パクパク日記13年1月5週 

            珍しく1週間ずっと東京にいて、毎日ご馳走を食べていた・・・

      「小笹」の煮穴子 「大原」の八寸

1月 28日(月) 晴れ

朝 無し

先週の木曜日から夜中にシコシコ続けて来た寒中見舞いのコメント書き(+切手貼り)の内職(!)も終

盤となった。何せ寒中見舞いだから例え暦上でも立春以降に到着してはカッコ悪い。今年は3日節分、

4日立春だから、どんなに遅くとも2月1日までに投函しないとね。私の寒中見舞いは、その年年賀状を

頂いた人にだけ出すことにしている。年々貰う年賀状も少なくなっているが、それでも600枚はあるな。

昼 四谷三丁目 「サイゼリア」 ベジタブルセット(コーンスープ・サイドサラダ) 280円、ほうれん草の

ソティ 189円、牛挽肉のチーズカツレツ 499円、ドリンクバー 180円  @1148円

    

久し振りにランチは「サイゼリア」で。手軽な食堂で便利だが、子連れ集団に会うと何人もの子供が大

騒ぎしていたり、若い女性達のカン高い笑い声が響いたりで、なかなかにタイヘンでもある。1月は忙し

くて税理士のK村さんと打ち合わせをする時間を取れなかった。午後2ヶ月分の伝票・領収書等をまと

め、ついでに昨年の確定申告の必要書類を揃える。4時半K村税理士氏来社(来宅か)。「今年も確定

申告1番でしょ?」「う〜ん、実はオフクロから先日書類を全部渡されたので2番です・・・」、「・・・だ、だ

けどお母さんは顧客じゃないでしょ。だから私が一番!」。こんなことでも1番になりたがる夢子である。

夜−1 荒木町 「和食 こんどう」 (2人で) (お通し、蟹とアボガドサラダ 1100円、アオリイカと本マ

グロ刺身、大山地鶏の竜田揚げ 800円、飛騨牛八丁煮込み 1200円、天然とらふぐ焼き 1800

円、鴨ロース(サービス)、稲庭うどん)、ビール 650円×2杯、焼酎ロック 3杯 @9000円

  

  

  

続いてA先生が来てくれた。新しく買ったパソコンは、もう1台のディスプレイを修理に出しているので

戦力化するのは後回しにして、長く使って来たナナちゃんとお別れする準備。そのひとつがホームペー

ジのアップ方法を従来のものから変更すること。今日はその練習をした。えー!こんなメンドウそうなこ

と一人じゃ出来ないよ!慣れれば出来る?そうかなぁ。じゃ今夜はここまでにして食事に行きましょう。

A先生は初めての「こんどう」。今晩は2人だから、品数を多く頼めて嬉しい。刺身とふぐの焼き物など

初めて注文してみた。「ね?この店の料理美味しいでしょ?」。2人でマンプクになるまで食べちゃった。

夜―2 舟町「ワインバー 義乃庵」 赤ワイン

マンプクではあるが1杯飲みたい。月曜日は洒落たバーは2軒ともお休み。ということでワインバーへ。

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1月 29日(火) 晴れ

 アーモンド、低糖ヨーグルト

昼 荒木町 「アンシャンテ」 ハンバーグランチ(野菜ポタージュスープ、茹で野菜、ハンバーグステー

キ、ご飯、飲み物で1100円であった。

  

午前中近所のM医院に行く。血圧は120−90。良し!薬を貰ってから「アンシャンテ」でランチ。店に

入るなり異常な熱気が。どうゆうグループかわからないが14,5人のおばさま方が賑やかな昼食会を

やっていらした。千円でもここのランチなら十分昼食会が出来る。私はこの店のランチでハンバーグ以

外のものを食べたのはほんの数回。それほどにここのハンバーグが好き。食後は一旦帰宅して薬を置

き、銀座まで買い物に行く。今晩お招きいただいているのでお礼の手土産買いに「たちばな」まで行く。

夜 渋谷松涛 「小笹」 お任せ(淡路島の鯛、鯛皮の焼き物、自家製カラスミ、さよりと赤貝ひも、鉄火

巻、生ウニの蒸しモノ、椎茸の煮付け、ミル貝の炙り、煮立て穴子、お椀、(私だけ握りの代わり

に)赤身・中トロ・イカ・鯛、握り:大トロ、コハダ、白焼き穴子、穴子2貫、ビール、麦焼酎「兼八」ロッ

クダブル 5杯(ご馳走になりました!!)

