　　　　今朝は洋朝食のｾｯﾄで。でもｱｻﾘの味噌汁もね

　　　　2時間半の朝さんぽ組が帰って来られた。ﾃﾝﾀﾞｰﾎﾞｰﾄは引き上げられて収納される

　船でやって来る江田島の魚屋さんからﾋﾟﾁﾋﾟﾁの活きている魚を仕入れ。J川さんがすぐ活き〆に

　兄も元気になったらしい

午前のお茶　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾊﾞｰ＆ｶﾌｪ　ﾎｯﾄﾁｮｺﾚｰﾄ

　ﾎｯﾄﾁｮｺﾚｰﾄを飲んでから60分の整体に

昼　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ（3人で）新玉葱のﾑｰｽ、ﾌﾟﾁﾄﾏﾄｻﾗﾀﾞ小、海鮮ﾁﾗｼ小、赤出汁、小豆島ｿｰﾒﾝ小、

　　牛肉のｶﾚｰ小、ｱｲｽｺｰﾋｰ

　　

　最後のﾗﾝﾁは大好き3点ｾｯﾄ　

夜　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ（3人で）好きなものを好きなだけ（夏野菜の伊吹和え、ﾒﾊﾞﾙの清汁仕立て、

お造り：伊勢海老・剣先烏賊・鯵、ﾄﾏﾄｻﾗﾀﾞ小、伊勢海老のﾋﾞｽｸ、海老ﾌﾗｲﾀﾙﾀﾙｿｰｽ、蟹ｸﾘｰﾑｺ

ﾛｯｹ、ﾚﾀｽの温かいお浸し、ﾊﾝﾊﾞｰｸﾞｽﾃｰｷﾃﾞﾐｸﾞﾗｽｿｰｽ、ﾊﾟﾝ、ｱｲｽｸﾘｰﾑとﾌﾟﾘﾝ、ｶﾓﾐｰﾙﾃｨ）

　　