  

  

  

  

今日は年に一度渋谷松涛の高級鮨屋「小笹」にお招き頂く日だ。これまで何度も何度も来ている店な

のに、一度も迷わずに来たのは1,2回。今日もお約束のように迷って店に電話をする。「あのぉ、近く

まで来ているんですけど、お宅が消えちゃって」。お店の若い女性が迎えに来てくれた。それほどこの

店はわかりずらい場所で隠れている。お招き下さったO田さんにご挨拶。かつてお世話になった会社

の創業者だが、お幾つになられても頬は赤ちゃんのようなピンク色だ。会長のFちゃん、ミホちゃん、今

夜はよろしくね。店主のシゲちゃんの料理は美味しいだけでなく美しい。それにしても鉄火巻の旨さは

ただごとではない。たっぷり盛られた煮立ての穴子!ほろほろと口の中で溶けてゆく。やがて握りの部

となり、皆さんは美味しそうに握りをパクつかれるが、私だけには赤身・中トロ・イカ・鯛の具だけ皿に盛

られて。酢飯制限者だからね。でも、最後に大トロとコハダと穴子は私にも!穴子の旨さに泣いた!!

主張するミホ、笑って見守るFちゃん、穴子の旨さに泣き崩れる(ウソ)夢子。O田さんご馳走様でした!

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1月 30日(水) 晴れ ポカポカ陽気

朝 アーモンド

昼 表参道ヒルズ 「洋食MIYASHITA 壺入りアツアツハンバーグランチ(カップスープ、ライス付き) 

     1800円、持参のふすまパン、エスプレッソ 400

  

表参道にある伊藤病院。全国にその名を知られる甲状腺の専門病院である。既にこの日記でこの病

院のことは何度も触れているので今回は割愛するが、久々に行ってみて、やっぱり感心しきりである。

11時過ぎ病院に到着し、受付番号は600番台半ば。着いて20分後には血液検査を終えていた。「1

時間半位自由に」と言われたのでランチに出かける。ポカポカ陽気の表参道には黄色のチューリップ

が満開。すぐ近くの表参道ヒルズ「洋食MIYASHITA」へ。メニューには、オムライスとかハヤシライス

とかビーフデアカツとか美味しそうな洋食メニューがズラり。壺入りハンバーグランチを注文したが、ハ

ンバーグもデミグラスソースも実に旨い。次はファオグラメンチカツサンド(2200円)を是非食べてみた

い!病院に戻って暫し待ち、超音波検査。検査を終えて診察室フロアに行き、「確認クン」に診察カード

を入れる。第4診察室4番目」と出た。早い!そして診察。女医さんだ。「血液検査の結果3つの数値で

1つだけちょっと高いけど問題ありませんね。超音波検査もこの数年変化無いですね。これなら年に1

度の検査で大丈夫かな。来年1月また来て下さい」。キャホーッ。甲状腺癌の疑いは今回も無問題だ。

夜―1 荒木町 「鈴なり」 6500円のお任せコース(ハマグリとウニの蕪蒸し、八寸:ふきのうとタラの

芽の天ぷら・鯖鮨・うるい・なまこ・天豆・このわた・セリ胡麻和え、ウニと蟹の玉地蒸し、お造り:ぶ

り・墨イカ・本まぐろ・平目、甘鯛と筍、鴨団子とげんすけ大根、親子(鮭といくら)炊き込みご飯、漬

物、味噌汁、安穏豆腐と黒豆、山梨の白苺)、生ビール2杯、麦焼酎 @9千円

  

  

  