西回りｺｰｽ3日目の今日は早朝から忙しい。「宮島朝さんぽ」の第1陣の出発時間は6時15分。起

伏のある道を3�`だか4�`歩き、高い石段を登り下りして丘の上のｺｰﾋｰ屋に行くという散歩は私

には過激過ぎで参加はﾑﾘ。いつだって不参加お留守番なのだ。兄夫婦に「明日は早くて大変ね」な

んて声をかけて寝たのだが、今朝になって兄はお腹を壊したので不参加、兄嫁のH江さんもつきあ

って参加しないことになった。あらまぁ。兄は昨日も欠席だったから残念ねぇ。私ひとりで7時か

ら朝食の予定が、H江さんと2人に。兄は食べたいけどお腹こわしているから朝食は抜くのだそう

だ。2日目は洋食にしよう。ｶﾞﾝﾂｳのｸﾛﾜｯｻﾝはとても大きく焼き立てだからふわふわﾊﾟﾘﾊﾟﾘだ。洋食

でも逆にｱｻﾘの味噌汁は注文する。出汁が旨いのよ。兄にﾊﾟﾝとｽｰﾌﾟでも持って行こうかなんて相談

していたら、ﾎｰﾙｽﾀｯﾌが「お腹の調子がお悪いのならお粥と梅干しご用意しましょうか」と提案して

くれ、部屋まで運んでくれた。「宮島朝のさんぽ」の第2陣が帰船してから、江田島の魚屋さんの船

がやって来る。女性の船頭さんがｶｯｺよくﾋﾟｼｯと船を横づけ、船倉から活きている魚を次々と大きな

網で掬い上げ、それを鮨料理長が俎板の上で活き〆にしていく。あぁ鯛だ、あれは鰈、今のは皮ﾊｷﾞ、

あれが今日の昼と夜に出て来るね。10時半から予約していた整体へ。いつものA山さんではなくK

田さんという女性だった。K田さん力強い。お喋りしながらの60分。身体が軽くなったような錯覚。

急いで着替えたのだが数分遅く、音戸の瀬戸を既に通過した後だった。さぁﾗﾝﾁだ。3泊4日のｸﾙｰｽﾞ

だとﾗﾝﾁの機会は2回。つまり今日が最後のﾗﾝﾁなのだ。これまでさんざん悩みながらﾒﾆｭｰを決めて

来たが、14回目のｸﾙｰｽﾞとなると躊躇なく大好き3点ｾｯﾄを注文。即ち海鮮ﾁﾗｼ小と温かい小豆島ｿｰﾒﾝ

小それに牛肉のｶﾚｰ小である。3種類食べる代わりに樫舎の甘味は諦める。あぁ〜どれも美味しいなぁ。

兄とH江さんは午後整体とｴｽﾃ。初ｴｽﾃというH江さん、夕食時にも顔はﾋﾟｶﾋﾟｶﾂﾙﾂﾙで、余りの気持ち

良さに感動したそうだ。兄夫婦には思う存分楽しんで欲しい。夕食には今朝仕入れた魚介類が料理長

のﾌﾟﾚｾﾞﾝに登場した。伊勢海老・剣先烏賊・鯵のお造りをお願いした。ｶﾞﾝﾂｳ自慢のひとつ蟹のｸﾘｰﾑｺ

ﾛｯｹを3人とも注文したが、その信じられない柔らかさ、ﾊﾟﾝ粉のきめ細かさに兄夫婦はﾋﾞｯｸﾘ！こん

なｺﾛｯｹどうやって揚げるのだろう、って。明日は帰京日だし今朝お腹を壊したこともあり、兄は禁酒。

じゃ、私もおつきあいしてｳｰﾛﾝ茶にしよう。思いがけず今夜も夕焼けも見れたし満腹である。無酒日

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５月　３１日（土）瀬戸内は晴れ　東京は雷雨と強風極めて気温低し

　　ﾄﾞｼﾞｬｰｽ対ﾔﾝｷｰｽ戦8対5で逆転！大谷翔平選手第21・22号HR含む5打数2安打2打点

朝　ｶﾞﾝﾂｳ・ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ（3人で）ｻﾗﾀﾞ、和朝食ｾｯﾄ：鰆の塩焼き・醤油焼き・出汁巻き卵・すくい豆

腐・葱納豆・味付け海苔・漬物、白飯・漁師汁＋冷製蕪のｸﾘｰﾑｽｰﾌﾟ、ﾌﾙｰﾂと自家製ｼﾞｬﾑのせ

ﾖｰｸﾞﾙﾄ、ｺｰﾋｰ

　　

　　　　　　　　　　　　3泊4日のｸﾙｰｽﾞももうすぐ終わる　　　　　　　　　　次回この建物は無いだろうね

昼　ANA広島＝羽田ﾌﾟﾚﾐｱﾑｸﾗｽ機内食

　　　揺れる機内でｻｻｯと食べる

夜　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」B定食（帆立のXO醤炒め、大根餅、豆腐ｻﾗﾀﾞ、漬物、とうもろこしｽｰﾌﾟ、

ｼﾞｬｽﾐﾝﾃｨｾﾞﾘｰｱｲｽｸﾘｰﾑのせ、ｼﾅﾉｺﾞｰﾙﾄﾞ林檎）2090円、麦焼酎

　　