患者で溢れる病院で、11時過ぎに到着し、昼食も済ませて、2時過ぎには診察を終えた。しかも結果は

上々。帰路につく足取りも軽かった。夜は「鈴なり」で待ち合わせ。S木Bちゃんに今年夏の宿を予約し

て貰ったのでお礼宴会だ。Sブーも来た。R子も来た。先ずは私がイタリアから買って来たお土産を皆さ

んに。白トリフ塩と白トリフオリーブオイルなんて珍しいでしょ?この時初めて話が出たのだが、S木Bち

ゃんのご子息は料理の道に進むべく調理師学校に行かれているのだとか。彼は日本料理志望らしい

がこの調味料で料理を作らせてみようなんて話になった。Bちゃんの好きな蕎麦の話やカタカナ会社時

代の話などが続く。最近「鈴なり」ご主人村田さんのマイブームは蕪蒸しだそうで。料理相変らず旨し。

夜―2 舟町 「TWENTY GROUND ジントニック(Bちゃんにご馳走になりました)

  

話は尽きなかったので続きは「TWENTY GROUND」で。ここはBちゃんがご馳走してくれるそうだ。

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1月 31日(木) 晴れ 今日も暖かい

 アーモンド

昼 四谷三丁目 「kokocara」 選べるランチ(鯖の中華風味噌煮、野菜小皿3品、味噌汁、玄米ひと

くち、コーヒーゼリー、コーヒー) 900円、持参のふすまパン 

  

今日もうららかに晴れた冬の日。気持ちが良いから近所をブラブラ歩いた。そうだ、このヘンに野菜を

主体にしたご飯屋さんがあったな。「kokocara」は2回目。1階に「小諸そば」が入っている小さな雑居

ビルの2階にあって、看板には「ごはんとおやつとおつまみと」とある。お惣菜もメインもご飯の種類もデ

ザートもどれも選ぶことが出来る。家庭的な惣菜があるから一人者には便利で有り難い店だと思うよ。

夜 恵比寿 「賛否両論」 8400円のコース(あん肝と海老と白菜の甘酢煮、ふぐ中骨の唐揚げ、蟹の

真丈と雲子の椀、お造り:〆鯖・金目鯛・鯛、春菊とふぐのサラダ仕立て、寒ブリのみかん焼きと豚

角煮のりんごソース、茶碗蒸し 帆立貝とコーンと蕪の摺り流しがけ、食事:焼き大根と鶏そぼろの

炊き込みご飯・赤出汁・漬物、デザート:とり将プリン、柚子シャーベット、杏仁豆腐)、生黒ラベル 

900円×3杯、白ワイン:シャルドネ 4500円、赤ワイン:コートデュローヌ 4500円(3人で) 

@1万4500円

午後はパクパク日記12週を完成させてアップした。ギリギリまでやっていたから当初電車で行く予

定だったが、タクシーに飛び乗る。3ヶ月前にA先生とマキコが大苦労して予約を取ってくれた「賛否両

論」。テレビでもお馴染みの笠原将弘シェフの店だ。恵比寿から徒歩7,8分という微妙な位置にあるが

迷わず到着出来た。7時半に予約した個室に通される。カウンターには笠原シェフの顔も見える。程な

くしてA先生とマキコ、そしてSブーの「イケナイ会」会員全員が顔を揃えた。8400円のコースはあん肝

と海老と白菜の甘酢煮でスタート。なかなか良い味だ。次はふぐ中骨の唐揚げ。これも旨いがちょっと

量が多過ぎないか。コースが進むに従い食の細いマキコはSブーに料理に分ける回数が増えて行く。

Sブーは決して断らない。エライ!酒飲み3人ビールの後は、白と赤ワインボトルを飲んでいる。変わり

茶碗蒸しはオリジナリティ溢れて良い料理だ。デザートは5〜6種ある中からいくつでも選べる。シェフ

の父君が経営していた武蔵小山の焼き鳥屋「とり将」時代のプリンも健在。ここのコースはちょっと量が

多過ぎるかしらね、と言いながら3種類も注文してしまったぞ。Sブーは当然全種類制覇!売れっ子シ

ェフはコース半ばを過ぎた頃、地方ロケとかで店から消えた。マンプク過ぎて2次会は行かないことに。

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2月 1日(金) 晴れ

朝 無し

昼 代々木 「火の山」 小ちゃんぽん 680円、野菜倍盛り+150円

  