　明石町のﾀﾞｲﾆﾝｸﾞも美味しいよ

昨日の午後、荷作りはあらかた済ませてしまったので、5時半に起きてもｼｬﾜｰを浴びると朝食まで

やることが無い。ｶﾞﾝﾂｳｽｨｰﾄの1番大きな船室以外にはﾃﾚﾋﾞも無いので船室のﾃﾗｽに出てぼんやり海

を眺める。ｸﾙｰｽﾞ中のお天気が心配されたが、結局3泊4日で雨が降ったのは昨日の朝数分ﾊﾟﾗｯと

来ただけで概ね晴天だった。今日は5月末五月尽だが、真っ青な空が広がって心地よい風が吹いて

いる。暑くもなく寒くもなく、1年で最も過ごしやすい気候かもしれない。土曜日とあって早朝で

も小さな釣船があちこちにみえる。どの船でも早起きして週末の海釣りを愉しまれているのだろう

なぁ。穏やかな海を滑るように進むｶﾞﾝﾂｳ。一般的に大型船に比べて小型船は揺れやすいと言われる

が、ｶﾞﾝﾂｳはこんな小さな船なのに殆ど揺れない。ｸﾙｰｽﾞにﾂｷﾓﾉの船酔いを心配しなくても良いのは

安心材料だ。午前7時前3人揃って朝食。また1番だ（笑）。最後の朝食は和食だな。最終日の味噌

汁はいろんな魚が入った漁師汁だ。食後にはｼﾞｬｰｼﾞｰﾖｰｸﾞﾙﾄに自家製ｼﾞｬﾑやﾊﾁﾐﾂをかけ、毎日4種程

用意されるﾌﾙｰﾂも美味しく楽しみ。ｸﾙｰｽﾞ中に苺だけで何種類食べただろうか。3泊4日ご馳走さま

でした。大きな荷物は宅配便で出し、午前10時40分ｸﾙｰの皆さんのお見送りを受けながら１番に

下船して空港に向かう。広島空港ではﾁｪｯｸｲﾝしてお土産など購入し、12時40分発のANA便に搭乗。

機内で最後にﾁｪｯｸした6回表、ﾄﾞｼﾞｬｰｽはﾔﾝｷｰｽに2対5で負けていた。晴天の広島空港を飛び立っ

たが、途中揺れが予想されると機長からｱﾅｳﾝｽがあり機内食もｿｿｸｻと。窓から見える景色は青空に雲

が増え始め、東京の上空ではすっぽり雲の中。羽田空港に着陸した途端にﾋﾟｶｯと光った。1番端に近

い47番ｹﾞｰﾄの手前で飛行機はﾋﾟﾀｯと停まったまま動かなくなった。機長「ただいま羽田上空に雷雲

があり、地上係員は全員避難しているため投機はこの場で待機いたします。この雷雲が去るのは午

後2時38分頃と予想され・・・」えぇ！ここに25分近くもいるの？ﾄｲﾚ行きたいのになぁ。結果は

15分後には降りることが出来たが。ｽﾏﾎを覗くと、6回裏に大谷の2本目の22号HRを皮切りにﾄﾞｼﾞ

ｬｰｽは攻勢に出て8対5で逆転していた。東京は雷を伴った雨、そして広島より10度位気温が低い

感じで、その上風が強いから肌寒い。冬が戻ったのか？兄夫婦の乗ったﾀｸｼｰを見送って、私もﾀｸｼｰ

で帰宅した。あぁ楽しかった。あれだけご馳走を食べて来たが、明石町ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞの夕食も美味しい！

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６月　１日（日）晴れ

　　ﾄﾞｼﾞｬｰｽ対ﾔﾝｷｰｽ戦18対2で大勝！大谷翔平選手4打数2安打　両ﾁｰﾑでHR7本！

朝　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」A定食（鮭の塩焼き、野菜の煮物、小松菜の辛子和え、ご飯、味噌汁、

飲むﾖｰｸﾞﾙﾄ、ｷｳｲ）880円、納豆220円「封印」わさび漬け、ｺｰﾋｰ165円

　　

昼　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」B定食（海老と茸の汁そば、野菜焼売、春雨ｻﾗﾀﾞ、巨峰のｼｬｰﾍﾞｯﾄ小、ｱ

ｲｽｺｰﾋｰ）1320円

　　

　初めての巨峰のｼｬｰﾍﾞｯﾄ。結構甘い！

　　

夜　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」B定食（ﾆｼﾝﾏｽﾀｰﾄﾞ漬けと烏賊のﾏﾘﾈ　ｻﾗﾀﾞ添え、ﾋﾞｰﾌｼﾁｭｰ、ﾗｲｽ、赤肉

ﾒﾛﾝ、ｶﾓﾐｰﾙﾃｨ）2090円、麦焼酎ﾎﾞﾄﾙ3300円

　　

　ﾋﾞｰﾌｼﾁｭｰはご飯にも焼酎にもよく合う

昨年のMLBのﾜｰﾙﾄﾞｼﾘｰｽﾞ7連戦は、ｱ･ﾘｰｸﾞ王者のﾔﾝｷｰｽとﾅ･ﾘｰｸﾞを制したﾄﾞｼﾞｬｰｽの戦いだった。先

ずはﾄﾞｼﾞｬｰｽ本拠地ﾛｽのﾄﾞｼﾞｬｰｽﾀｼﾞｱﾑ3連戦は、6対3、4対2、4対2とﾄﾞｼﾞｬｰｽの3連勝だった。

誰もが予想もしない一方的な展開にみな驚いたものだが、3勝0敗のままﾆｭｰﾖｰｸのﾔﾝｷｰｽﾀｼﾞｱﾑに戦

いの地を移す。4戦目こそ、ﾔﾝｷｰｽが11対4と危なげなく勝ったが、それもここまで。5戦目は再び

7対6でﾄﾞｼﾞｬｰｽが勝利し、敵地ﾆｭｰﾖｰｸでﾄﾞｼﾞｬｰｽがﾁｬﾝﾋﾟｵﾝになった。その顔合わせが再現するとい

うのでﾄﾞｼﾞｬｰｽﾀｼﾞｱﾑには、ｼﾞｰﾀｰなどﾔﾝｷｰｽの大物OBなどがﾄﾞｼﾞｬｰｽﾀｼﾞｱﾑに集結し大いに盛り上がっ

ていた。然るに試合が始まってみると、ﾄﾞｼﾞｬｰｽの打撃練習かと思うような大味の展開で、取りも取

ったりﾔﾝｷｰｽから18点も奪ったのだよ。ﾔﾝｷｰｽのｷｬﾌﾟﾃﾝ･ｼﾞｬｯｼﾞは20号、21号のｿﾛﾎｰﾑﾗﾝを無表情で

放ったのは流石だったが、ﾔﾝｷｰｽの得点はこの2点だけだった。こうゆう試合をすると決まって次の

試合は貧打になって負けるのよね。今のところ、ﾅ･ﾘｰｸﾞの本塁打首位は大谷翔平、最多打点は鈴木

誠也、防御率1位は千賀、2位は山本である。最終的にはどうなるかわからないが、日本人選手が

良い成績って嬉しい。昨日の朝ｶﾞﾝﾂｳから送ったｷｬﾘｰｹｰｽが届いたのは午後4時だった。早速開けて

洗濯を開始、ついでに荷物を片付けながら明後日からの旅の準備も。夕食前に洗濯ﾓﾉも乾いたので

荷作り完了。明日朝宅配便に出そう。私のｷｬﾘｰｹｰｽは働き詰めで、ﾛｸに家で休めない。可哀そうに。

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【今週の振り返り】

両親が亡くなって40年以上が経過しているし、2人の兄のひとりも亡くなって6月11日で3年に

なる。5人で暮らしていたのは、もうずいぶん昔のことになってしまった。私は戦後のﾍﾞﾋﾞｰﾌﾞｰﾏｰ

の生まれだから、時代的には敗戦のｼｮｯｸから立ち直り、日本が復興に向けて歩み出した頃だ。新潟

県の山奥にある父の赴任地で生まれたから食べるものにはそれほど苦労しなかったが、社会全体が

「生きる」ことに懸命で、趣味の世界などの楽しみなどはそもそも考えるゆとりが無かった。朝か

ら働いて汗まみれのｶﾗﾀﾞは、自宅に風呂が無ければ銭湯などで洗い流す。夕食が終われば、家族揃

ってよく聞こえない鉱石ﾗｼﾞｵに耳をそばだてて、花菱ｱﾁｬｺの「お父さんはおひとよし」を聴いて大

笑い。それで十分幸せを感じる。子供達もおもちゃなどなくても、棒切れ振り回しながら野山を走

り回り、川で泳いでいれば十分楽しかった。だから、真っ黒に日焼けした少女は、将来自分が「人

生を愉しむ旅三昧の日々」を過ごすことになるなんて微塵も想像出来なかった。

それでも子供の頃、何回かは汽車に乗ったことがある。多くは夏に同じ新潟県の母方の実家に行っ

た。高齢で腰が曲がった祖母が歓待してくれた。磐越西線の最寄り駅から新潟近くの新津で信越本

線に乗り換えて東三条駅で下車。更に当時は未だあった弥彦線の終点越後長沢まで乗るのだが、そ

の後、不要不急の路線ということで東三条―越後長沢間は廃線となってしまった。それに伴って東