午前中代々木の整体。整体に行く前「火の山」の前を通りかかり「野菜倍盛りちゃんぽん」の看板文字

が目に入ると、途端に私の頭は野菜倍盛りちゃんぽんで一杯になる。治療を受けている間も、山のよう

に聳える野菜が目にちらついて。こうなると、どんなことがあっても野菜倍盛りちゃんぽんを食べないわ

けには行かない。で、食べる。小ちゃんぽんの麺は半分以上残すが野菜とスープは飲み干す。満足。

夜―1 勝どき 「やまに」 (4人で)刺身盛り合わせ、生ウニ、鱈の白子焼き、ねぎま鍋、雑炊、漬物、

生ビールジョッキ 2杯、麦焼酎 (ご馳走になりました!)

  

  

  

カタカナ会社時代、大手町のビルに数年勘いたことがある。その頃やっていた宴会は、しばしば勝どき

橋の「やまに食堂」で開かれた。2階建てのしもた屋が並ぶ一角にある大衆的な飲み屋。2階の座敷で

よく囲んだのはねぎま鍋だった。いつの頃だったかその界隈が再開発されることとなり、「やまに食堂」

も取り壊されたと聞いた。以来「やまに食堂」の記憶は薄れていたのだが、Y原クンからの遅い新年会

の会場に指定されたのは「やまに」。「食堂」の二文字が取れて「やまに」となり、再開発された「勝どき

サンスクェア」の地下1階に入ってそうだ。乗ったタクシーが渋滞に巻き込まれているうちに到着はビリ

になった。Y原君もSイチローも大S子さんも既に坐っていた。遅刻はしなかったが「遅くなってゴメン」。

2月1日でも一応新年会だから「あけおめ、ことよろ」。どうしてこのメンツ?という顔ぶれではあるが、飲

み始めればいくらでも話題はある。久し振りのねぎま鍋。昔はもっと美味しいと思ったけど。でも温まる

なぁ。隣席の中年男女は「この店の白子鍋が忘れられなくて」と鍋をつついた。ノスタルジーの店だね。

夜―2 荒木町 「よつやこくている」3人で) ポテトサラダ、ミックスピッツァ、厚揚げ、麦焼酎

そんなつもりではなかったが、「やまに」はY原クンにご馳走になってしまった。長く社長をやっている人

にいつまでも「クン」呼ばわりも無いと思うが、今さら「Y原さん」じゃ恥かしいし。彼は猫の世話があるか

ら帰宅すると別れた。3人はタクシーで荒木町へ。ここでポテサラだのピッツァだのつまんで飲み直す。

隣のボックスにいるおっさんの大きなダミ声がイヤだよSイチローが騒ぐので店を変えることになった。

夜―3 荒木町 「BAR NOTTE ドラフトビール、赤ワイン 2杯(Sイチローにご馳走になった)

  

金曜日なのにナゼか「TWENTY GROUND」はお休みだった。では「BAR NOTTE」へ。先ずは「こ

こはあなたがご馳走しなさいね」とSイチローに強要。午後6時から飲み始めて既に3軒目なので、口の

中をさっぱりさせたい。3人全員で生ビールで乾杯!「いいなぁ、荒木町は。いっぱい良い店があって」

とSイチロー。彼だって人気の高い谷根千界隈に住んでいるのだが。「そんなに羨ましいのなら引っ越

してくればいいじゃない」。それは私がいるからイヤなんだと。勝手にせいや。じゃ赤ワインくださいね。

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2月 2日(土) 晴れ 19度!4月の気温!      夜北海道で震度5強の地震

朝 アーモンド

昼 六本木・東京ミッドタウン 「スギモト」 黒毛和牛のハンバーグ 1050円、お替りサラダ+100円、

持参のふすまパン

  

午前中乃木坂のプラズマ治療院。子供の頃からずっと「胃強腸弱」だった。その私がここ暫く胃に不快

感を覚えることが度々あった。オカシイなぁ、そんなことついぞ無かったのに。そのことをO本先生に伝

えて診て貰うと胃は全く悪くないと言う。胃の不快感と感じるのは実は脊椎の骨の一部が炎症を起こし

ているからだと。そんなことでプラズマパットを背中に当てるよう指示された。そんなことがあるのだね。

東京ミッドタウンの飲食店の大幅入れ替えで、お気に入りのカレー店「デリー」も暫くお休み。肉の「スギ

モト」に行った。野菜たくさん食べようかとお替りサラダを注文したら半分以上はポテサラだった。後悔。

夜 荒木町 「大原」 1万2千円のコース(公魚と菜の花の煮びたし、お造り:平目・はた・かんぱち、鯛

と近江蕪の吸い物、節分の八寸:煎り大豆・なまことこのこ・鰯・柿膾・数の子・白和え、まなカツオ

の漬け焼き 酢ばすと紅白ちょろぎ添え、海老芋と鴨とほうれん草の治部煮、ふぐ白子の焼き物、

とこぶしと平貝とぬた、食事:白飯・漬物・阿波麩とセリの白味噌、新海苔佃煮、手作り和菓子と抹

茶)、エビス生中グラス 2杯、麦焼酎「自然麦」 ロック3杯 @@1万8018円

  

  

  

  

「やくみや」の真向かいに、昨年6月新しい店が出来た。懐石料理の「大原」である。目白にあった茶懐

石の「和幸」で修業された大原誠氏がやはり料理人だった夫人裕子さんとオープンさせた小さな店だ。

これまで2度予約を試みたが取れず、昨年暮に今日の予約が取れた。そんなことしていいるうちに、ミ

シュランの星を1つ獲得してしまった「大原」。開店数ヶ月後での快挙である。調理場に面した4席のカ

ウンター席とテーブル席が2つ。私はカウンター席に1人でゆったりと座る。生ビール中をお願いしたが

グラスなのですぐ飲んでしまう。1万2千円のコースを頂いた。奇を衒わないオーソドックスな料理であ

るが、お造り用の調整された醤油や焼き魚に添えられた紅白に味付けられたちょろぎに至るまで細か

いところまで手をかけられた丁寧な料理に感心してしまう。美味しく食べながら「端正」という言葉が浮

かんで来た。大原氏30代半ばの若さだが、名が体を現すように朴訥とも言える誠実な人柄であった。

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2月 3日(日) 今日は節分 晴れ 寒さ戻る   市川團十郎丈死去

朝 家食 「あまおう」苺と白苺、低糖ヨーグルト、アーモンド

朝食は一昨日大S子から貰った苺が冷蔵庫にあることを忘れていて慌てて食べた。最近話題の白苺。

ほんのり赤いだけで白いクセに十分甘くて不思議。明日出発日だから、午後にはスーツケースを託送

会社が取りに来る。旅行前の恒例ふすまパンの水分を抜くためのパン焼き&真空パック作業に没頭。

昼 家食 パストラミサンド、「リーガロイヤルホテル」のコーンスープ、りんご

  

明日からの旅先は南半球だから今は真夏だ。去年12月前半ヴェトナムに行って以来の夏モノを揃え

て荷造りをした。それが終わったら、パクパク日記の作成。何がナンデも明日出発するまでには13

週をアップして行かなくちゃ。1月の海外旅に行かせとかないと2月の旅に行けない。だから昼家食だ。

遅い夜 荒木町 「やくみや」 お通し:大豆サラダ、トマトと塩こうじのマリネ 500円、ピータンと冷奴 

      600円、白子のネギ醤油焼き 800円、茶椀蒸し湯葉餡かけ 700円、牡蠣フライ、温麺 600円、

      生ビール 2杯、麦焼酎 1,5合 @7000円

  