三条からもう一方の終点であった弥彦までを弥彦東線と呼ぶようになったのだったか。国鉄時代ｸﾞ

ﾘｰﾝ車が誕生する1969年まで、列車は1等車、2等車、3等車に区分されていた。父は機嫌が良い

時、2等車の切符を買って家族を座らせた。家族ｻｰﾋﾞｽするなら1等車でよくない！2等車なんて中

途半端だよ〜とあの頃の父に言いたい。母の田舎に行った以外では日帰りだが、福島県の磐越西線

のどこかの駅まで行き、阿賀野川（たぶん）にかかる橋の上から川に泳ぐ魚を眺めた記憶はあるの

だが、どこの駅だったか覚えていない。冬は雪深いし、沿線には郡山、会津若松それにﾗｰﾒﾝで知ら

れる喜多方などはあるものの地味なﾛｰｶﾙ線の磐越西線。しかし、4月から9月の間の週末には会津

若松駅と新津駅間を森と水とﾛﾏﾝの鉄道「SLばんえつ物語」が走るのだよ。石炭を燃やして走るSL。

もう26年前になってしまったが、私も磐越西線の「SLばんえつ物語」に乗って故郷を懐かしんだ。

ご興味がある方は是非！

長野県の大町に引っ越してからも家族での旅には行ったことは無い。父は仕事での出張以外、旅は

一度も行ったことが無かったと思う。海外も仕事で韓国に一度行っただけだ。まぁ、明治生まれの

人だからそんなものかもしれない。余談だが、父が出張で留守をする、とわかると私達兄妹3人は、

わぁ〜い！と万歳しながら家の中を走り回って喜んだ。子供たちのあけっぴろげな喜びように、ｶﾀ

ﾁだけは「ｺﾗッ！」と叱る真似をしていたが、その母が１番嬉しい（ｾﾞｯﾀｲ1番）のだった。「いつ

までいないの？3晩？４晩？」と母に聞き、父のいない夕食のﾒﾆｭｰを大騒ぎで検討するのだ。1日目

はｶﾚｰでしょ、次にｵﾑﾚﾂでしょ（母が作るｵﾑﾚﾂは卵2個をふわふわに焼き、炒めておいた挽肉と玉

葱を焼いた卵の真ん中に載せてからﾊﾟﾀﾝと半分に折りたたむ）、ﾎﾟﾃﾄｻﾗﾀﾞも食べたい〜！「そんな胸

ﾔｹするようなものよく食えるなぁ」なんて普段父のｲﾔﾐを聞きながら小さくなって食べる好物を堂々

と食べられる。そりゃ嬉しいわさ。3泊でも4泊でも、父がいない日はｱｯという間に過ぎてしまっ

たのだが。母こそ殆ど旅したことが無い人だ。隣家に住んでいた親しいH本さん一家が大阪に移転

して数年経った頃、是非関西に遊びに来てと乞われ、思い切って1週間大阪に行ったのが人生で唯

一の一人旅だ。新大阪まで迎えに来て貰ったから新幹線に乗っている間だけだけどね。温泉旅行も

1回だけ。私が入社後4年目に4週間の休暇を与えられた時、母と一緒に日光の温泉旅館に1泊し

た。たいして楽しくもなかった筈なのに、「娘のお陰で命の洗濯をさせて貰いました」なんて何年

も周囲に言っていて、その都度私は腹を立てていた。

上の兄は一言で言えば「本の虫」で相当な変わり者だった。（3年前に亡くなった時、その兄のこ

とを書いたのでご興味のある方は2022年6月2週と3週のふりかえりをお読みください）そのう

ち読むだけでなく、書くことにも執念を燃やし始めた。しかも時代小説を。長い時間をかけて書

き上げた時代小説を自費出版し、私も1冊貰った。随分前に。読もう、読もうと思ってはいるの

だが、5，6ﾍﾟｰｼﾞ読んだところで眠ってしまったことが数回あって、未だにどんなｽﾄｰﾘｰなのかわ

からない。作品を書き上げるため必要な場所にこまめに出かけては、登場人物が登ったであろう