  

パクパク作成し終わったので遅くなったが「やくみや」に行く。例の白トリフ塩をお土産に1つ差し上げ、

白子のネギ醤油焼きにパラリとかけて貰った。たったこれだけでトリフの香りがふわ〜。強烈だね。牡

蠣フライや茶碗蒸しや煮麺と好きなものを食べて十分に温まった。「やくみや」から帰って、明日朝やる

つもりだったパクパク日記のアップ作業に取り掛かった。先日からやり方を新しくした上、少々酔ってい

るから失敗続きで。おかしいなぁと手間取っているうちに臨時ニュースが流れた。市川團十郎死去・・・。 

                     _______________                                                

【今週の振り返り】

2月3日から4日に変わった深夜、十二代市川團十郎の死去のニュースを見て私は固まってしまった。

中村勘三郎を失ってから未だ2ヶ月も経っていないじゃないか。新しい歌舞伎座の柿葺落とし公演を目

前にして、市川宗家を失うとは!先頃発表された歌舞伎座新開場の「柿葺落四月大歌舞伎」のトップを

飾る演目は「壽祝歌舞伎華彩 鶴壽千歳」で、最長老の藤十郎、染五郎、魁春と共に團十郎は舞台を

飾る予定であった。市川宗家として、新しい劇場の舞台を「いの一番」に踏むのは当然のことだ。その

新開場まで2ヶ月を切った2月3日、團十郎は逝ってしまった。2番目の演目は勘三郎に捧げる「お祭

り」が上演される予定である。勘三郎と團十郎といえば、歌舞伎界の最重鎮の二人だ。その二人を共

に失うことは歌舞伎界にとっての損失は測り知れない。

勘三郎も團十郎も新しい歌舞伎座の舞台に立つことを楽しみに、それを励みに病と闘っていたと聞く。

同じく新しい歌舞伎座で演じたいと願っていた役者には富十郎もいた。芝翫もlいた。雀右衛門もいた。

願い叶わずお三方とも亡くなられたが、皆さん80代の高齢であったから致し方無しとして、まさに歌舞

伎役者として脂が乗り切った57歳の勘三郎、67歳の團十郎は諦め切れないのではないか。これだけ

の犠牲というか人柱を差し出しての歌舞伎座。素晴らしい劇場になって貰わねば、承知しないから!4

月の公演のチケット売り出しは来週から始まる。

東京にずっといる1週間など私には一年にそうそう無い。今週はそんな珍しい1週間だった。その1週

間はイベント続きであり、ご馳走続きだった。某一部上場会社ファウンダーとの会食会、お礼の会宴会、

イケナイ会例会、2月の新年会・・・。こんなに毎晩ご馳走食べていていいのか!と自分でもちょっと気

恥ずかしいほど食べた。今週は、渋谷松涛の鮨の名店「小笹」や予約が取れない恵比寿の「賛否両

論」、下町の粋な勝どきの「やまに」にも行ったが、他の4日は近所の荒木町界隈だ。

荒木町は杉大門通りと柳新道通りと車力門通りの3つの通りが中心のゴチャゴチャした小さな町だが、

百数十軒(たぶん)の飲食店がある。もしかしたら2百軒以上あるかも・・・。そんな小さな荒木町だけで

ミシュランから星を貰った店が5店もあるのだ。日本料理の「よねやま」、穴子専門店の「ます味」、日本

料理の「鈴なり」、京料理の「四谷うえ村」、そして今週初めて行った懐石料理の「大原」の5店。別にミ

シュランの星なんぞ必要も無い美味しい店、ほっこり出来る店、居心地の良い店も他にたくさんあるか

ら、毎日通っても選ぶ店に困らないのが荒木町だ。「涎が垂れるラビリンス」。この町に引っ越して来て

もうすぐ9年になるが、私の選択は間違っていなかった、と日々思う夢子であった。

             喰い過ぎだっつーの!にゃんだよ!

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     *      更新が早過ぎてほとんどの人は 1月 4週  読んでいないでしょ?

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