山に行き、図書館や役場に赴いて調べ物をしたり、地形を調べたり・・かどうかは読んでいない

ので詳しくはわからないけど、年中国内を旅していた。私と違って物見遊山ではない旅をしてい

た長兄。そんな兄と1度だけ軽井沢のﾎﾃﾙでﾊﾞｯﾀﾘ会ったことがある。まぁ私が会員になっている

ﾘｿﾞｰﾄﾎﾃﾙで、兄にも毎年利用券をたくさん渡していたからそれほど驚くこともなかったが。そう

無い機会だからとその夜は一緒に夕食を摂った。3日前から埼玉県や群馬県を旅して（たしか）

その日の午後軽井沢に入ったと言っていた。埼玉や群馬の用件は聞いてもよくわからないそうだ

ったので聞かなかった。その翌年だから2019年の秋、関西地方の取材の帰りだと私の京都のﾏﾝｼ

ｮﾝに泊まりに来たことがある。もうどこで何の取材をしたのかなんてことは聞かないことにして

いた。夜は京都板前割烹の店で美味しいﾓﾉを食べ、朝食の後にはほぼ同じ時期に作家久世光彦さ

んの「一九三四年冬―乱歩」を読んでいることがわかって盛り上がった。私が1番好きな久世さ

んの作品は「蕭蕭館日録」だと言うと「今すぐにでも読みたい！」なんて言うので、Amazonで

購入して送ることになったのだった。「じゃ、その本待っている」と嬉しそうに京都駅に向かった

が、それが長兄に会った最後になった。旅と久世光彦が長兄と私の共通趣味だった。ｱｯ！理数系

と運動が苦手ってのも共通点だったわ。

次兄は出不精の人である。小さい頃から動物の面倒を見ることにかけては表彰したい程ﾏﾒである。

ｾｷｾｲｲﾝｺとか十数羽のｼﾞｭｳｼﾏﾂとか怪我して飛べなかった文鳥とかたくさんの小鳥の世話をした。

毎日早起きして鳥かごの床を掃除し、新しい新聞紙を敷き、水飲み器を洗い、餌を与え・・金魚

の世話をするにも遠い川の水を汲みに行って水換えしていた。驚く程丁寧な世話ぶりだった。そ

の後はずっと犬を飼ってその世話も続いている。然るに他のことは面倒がってやらない。旅もﾒﾝﾄﾞ

ｸｻｲらしい。大学生時代、1回だけ大きなﾘｭｯｸを背負って北海道を長旅した。当時そんな学生のこ

とを「ｶﾆ族」と呼んだ。新聞社に勤務している頃、ﾆｭｰﾖｰｸに1年転勤になった体験があるから、海

外にも気軽に行くのかと思ったのに、それがｻｯﾊﾟﾘで。長女のｶｵﾙがﾊﾟﾘに留学している時、夫婦でﾌ

ﾗﾝｽ旅行に出かけたのがその後唯一の海外旅である。国内だって毎春高校時代の友人達と花見宴会を

するために松本に行く以外は、次女夫婦が住む札幌に1回、長女夫婦が今は住む仙台に1度ずつ行

っただけ。そんな出たがらない兄をﾑﾘﾔﾘ引き摺り出すのは妹の役割だ。ｽｽｷが見ごろの頃には夫婦を

箱根に誘い、夏には軽井沢へ、昨年6月は山形県赤湯温泉に誘った。そして今週は3人でｶﾞﾝﾂｳに乗

った。兄と私の共通点は食いしん坊であること。私がｶﾞﾝﾂｳでこんなものを食べたと写真で報告する

度に「いいなぁ〜」「美味しそうだなぁ〜」と返信されちゃあね。じゃ、一緒に乗る？ってことにな

るじゃないですか。ｶﾞﾝﾂｳに乗り込んで張り切った兄は食過ぎと飲み過ぎ（たぶん）でお腹を壊して、

貴重な朝食を1回ﾊﾟｽせねばならなくなった。でも、兄嫁のH江さんと兄と私の3人でﾒｯｺﾘ過ごし、

美味しく楽しいｶﾞﾝﾂｳ3泊4日の旅だった。

　　　　　　　　　　　　　　ﾎﾞｸはﾋｶﾙちゃんとお留守番したよ

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